出物腫れ物ところ選ばず
どうも千日です。お尻のデキモノとは結構長い間付き合ってきました。ずっとあるモノではなく、切っては再発を繰り返してきた感じです。
一番最初に出来たのは、大学生のころでしたので、そうですね20年以上も前になるでしょうね。
このお尻に出来るデキモノ(粉瘤)は言ってみれば、デッカいニキビみたいなものです。小豆大からウズラの卵大に成長していき、ジワジワした痛みと熱を持つ感じ。
今回は、尾骶骨のちょい右側に発生しました。
この場所、ちょっとビミョーですよね。アラフィフのオッさんである私はなんとも思いませんけど、女性だったり、男でも少し若めだと、病院に行くのを躊躇う場所ですね。
患部を診てもらうのに、お尻を丸出しにしないといけませんから。なお、今回は写真無しです。ご安心を笑。
ただ、内容が内容なので、食前食後は読むのを控えた方が良いと思います。
放置してたら大きくなって潰れる
記事を書いてる今は初夏という感じですけど、この粉瘤が出た時期はだいたい4月の頭くらい。桜が満開だった時期です。
私の中では、芽吹く時期に出てくるというイメージがありますね。春の芽吹きは嬉しいですが、これは嬉しくないです。
普段目にしない場所なのですが私の場合は「ある瞬間」急に認識する感じです。
あれ?なんかある?
と思って手をやってみると、皮膚の下にシコリのようなものがあってジクジク痛む。
あーあ、またか。
という半ば諦め、半ば腹立ちの感情ですね。
放置してたら、勝手に小さくなって治ることもありますが、だいたい8割くらいの確率で治らずどんどん大きくなっていき、ツブれて、その後治る感じです。
ツブれるまでは長くて一月ほどですが、結構長い時間、この痛みに付き合わなければなりません。病院にもなかなか行けませんからね。
いつもギリギリまで我慢してから病院へ行ってた
病院に行くと、メスでスパッと切開して、その中の膿をギューっと絞り出すっていう治療になります。そうすると、すぐに治ります。
あまり期待は出来ないのですが、自然に引っ込んでくることもありました。
病院に行くと切られるので、その日だけでは終わらなくて、定期的にガーゼの交換に通院しなければならなくなります。これが面倒なんすよ。
っていうか病院に行く時にはもう座ってるのも辛いくらいに腫れ上がってて、むしろ『早く切っちゃって下さいオネガイシマス』みたいな感じになってるんで、これは自業自得なんですけどね。
なので早い段階で病院に行くことをオススメします。
粉瘤についてのアレコレ
でも、仕事がありますから、なかなか早めに病院に行けないわけですよ。同僚にも同じ悩みを持ってる人が居て、その人はなんと自分でツブしちゃうらしいです。
コエー!
アタシは無理。これは人によるのかも知れませんけど、割と表皮に近いところに出来る人は勝手にツブれたり、自分でツブしたりしやすいんでしょうかね。
彼のお尻のモノを直接見た訳ではないのでなんとも、イヤ見てもなんとも言えない部分ですが、一部に自分でツブしちゃう人も居るのは確かです。
潰さなくても中身が沁みだしている!
私の場合、ツブさなくても皮膚からジワジワと『中身』が出てるみたいです。
これ自分では気づかないんで、注意が必要です。
妻に聞いたんですが、結婚前に私が脱いだ下着から臭いがしていて、『こいつウンコ漏らしやがったのか?』と思ったらしいです。
まあ、そのうち漏らすようになるんですが、あらぬ疑いをかけられているかも知れませんよ。幸い、妻は『どうもウンコではなさそう』と思い、最終的にこの原因を突き止めたので事なきを得ました。
普通の女性だと、おそらくこの臭いだけで人糞だと断定してもおかしくはないのだと思います。
自分でツブさない方が良い
当たり前っちゃ当たり前ですが、自分でツブさない方が良いです。ばい菌が入って破傷風になったり怖いですよね。
さっきご紹介した同僚はシャワー浴びてる時にヤルって言ってましたが、よーやる…
で私の場合はというと、妻に潰して貰ってました。私がやらせてるんじゃなくて、こういうの潰すのが好きらしいです。
うわっくっさ!
うわっ!顔にかかった!ヒイイ〜
とか言いながら嬉々として潰してます。まあ、良くないですよね、しかし病院に行く時間が無くて、痛みがキツイ時にはついお願いしちゃってました。
ばい菌もそうですけど、根元から取れないので、同じ部分に粉瘤が発生しやすくなってしまうんです。
手術で完全に切除してもらった
という事で、今回は手術で完全に根元から切除してもらいました。
前に行った病院と同じ病院に行ったので、そこが繰り返しということがカルテに残ってたのと、その病院が手術室を備えた大きな病院だったのでそういう話になりました。
ちょうど良い機会だと思いましたので、二つ返事で了承しました。
思いのほか1時間に及ぶ大手術になった
手術といっても、ピッと切ってちゃちょっと摘まみ出すくらいの軽いイメージでした。
しかし、フタを開けてみたら1時間もかかってしまいました。局所麻酔だったのですが、時間が長すぎて途中から麻酔が切れてくるんですよ。
動くと危ないので痛かったら言ってくださいね。と言われていたので「痛いです!」って速攻言いました。まあ、我慢しない方がいいです。痛みを感じてから再び麻酔を打って麻酔が効き始めるまでにタイムラグがありますからね。
最初舐めてたんですが、しばらくして脂汗が止まらないほどになってきます。結局1時間かかってやっと終わりました。医師二人に看護師さん二人で1時間です。粉瘤の摘出手術としては長い方ではないでしょうか。
前に何度か発生しては不十分な状態で治るを繰り返しているうちに、膿の溜まる古い袋が沢山折り重なっていたそうです。早く手術していればもう少し楽に終わったかもですね。いまさらですけど。
ちなみに、手術代は時間ではなく、切った大きさで決まる感じでしたので、時間が長かったから医療費がかかるわけではありません。ちなみに30%負担で14,100円の負担でした。
焼肉屋さんのホルモンみたい…
それで、取り出した『もの』も見せてもらいましたよ。お尻ですから、患部の状態は全く見えないんで、そこで初めてそのものを見ました。
一応見るまえに「見ます?」と聞いてくれます。見なくても、また、見たからといってどうということは無いんですけど、やっぱ見たいです。
血まみれのオペ用手袋に手にしている肉片?です。3センチから4センチ大で、プルプル新鮮な感じです。切り取ったばかりですからね。ちょっと焼き肉屋のホルモンみたいな感じでした。
一瞬、持って帰りたいな…と思ったんですけど、こんなの写真にとってもダレトクですし、燃えないゴミの日に出すだけだから、と思い直しました。
持って帰りたいって人いるんでしょうかね?一応、自分のものなら自分に所有権がありますから、言えば持って帰れるんでしょうね。いらないですが。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
臓器提供と所有権という法律上の論点があるそうです。マンガのブラックジャックによろしく (モーニング KC)では、「仮に脳死になったとしても臓器の分配先を指定しておくことは法的に不可能」というセリフが出てきます。
つまり臓器というものについては本人が自由に処分出来ないということですね。
普通、自分の所有物であれば、どのように処分しようと自由ですが、臓器はその例外という位置づけになっているんです。
臓器提供者が生前臓器の提供先を指定していた場合、
- 提供先として指定された者に対する臓器提供が認められるか?
- 認められるとすればどの範囲で認められるか?
については、厚生科学審議会疾病対策部会臓器移植委員会で検討されているようです。
難しい問題なんですね。
2018年4月22日
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