リフォームの相見積もり
どうも千日です。リフォーム工事は既製品ではありませんので、妥当な金額がいくらか?というのはなかなか素人には難しい所です。
インターネットで検索してもなかなか自分のやりたいリフォームにいくらかかるのか、アタリを付けるのは至難の業でしょう。
そこで試してみるのが相見積もりサイトなんですけど、幾つか相見積もりを取っても予算をオーバーしてしまうということはありませんか?
それは相見積もりサイトが工務店から手数料を取ってるからです。
- 消費者にとっては比較出来る価値を提供
- 工務店にとってはお客を見つけてくれる価値を提供
だから、その分だけ上乗せになってしまうのはある意味道理と言えますね。ということは…
相見積もりサイトの仕事の部分を自分でやる
さらに安くなるということです。
ここからお話しするのは千日の周りであった成功例です。
自宅兼店舗の水回り内装リフォーム200万円
ある日千日が相談を受けたのは、知人の自宅兼店舗の内装リフォームでした。1階を飲食店の店舗にしていて、2階が事務所、住居は3階という間取りです。
2階の事務所にシャワー室と仮眠室を作りたいというのですが、どうも予算で折り合わないという、相談というか愚痴みたいな話から始まりました。
千日『で、見積もりは幾らなん?』
知人『なんと2百万やで⁉︎「ソレは高いわ」て言うたら「材料で安物使うと下の店舗に水漏れするかもしれませんし」なんてオドシて来るし…どうしたもんか…』
千日『何か特別なこだわりみたいなんあるの?』
知人『そんなん無いよ、従業員が使うだけやから』
見積書を見ると確かに、最後に端数を出精値引きで切り捨てて2,000,000円ジャスト。
千日『ふぅん、相見積もり取った?』
知人『取ってないねん、嫁さんの友達の旦那さんが建築事務所やってるからソコが一番安いやろと思って』
千日『お友達価格というヤツね、場合によってはボラれてるかもしれんよ、逆お友達価格。それにこの材料費の単価、全部千円代でキレイすぎるね』
知人『やっぱそう思う?』
同業者紹介の大工さん 見積は口頭で90万円
それから彼は同業者が前にリフォームをやった大工さんの名刺に電話をして、見積を取ったらナント90万円でした。
千日『すごいね!やっぱボラれてたんやね、じゃあその大工さんで決まり?』
知人『うーんでもね、何か信用でけんというか…』
千日『どういうこと?』
知人『その大工さん1人でウチに来て、こっちが間取りやらの説明した後テキトーに寸法測って、その場で90万って言うねんで?見積書なんかナシ、口で言うだけやねん』
千日『でも半額以下なんやろ?』
知人『ホンマは50万位でやって欲しいんよ』
千日『さらに半額か!?やり過ぎちゃう?』
知人『言うてみたんやけど、ガスの工事には資格があるらしくて、温水のガスの配管は別業者に来てもらわなアカンらしいわ、90万以下にはまけられへんて…』
千日『もう手を打ったら?』
知人『…実はもう1つ心当たりがあるねん』
ブログをやっている大工さん 言い値の50万円で即決
知人の話によると、色々インターネットで探しているうちに大工さんの中にブログをやっている人を見つけたらしいんです。
ブログでは自分でガスの配管工事もやっていて、その資格もありそうだと、ならば一度見積してもらおうという考えでした。
知人『千日さん聞いてや、50万でやってくれることになったわ!』
千日『ホンマに?はじめ2百万やったんやから4分の1やん!?ホンマに大丈夫?』
知人『大工さん「ブログから受注来たの初めてや」って、メッチャ感激してくれて。それに前の大工さんよりキビキビした感じで信頼できるんやわ』
千日『ふんふん』
知人『…で「ナンボで考えてます?」て聞かれたから「50万位で」て言うたら「わかりましたっ、やりましょ!」って二つ返事』
千日『オオ〜!』
知人『でも失敗したかナ…30万でも出来たかもナ…千日さんどう思う?』
千日『ええ加減にせぇよ(笑)』
むろんリスクもあります
これは今から一年位前の出来事です。リフォーム会社なら発注までには、見積書、図面などのやり取りがあるんですが、彼の場合は金額を書いた注文書だけでした。
後は代金を払う時の領収書と納品書です。リフォーム保険なんかもナシです。
個人の大工さんもそれぞれでしょうから一概には言えませんが、リフォーム会社に頼んだ場合の料金にはこれらのコストも込みになっているということです。
ガスと水回りでこれら保険をナシで敢行した知人は、正直チャレンジャーだと思いますが、リフォームの内容によってはここまで必要無いものもあると思います。
- 和室をフローリングにする
- 部屋の間取りを変更する
- 玄関引き戸を新しくする
こういったリフォームなら、千日も個人の大工さんに頼みたいなと思いますね。
地元の大工さんを探すコツ
当時の千日はまだブログを始める前でしたのであまり分かりませんでしたが、ブログをやっている個人の大工さんは居るんです。しかしあまり知られていません。
- リフォームのプロであってインターネットのプロではない
- それでなくてもリフォームの検索順位は大企業の競争率が高い
- なので普通に検索してもなかなか検索結果に出て来ない
このあたりが原因かなと思います。
そこで効率良く地元の大工さんを探すコツが必要で、お勧めなのが以下の検索ワードです。
地名 大工 ブログ
この検索ワードのポイントは『大工』です。あんまりリフォーム会社は大工というキーワードをサイト内で使わないんですよね。大工というキーワードを最も多く使うのは大工さん本人です。
もちろん、大工さんの中にもただ趣味としてブログを更新している人も居ますが、リフォームを請けようという人なら連絡手段がブログにも書いてあるでしょう。
それと顔出ししている人なら、顔出ししてない人よりも信用できそうだと思います。
職人として今までやってきたどの仕事についても、誰に見られたところで全く問題ない。
顔は簡単に変えられません。顔出し出来る仕事をして来た何よりの証しです。
虫めがねでないと読めないような小さな字でびっしり書いてあるリフォーム保険約款などに比べて、これはある意味、一番分かりやすく、明確な保証ではないでしょうか。
まとめ
そうはいってもその大工さんの施工実績がどうなのか、ちょっと心配だという人もいると思います。
そういう場合は正攻法を同時進行で行います。つまり一括見積もりサービスに見積もりを出してみるのも手です。
費用や条件を簡単に比較できるのがメリットです。
実際には、インターネットだけで成立するのではなく、見積もりを出した工務店とそれぞれアポイントをとって見積もり出しになります。
それまでにメールや電話でのやりとりが生じます。実際にやってみると、その差は歴然としています。その対応である程度判断できますし、自ずとこちらの経験値も上がります。
ただ、いきなり工務店に相談すると、まず施工開始ありきで話が進んでしまう傾向にあります。
そもそもどの程度で考えているか、工務店や大工さんとの間にワンクッション置きたいという場合には相談のみのサービスもあります。
相談までは無料です。ここである程度の情報収集を図ることが出来るので上手く利用したいですね。
以上、千日のブログでした。
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20代800以上 | 30代1200以上 | 40代1200以上 | ||
借り換え | 20代借換 | 30代借換 | 40代借換 | 50代借換 |
団信 | 20代団信 | 30代団信 | 40代団信 | 50代団信 |
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