結婚したのは間違いではなかったし、一切後悔していないのだ
どうも千日です。昨日の記事の続きですが、徐々に自分の中で整理できてきたので、備忘録として書いておこうと思います。
妻との話し合いの中で『離婚届にサインしないんだったら、私は8階から飛び降ります。これで私が死ぬか死なないかは分からないけど、とにかくそうする。』と言われました。
彼女がマジだ。ということは目の色、その雰囲気から分かりました。こうまでならなければ、私は離婚届にサインするとは、けして言わなかったと思います。
昨日、書いたことで意外に反響の多かった言葉がこれです。
この結婚は失敗だったのかもしれません。
私との結婚生活について、妻に『この生活を続けるのなら、死んだ方がマシ』とまで思われるようになったことについて、素直にこのように思ったのです。
なので、読者の方々の個々の決断はもちろん、一般的に離婚に至った人の結婚の決断、家を買った決断について、画一的に断言しているわけではありません。
また、離婚した、又はしなかったことが、そもそもの結婚の適否の『答え合わせ』だという考え方については、少し懐疑的です。
離婚したら結婚したことは間違いだったのか?
結婚に失敗したから離婚するのだ。
こうした考え方は一見、その通りなんですけど『いいや結婚したこと自体は間違いではなかった、後悔していない』という気持ちがフツフツと沸いてくるのはなぜでしょう。
確かに結婚したことで、楽しいこともあったし、子どももこの世に生を受けることができた。一人では経験できなかったかもしれない色んな経験ができた。
だから、失敗などではなかった。
でもそれによって『パートナーとの未来は無く清算する』ということが変わるわけではありません。
逆に、失敗だったということであったとして『過去の良かったことが無くなる』訳でもありません。
つまり、結婚したことが失敗だったのか、失敗では無かったのかというのは、これからを生きる自分にとって、どちらが都合が良いのか?で決まるのです。
ごめんなさいね、無粋な人間なんです。そういうところが妻には耐えがたかったのかもしれません。
『我が生涯に一片の悔い無し』のかっこ笑い
こんな風に言えたら、男前ですよね。
我が生涯に一片の悔い無し!
byラオウ
北斗の拳という、少年ジャンプの連載漫画の名セリフです。主人公の最大のライバルにして兄のラオウの最期のセリフとしてあまりにも有名です。このセリフで立ったまま死ぬんです。
我が人生が一変に台無し!
by駅前で上半身裸になって叫ぶ中年男
こんな2ちゃんのコピペを見たことがある人がもいると思います。ここまでドラマチック?でなくても、自分の人生の最期にはこんな風に思って終えたいものですよね。
しかし人生の終わるよりもだいぶ前の、今の段階ではどうでしょうか?
それが合っていたとも、間違っていたとも言えない、今のところは。というのが正直な感想だと思います。多くの人が言う『後悔していない』というのは、すべからく『今のところは』という条件付きなんですよ。
今、幸せか?不幸せか?ということについては、ちゃんとわかりますが、今のこの選択で良かったのか?悪かったのか?ということについては、人生の最期でなければ分からない。
なので、私はそんなことにこだわるのは、生存戦略上、ぜんぜん後回しでいいと思っています。
自分がより幸せに生きていくための合理的な選択
何となくわかると思うのですが、ひいき目ではなく妻はとても賢明な女です。私と結婚したことを除いては。
妻は千日と結婚したことは失敗だったと結論付けたんです。おそらく。
失敗だったのなら、一刻も早く離婚した方が、妻にとっては次の相手を見つけるのに有利となります。
妻の年齢は30代の半ばくらいです。とくに今後は時間が経つにつれて次が厳しくなってくるのです。
わたし達は失敗したので、やり直すなら一刻も早く。
妻がすぐに次を見つけようとしているということではなく、そうした選択肢の幅を広くとれるようにしておくことが、より合理的なんです。
だとしたら、彼女との離婚に応じないということは、彼女の人生の再スタートの妨害であるとも言えるわけですよね。
私は初めて失敗だったことを認めた
いままで、そうは言ってもいままで沢山楽しいことだってあったし、私に夫として明確な非があるわけでも無いし、離婚しなければならない理由なんて無いじゃん?というスタンスだったんですよね。
でも今回はさすがに応じないわけにはいきませんでした。理由は冒頭に述べたとおりです。
思えば、何度かこうしたやりとりは有ったのですが、私が折れたのは初めてだったと思います。
彼女は『大丈夫、私から解放されて楽になるよ』と言いました。
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まとめ〜各々に都合の良いストーリーを語るわたし達
でもね、私はやはり妻と離婚したくなかったのです。
でも、今までの関係は失敗だった。
少なくとも夫婦関係を続けるには、いったんは共通の認識に二人が立つ必要があったのです。でも、いままでは、私の方がそれを認めると、全部が台無しになってしまうと思いこんでいたのです。
でも、私はまだ、あなたと一緒に居たいのです。
この共通認識に私を立たせるのに、妻は『離婚届にサインしないと8階から飛び降ります』と言わなければならなかったわけです。
そういう意味で、結婚したことは間違いだったのかも…?という認識が、逆にこの結婚を継続するために都合の良い考え方になったんですよ。
一片の悔い無し!
これでは、ダメだったんです。
もしも私が最後まで拘っていたら、妻は8階から飛び降りなければならなかったかもしれません。これは彼女に聞いたわけではありませんが、今のところ、私にとって都合の良いストーリーです。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
基本的にマネーの話が多くてラブについてはちょっと少なめのブログなんですが、ひょんなことからブクマにこのことを書いたのがきっかけで、ガッツリ掘り下げることになってしまいました。
そして、幸運にもいろいろなご意見を頂きました!
これを機にもっとフリーなスタイルでブログを書いていこうかなと思いました。
あとすみません。こうしたことで、千日の住宅ローン無料相談ドットコムに寄せられている質問への回答が遅れております。。明日からバリバリ返していきます!
2018年2月17日
千日太郎おすすめ住宅ローン
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