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紅の豚ポルコの名言「そういうことはな 人間同士でやんな」と人間辞めずに言い切るために

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生き残るためのリテラシー

どうも千日です。紅の豚は宮崎駿のアニメ映画作品の中でも異色の作品ですね。

昨夜、トランプ大統領の当選で住宅ローン金利がどうなるかなんていう記事を書きながら、テレビの再放送を観るとはなく見てました。

既に何度か観ててストーリーは知ってるんですけど、不意を突かれたのが件のセリフです。

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そういうことはな 人間同士でやんな。

主人公のポルコ(豚)が銀行窓口で飛行艇のローンを完済した折に、窓口の行員から「愛国債券など買われて民族に貢献されては?」と、おそらく国債のような金融商品の勧誘を受けた際になにげなく発せられたセリフです。

目次

豚だから?

ポルコは豚です。アニメの中で周囲のヒト達はポルコを「豚」と認識しつつ、明らかに人間扱いしてます。

現実にはありえないんですけどね。

で、

ポルコ自身も「豚である自分」を認識しつつ人間のように振る舞っています。

現実にはありえないんですけどね。

件のセリフは「豚だから」人間界の債券など買っても意味無い。と言ってしまえばそれまでなんです。

しかし、ポルコ自身は飛行艇を月賦払いで購入してますし、そういう所は人間のルールの中で人間として振る舞っているんですよ。

しかし、明らかにヒトとは違う。というポジションに立っています。

 

人間同士でやんな

そのルールには乗らないという意思の表明です。

ポルコは賞金稼ぎを生業としています。業として行う賞金稼ぎとして経済に組み込まれています。人間界で生きて行くのには、経済という人間が作り出した仕組みの中で生きて行かざるを得ないんですね。

豚であればエサを要求するんですが、ポルコが要求するのは報酬としての貨幣です。

飛ばない豚はただの豚だ。

これも名言ですけど、これは自分が人間世界で付加価値を持っている事に対する自負の発露です。

でなきゃ豚は豚ってコトで良いじゃないですか。

しかしポルコはそうではない。豚として、ある部分では人間のルールに乗り、ある部分では乗らない。

そういう生き方なんだと、私は解釈しました。 

ところで「そういうこと」とは、どういう事を言うんでしょうか?

愛国債券

これを分解すると、ナショナリズムと金融ですね。まさに、トランプ大統領の金利ネタを書いていた自分としては、ハッとせざるを得ないです。

これら2つのネタで今持ち切りなんですよね。そんなの知ったこっちゃねえよ、と言えない人が殆どだからでしょう。

願わくば、私も「そういうことはな 人間同士でやんな」と言える存在になりたいものです。

ポルコが豚だからそう言ってるんじゃないことは前述の通りです。人間を辞めなくても、言えるもんなんでしょうかね?

 

変わり者扱いされる事

カッコいいですけど、その行動に対する代償はあります。人から変わり者扱いされるということです。

アニメの中でポルコは豚です。

彼の豚の姿は、周囲から「同じ人間ではない」「クレイジーである」という扱いを受けている、そしてそれを自身で認めているという事の暗喩です。

  • 自分のルールを貫くポジティブな変わり者
  • 皆のルールに乗らないネガティヴな変わり者

どちらかと言うとポルコは後者です。

人の社会で生きていくのには、得策な戦略とは言えませんよね。しかし、果たしてそうでしょうか?

 

そもそもそのルールは正しいのか?

ポルコが「人間同士でやんな」と切り捨てた愛国債券とは、時代背景なんかを鑑みると国が戦争するための資金集めの道具なんですよね。

そんなのに加担するなんて間違ってる。

それは「今」だから言えることであり、「今」大勢を占めている価値観なり常識といったものです。

しかし当時大勢を占めてた価値観、時代の流れからすると?買うべきでしょって事になるんですよね。

こういう事は意外と多いんです。今、私達がその中にどっぷりハマってるから「見えない」だけなんですよ。

 

違和感を感じたら「それは変だ」と言う勇気を持ちたい

つまり、作中のポルコが豚として扱われている、その本当の理由が見えてきます。

それはポルコがネガティヴな変わり者だからではなく、時代の中に居て違和感のあるものに対して「それは変だよ」「オレは乗らねえよ」と言える人間だということです。

  • ある人はそれが理解できず、彼を豚と認識する。
  • ある人はそれを理解しつつ、大きな流れに逆らえず彼を豚として扱う。
  • ある人はそれを理解し、彼を尊敬すべき人間として支持する。

今後の社会は、成長期が終わりを告げて、少子高齢化社会に移ろうとする過渡期です。

今までの考え方とか常識というものが、どんどん賞味期限切れになっていく混乱期なんですよね。

長いものに巻かれておけば安心かというと、そうとも限りません。その「長いもの」が次々と賞味期限を迎えて消えていくかもしれない世の中なんです。

これからどうなって行くのか?誰もその行く末を読む事が出来ない。

最後の砦は、自分の感覚です。

 

常識に逆らう事のリスク

とは言え、実社会でそんな自分の感覚を貫くと、確実に変わり者扱いされます。つまり、ポルコのように「豚」として周囲から一線を引かれてしまうんです。

就職に失敗します。

会社では出世コースから外れます。

ポルコもそうですよね。そのパイロットとしての腕や過去の栄光にふさわしくない不遇を囲っています。

そもそも、その「自分の感覚」が正しいか?それを証明してくれる人は周囲には居ませんからね。

はっきり言って、長いものに巻かれている方がラクです。

 

長いものに巻かれるリスク

しかし、

  • どこかおかしい
  • 理不尽だ

そんな風に思いながらも、皆がやってる事だから自分もやらなきゃ。

そんな考え方で就職して働く。その先にあるのは何か?

それも「豚」ですよ。(社畜という言葉がありますけど、言い得て妙ですね。)

少し前に東大卒の電通の新入社員の悲しい事件がありましたが、現実に人生から降りてしまう人もいるんです。

そういう考え方で何とかなったのは、今までが成長期にあったからです。基本的に右肩上がりですから、流れに乗ってる限りは沈まない。

しかし、これからは流れに乗りながら沈んでいく社会なんです。

 

まとめ〜生き延びるために取るリスク

生き延びるために、自分がどんなリスクを取るのか。それを選ぶのは自分です。

頭で考え、身体で動く。

当たり前の事ですが、そうなってない人が多いです。「わかっているけど、出来ない。」「変だと思うけど、しょうがない。」

これに対して「それは間違っている」と明言し、その通り行動に移せる人はまれです。

しかし、移行期の混乱の中にあるこれからの社会で必要なのは、そんなリスクを取る勇気なのだと思いますよ。

「そういうことはな 人間同士でやんな。」

豚のポルコがサラッと言ってのける台詞にハッとした話でした。

以上、千日のブログでした。

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