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日銀のマイナス金利政策の次にやって来る利上げに備える
- 日銀のマイナス金利政策の次にやって来る利上げに備える
シミュレーションに使える!元本別、残年数別の借換え費用の早見表
- 銀行手数料は元の銀行も次の銀行も3万円
- 印紙税は1万円から2万円
- フラット35検査手数料は一律5万円
- 登録免許税は一律0.4%
- 司法書士報酬は一律5万円
- 不要となる住宅ローン保証料は一律2%でマイナス
- 別途料金になる団信保険料は払う前提で計算
借り換え費用を利率に置き換え
十分な低金利に抑えた上で金利変動リスクから解放されます。
シミュレーヨンに使える!変動→固定(フラット35)の借換コストの内訳
- 元の銀行に払う一括返済手数料
- フラット35の取扱銀行に払う新規借入手数料
1.元の銀行に払う一括返済手数料
- 銀行への一括返済手数料 20,000円
- 銀行系列の保証会社への一括返済手数料 10,000円
2.フラット35の取扱銀行に払う新規借入手数料
印紙税
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100万円超500万円以下 2,000円
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500万円超1,000万円以下 10,000円
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1,000万円超5,000万円以下 20,000円
融資手数料
フラット35の取り扱い金融機関で納める融資手数料です。銀行によって異なりますが、だいたい30,000円~50,000円くらいです。
フラット35物件検査手数料
フラット35で融資を受ける場合は、住宅が耐久性などの技術基準に適合するかどうか物件検査を受け、適合していることを証明する適合証明書の交付を受ける必要があります。
目安として、新築住宅(一戸建て)で20,000~30,000円、中古住宅(一戸建て)で40,000~60,000円程度です。
抵当権設定登記費用(登録免許税)
フラット35の取り扱い銀行に対して第一順位の抵当権を設定し登記しなければなりません。元の銀行からの融資の際に設定していた抵当権を抹消し、新たに借り入れる銀行に対する抵当権を設定するんです。
その際に「登録免許税」が必要となります。登記を行う際に登記印紙で法務局に納めることとなります。
-
借入額×0.4%
抵当権設定のための司法書士報酬
住宅ローン保証料
(単位:円)
借入期間 | 経過年数 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 |
---|---|---|---|---|---|---|
保証料総額 | ||||||
5年 | 4,500 | 2,889 | 1,583 | 695 | 170 | 0 |
10年 | 8,544 | 6,747 | 5,201 | 3,887 | 2,790 | 1,895 |
15年 | 11,982 | 10,158 | 8,528 | 7,079 | 5,797 | 4,672 |
20年 | 14,834 | 12,998 | 11,331 | 9,822 | 8,458 | 7,231 |
25年 | 17,254 | 15,411 | 13,724 | 12,181 | 10,772 | 9,487 |
30年 | 19,137 | 17,291 | 15,593 | 14,032 | 12,599 | 11,284 |
35年 | 20,610 | 18,765 | 17,060 | 15,489 | 14,042 | 12,709 |
借入期間 | 経過年数 | 6年 | 7年 | 8年 | 9年 | 10年 |
---|---|---|---|---|---|---|
保証料総額 | ||||||
10年 | 8,544 | 1,168 | 656 | 288 | 73 | 0 |
15年 | 11,982 | 3,692 | 2,848 | 2,131 | 1,531 | 1,040 |
20年 | 14,834 | 6,130 | 5,146 | 4,271 | 3,498 | 2,819 |
25年 | 17,254 | 8,318 | 7,256 | 6,293 | 5,423 | 4,639 |
30年 | 19,137 | 10,078 | 8,975 | 7,966 | 7,045 | 6,205 |
35年 | 20,610 | 11,482 | 10,354 | 9,317 | 8,365 | 7,492 |
借入期間 | 経過年数 | 11年 | 12年 | 13年 | 14年 | 15年 |
---|---|---|---|---|---|---|
保証料総額 | ||||||
15年 | 11,982 | 653 | 361 | 159 | 40 | 0 |
20年 | 14,834 | 2,227 | 1,716 | 1,285 | 923 | 627 |
25年 | 17,254 | 3,935 | 3,306 | 2,746 | 2,250 | 1,814 |
30年 | 19,137 | 5,440 | 4,745 | 4,116 | 3,547 | 3,034 |
35年 | 20,610 | 6,691 | 5,958 | 5,288 | 4,676 | 4,118 |
借入期間 | 経過年数 | 16年 | 17年 | 18年 | 19年 | 20年 |
---|---|---|---|---|---|---|
保証料総額 | ||||||
20年 | 14,834 | 393 | 217 | 96 | 24 | 0 |
25年 | 17,254 | 1,435 | 1,107 | 829 | 596 | 405 |
30年 | 19,137 | 2,574 | 2,162 | 1,796 | 1,472 | 1,187 |
35年 | 20,610 | 3,610 | 3,149 | 2,731 | 2,353 | 2,013 |
借入期間 | 経過年数 | 21年 | 22年 | 23年 | 24年 | 25年 |
---|---|---|---|---|---|---|
保証料総額 | ||||||
25年 | 17,254 | 254 | 140 | 62 | 16 | 0 |
30年 | 19,137 | 939 | 725 | 543 | 390 | 265 |
35年 | 20,610 | 1,707 | 1,434 | 1,191 | 976 | 767 |
借入期間 | 経過年数 | 26年 | 27年 | 28年 | 29年 | 30年 |
---|---|---|---|---|---|---|
保証料総額 | 31年 | 32年 | 33年 | 34年 | 35年 | |
30年 | 19,137 | 166 | 92 | 40 | 10 | 0 |
35年 | 20,610 | 622 | 480 | 350 | 258 | 175 |
110 | 61 | 27 | 7 | 0 |
新制度の団体信用生命保険料
2017年10月1日の申し込みからフラット35の団信が大幅にリニューアルされていて、この制度変更の骨子は2つです。
- 団信保険料は実質値下げ。従来年一回ローン残高の0.358%を払う方式だったが、今後はフラット35の金利に0.28%上乗せとなり毎月の返済と一緒に支払う。
- 住宅ローン残高がゼロ円になる保障の範囲は拡大。従来高度障害と死亡が条件だったが、今後は身体障害(身体障害者福祉法1級or2級)についても保障の範囲に含まれる。
今のフラット35の団信保険料は最初から金利に含まれていますので、別途加入を考える必要はありません。加入しない場合は、そこから0.2%引き下げになるルールになっています。
火災保険料・地震保険料
火災保険については殆どの金融機関で加入が義務化されています。地震保険については任意加入としている金融機関が多いです。借り換えの場合はすでに加入してますから追加の費用としてはカウントしません。
利上げへの2つの対応方法
固定金利に借り換えした方がいい人
- ここまでの話を聞いて『なんだ、それじゃあ固定金利の方が得じゃないか』と思った人
- 収入が景気の影響をあまり受けない人
固定金利に借り換えせず現状維持がいい人
- ここまでの話で『金利が上がったら、そのために備えている貯金で繰り上げ償還すればいい』と思った人
- 収入が景気の影響を大きく受ける人
- 5年ルールとは、金利が変動しても5年は元利均等返済額を変えないというルールです。
- 125%ルールとは、1度に上げる元利均等返済額は125%を上限とするというルールです。
日銀の利上げはいつ?
そこで気になるのが、いつ日銀が政策金利を上げてくるかということです。日銀はいつか上げたいと思っています。これは間違いない。では、いつか?
専門家の間では2018年だという声がありますね。おおむね以下のような根拠であったと思います。
- 1970年代以降、日米欧の中央銀行の政策金利引き上げサイクルは一致している。
- この連動サイクルで、日銀は日米欧の中央銀行で常に最後の利上げである。
- そこへきて2015年12月に米国が中央銀行が利上げに踏み切った。
- これまでの米国の利上げ期間は長くて3年であるため、日本の利上げに向けた猶予期間は長くても2018年まで。
- さらに2018年は安部首相の自民党総裁の任期満了の年であり、
- 黒田日銀総裁の任期満了の年でもある。
2018年というよりは、2018年までにと言った方がしっくり来る感じですね。しかし、1.~4.までは単なるジンクスです。そして5.と6.については、経済情勢とは無関係の任期という期限です。
2018年までというのは、競馬や競輪の予想屋の根拠と大して変わらない根拠かなと千日は思います。
まあ、いつでもいいじゃないですか。
なんて言ったら怒られますかね?政策金利引き上げの時期については、千日のブログではあえて予想しないこととします。
長期金利は今が底だって予想したのに……さては怖気づいたのか?
こんな声が聞こえてきそうですね。
千日としては、ちゃんと筋を通しているつもりです。
長期金利は自然現象、政策金利は文字通り政治
まず、千日が政策金利の利上げ時期を予測しない理由です。
長期金利の動向は、つまり経済の動向です。経済は人間の集団心理が形作る自然現象だというのが千日の考えです。経済の動きは我々一人一人の経済に対する予想や期待、実際の行動が反映されているんです。
人間はおそらく地球上で唯一、全個体が野生動物なんです。それを制御できる人間以外の生き物はいません。所詮はサルなんですが。
つまり、千日もまた経済を動かすサルの一匹なんですよ。千日は、経済という自然現象を動かしているサルの一匹として『長期金利は今が底だ』と発言したわけです。
これに対して、政策金利は政府(日銀)が決めるんです。彼らもサルではあるんですけど、その決定にかかわるのはごくごく一部のサルです。千日はその決定プロセスに1ミリも関与できません。
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デフレの終わりを願う
千日が、長期金利は底であると発言した理由です。
ハッキリ言って住宅ローンの金利が安いというのは、デフレと引き換えではあまりにも割が合わないんです。デフレ経済のもとでは、物価は低位安定、企業は価格競争を激化させます。
安くないと、勝てない。生き残れない。
いろんな無駄を省いた先にあるのは人件費です。若い人が不安定な雇用で過酷な労働を強いられるようになり、心と身体を壊し、中には人生までも壊してしまった人もいる。
こういう社会は、もうやめにしましょうよ。
デフレを脱却させるのは、日銀ではありません。最終的には自然現象である経済を構成している一人ひとりなんです。必要なのは前向きなマインドなんです。
2018年まだまだ利上げには遠い(2017年10月7日追記)
北朝鮮リスクが表面化し、2018年にはミサイルの開発が完成してしまうのではないか?という予測もされています。そんな中で、2017年10月10日公示で衆院解散総選挙がスタートしますが、どちらが勝ったとしても、景気にプラスになるような要素は見えないですね。
- 2016年4月1日にフラット35金利情報を更新しました
- 2016年4月6日に借り換え申し込み件数の増加を更新しました
- 2016年5月2日に金利の情報を更新しました
- 2016年6月1日に金利の情報を更新しました
- 2016年7月1日に金利の情報を更新しました
- 2016年7月30日に金利の情報ほか、全体的に更新しました
- 2016年9月1日に金利の情報を更新しました
- 2016年10月1日に金利の情報を更新しました
- 2016年11月1日に金利の情報を更新しました
- 2016年11月30日に金利の情報を更新しました
- 2017年10月7日にフラット35新団信制度と金利動向について更新しました
以上、千日のブログでした。
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ランキング | 年齢 | |||
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20代 | 30代 | 40代 | 50代以上 | |
新規借入 | 20代800未満 | 30代600未満 | 40代600未満 | 50代1000未満 |
30代600~1200 | 40代600~1200 | 50代1000以上 | ||
20代800以上 | 30代1200以上 | 40代1200以上 | ||
借り換え | 20代借換 | 30代借換 | 40代借換 | 50代借換 |
団信 | 20代団信 | 30代団信 | 40代団信 | 50代団信 |
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