千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える

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ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2019を住まい選びMAPとして利用する

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2020年のランキングはこちら

住みやすさのポテンシャルは高い!しかし、知られていないから安い!そんなランキング

どうも千日です。マイホームとしてどんな街を選ぶか?絶対に失敗したくないです。一度購入したら、住宅ローンは最長35年。売却するか賃貸にでも出さない限りはずっとそこに住むことになるんです。

なので、家を買うときは自分が土地勘のあるところになりがちです。いままで一度も行ったことが無い街、あまり地名を聞かない街は自然と避けるようになります。

それはそれで悪いことではなく、立地選びで失敗しないためのセオリーでもあるのでしょうが、その反面、本当はすごく住みやすくて良い街なのに「知らない」「行ったことがない」だけで最初の選択肢から外れてしまっているとしたらどうでしょう?

すごく勿体ないです。

ただ、自分が知らないだけ、メジャーではないだけで、そこではちゃんと人々の営みがあり、住めば都の街は、メジャーではないという理由で価格が抑えられているというのも魅力です。

  • 住みやすさのポテンシャルは高い!
  • しかし、知られていないから安い!

こんな街があったら?是非とも検討対象に入れたいですよね。私なら入れたいです。

今日はSBIアルヒ株式会社が国内最大手の住宅ローン専門金融機関として、蓄積したデータを基に住宅専門家が厳選した1都3県の「本当に住みやすい街」TOP10を発表するということで、お招きいただきまして飛行機で行ってきました。

住まい選びの地図

ちょい渋から激渋まで「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2019」TOP10

住みたい街ランキングはよく目にしてきました。高輪とか田園調布とかが上位にくるランキングです。

しかしそれって「でも住めない街ランキング」なんですよね。 そんな絵に描いた餅ランキングではなく、本当に住みやすい街ランキングを出すための選定基準が以下の5つです。

  • ①住環境 :「住むことの快適さ」に影響を及ぼす、インフラ整備や衣食環境などを中心とした周囲の状況は良いか。
  • ②交通利便 :「働く」という視点で、主要駅へのアクセス面や、交通機関の利用面で快適か。
  • ③教育環境 :子どもたちが安全・安心に暮らしていける環境が学校・家庭・地域社会の連携によって構築されているか。
  • ④コストパフォーマンス: 「住まい環境」の充実度に対する、家賃相場や分譲価格相場、物価の相場の割安度。
  • ⑤発展性 :商業・工業・その他インフラ整備や交通面など総合的な視点から、街全体としての利便性において、将来的な「街としての価値の向上」が見込めるか。

つまり、名ではなく、実を取るランキングです。

その土地や不動産に詳しい人が「実はあそこ良い街なんだよね」と高く評価する街のランキングです。

なので普通の人にとっては「ちょっと意外」どころか「え?ナニここ知らない⁉」みたいな街がランクインしているんですよ。

では順に見ていきましょう!

1位:赤羽(JR埼京線)総合評価4.54

いきなり渋いですよね!北区はマスコミ的にはあまり目立たない街ですが、そのおかげで利便性の良さのわりに値段が安いですし、住めばもちろん良いところです。

私も一度ここで飲んだことがありますが、駅前から昔ながらの商店街がすごく活気があって、いい街だなと思いました。

ちょっとクセの強いお店や飲食店の感じは吉祥寺に似た雰囲気もあります。勝手に愛着感。

また、路線図的には南北で品川と線対称に位置していて、どこに行くのにも便利なんですよ。赤羽は去年の3位だったのですが、実際にここ一年でマンションを購入している人が伸びており、1位に躍り出たということだそうです。

アルヒのランキングは、こういう街が一位に来るランキングです。

私も年齢、年収別の住宅ローン最適ランキングというのをやってますけど、それに通じるものがありますね。

2位:南阿佐ヶ谷(東京メトロ丸ノ内線)総合評価4.40

阿佐ヶ谷と言えば、阿佐ヶ谷姉妹の「THE W」での優勝が快挙でした!実は血縁関係は無いらしいですwが、街のランキングは南阿佐ヶ谷です。

赤坂の会場に行くときに乗った丸ノ内線です。交通の利便性は言う事なし。すぐ南には善福寺川緑地が広がっていてウォーキングやちょっとお弁当広げてプチハイキング…みたいなこともできます。

商店街や区役所もあって人を選ばず暮らしやすい街です。

高円寺なんかは再開発で値段が高くなってしまっていますが、古くからの住宅地の落ち着きがあり、利便性も備えている。ほんと「ちょうどいい」街なんですよね。

3位:日暮里(JR山手線)総合評価4.07

山手線ですから、交通利便性は太鼓判です。それでいて、山手線の中では比較的割安感があるのが日暮里です。

最近では繊維通りに外国人旅行者が日本の生地を買いに来ていて活気が出てきているそうで、インバウンドにも余念がありません。

駅前にはタワマンも建っているんですが、山手線の内側に入っていくと下町風情が残る谷中銀座がありまして、お買い物も、街ブラにも最適です。

ゲストのアルコアンドピース平子さんが昔日暮里で警備員のバイトをしていたらしいんですが、迷子を保護してお母さんを探していると、近所の大人が20人くらい出てきて一緒に探してくれたそうです。

人が温かい人情の街なんですよね。

4位:川口(JR東北本線)総合評価4.04

かつて工場街だったのですが、工場が撤退した後に住宅地へと変化してきた経緯の街です。東京まで23分の好アクセスで、街道町としての歴史があるため古くからの商店街もあります。

それに、川口駅西側の約3万㎡の公園も魅力ですね。かつての工場街から住宅街というパターンでは武蔵小杉と酷似していて、ひょっとしたら今後大化けするポテンシャルを秘めている街です。

5位:柏の葉キャンパス(首都圏市都市鉄道つくばエクスプレス)総合評価3.96

駅前にららぽーと柏の葉が出来てすごくきれいになりました。東大、千葉大のキャンパスがあり、平日の昼間も学生で活気のある街です。

こうした街はオシャレなお店も入りやすく今後魅力を増していくでしょう。

6位:勝どき(都営地下鉄大江戸線)総合評価3.95

今年度超高層マンション3棟の建設が着手されて東京五輪後には選手村が5000戸を超える住宅に改修される計画です。

幹線街路環状第2号線の整備が進行しており、今後は都心への道路アクセスも向上します。

7位:南千住(東京メトロ日比谷線)総合評価3.87

白髭西地区市街地再開発事業で環境の整った大規模な居住エリアが完成しています。また、常盤線と日比谷線、つくばエクスプレスの3路線が利用可能です。

日々の暮らしに必要な買い物は、安いお店が多いことで有名な商店街で!家計のお財布にも優しい街です。

8位:千葉ニュータウン(京成電鉄成田スカイアクセス)総合評価3.84

千葉ニュータウンの中心駅です。新築分譲価格の割安感が大きく、ゆとりの大面積の物件が多いです。

計画的な都市づくりを進めているので街路樹がキレイ、住環境も良いです。

9位:小岩(JR総武本線)総合評価3.68

商店街が賑わっていて、安いお店が多いです。一人5000円くらい飲み食いしたかなと思って会計したらエ!2000円!みたいな話に事欠かない街です。

また、都心に近い(東京駅まで20分強)割に分譲価格が抑えられているのも魅力です。

10位:矢向(やこう)(JR南武線)総合評価3.43

唯一ふりがなを付けました。激渋。東京から近い割に一戸建てが割安で購入できるエリアです。

南総武線で川崎、新川崎、武蔵小杉、溝の口といったターミナル駅にアクセス可能です。

シニア編「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2019」TOP3

来るべき高齢化社会に向けて、シニアにとって本当に住みやすい街のランキングを発表されました。子どもの独立を機に住み替えるというニーズもあります。

前述の5つの選定基準で「シニアにとって」という切り口から評価したトップ3がこちらです。

1位:大泉学園(西武池袋線)総合評価4.11

戸建て住宅地として発展してきました。駅前再開発で駅のバリアフリーが進み、複合商業施設、「ゆめりあ」「ゆめりあファンテ」が誕生して活気にあふれています。

池袋に一本で行けますし、秩父などのレジャースポットにも行きやすく、自然豊かな上石神井公園も近くにあります。

2位:神田(JR京浜東北線)総合評価4.04

山手線で東京一駅、中央線、銀座線や丸ノ内線、都営新宿線も利用できるアクセスの良さは鉄板です。 

一方で住む街としてもすっかり定着してます。スーパーも出来てますしいろんなジャンルの老舗の飲食店があるのが魅力ですね。神保町が近くにあり下町の親しみやすさがあります。 

また、病院も多いのがシニアには安心です。

3位:印西牧の原(北総鉄道北総線)総合評価3.91

千葉ニュータウンの一角です。駅のすぐそばから住宅地になっていて、段差がなく整った道、ユニバーサルデザインに優れた街並みです。

平日は駐車場が無料になるのも嬉しいですね。

アルヒの「本当に住みやすい街」TOP10は住んで心地よい、移り住みやすい街のランキングです。なので、見ていて「アレ?」と思うような意外性に溢れているんです。 激渋、ちょい渋を織り交ぜた本当に意味でクリエイティブなランキングでした。

まとめ~理想の家にたどり着くまでの地図

不動産に掘り出し物などありません、全て価格に反映されています。

地域や道路への接面、駅からの距離、広さ、築年数などが代表的な要素ですが、街や最寄り駅の「ブランド」が価格に与える影響はかなり大きいですよね。

もちろんブランドにもお金を払う価値がありますが、それよりも本当の意味での住みやすさを求めるのであれば、ブランド価値が乗らない街に注目すべきでしょう。

不動産の数は星の数ほどあり、検討する条件も合わせると、到底把握できる数を超えてしまいます。しかし自分の年収で買える価格で、自分の価値観から譲れない条件に合う物件となると、それほど数は無いのです。

自分にとって理想の家とは?

その答えは自分の中にしかありません。 そこにたどり着くための地図もコンパスも自分で作って行かなければならないのです。それが唯一の方法であり、また王道でもあるのです。

アルヒの「本当に住みやすい街大賞」はブランドに捉われず理想の家を探す人にとって非常に精度の高い地図を提供するものだと思います。

以上、千日のブログでした。

《あとがき》

…まるで見てきたかのように書いてるけど、オマエ本当に行ってきたのか?

という声が聞こえてきそうですね。マジで行ってきましたよ。こちら証拠写真です。

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左からアルコアンドピース平子さん、酒井さん、1位の北区長花川さん、アルヒの浜田社長、磯山さやかさんです。人の手が映り込んでいますが2列目に座ってたからです。

アルヒは千日のブログでもよくお勧めしていますが、特に来月はフラット35が下がると予想していますのでオススメです。

また、私の著書の方も11月末に第3刷の重版が決定しました!ありがとうございます!

ブログでは、さまざまなエントリーに分散してしまいがちな情報を分かりやすく整理し、よりすぐりのノウハウと考え方をまとめた本です。

まだ読んでおられない方、是非ぜひ、お手にとって頂ければ嬉しいです!

2018年12月12日

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