初対面の女性との会話が苦手な君へ
- 何を喋ったらいいか分からない
- 何て答えたらいいか分からない
初対面の女性に『可愛いですね』と言えますか？
- 心から相手を可愛いと思っている
- そのことを相手に伝達したいと思っている
- その言葉により相手を喜ばせたいと思っている
- そしてあわよくば…
そういう位置に安定的に二人の位置を納めることが出来る言葉だったんです。女は男よりも人間関係における位置づけに敏感です。初対面では、男以上に自分が相手にどう位置付けられているかということに腐心しています。
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ほぼ初対面で二人の関係性が出来る前である必要があります。
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言うまでもないですが、ビジネスの場ではだめです。会う前から位置づけは固定されています、タダの変な人になってしまいます。
ここまで聞いても『難しい』と思われるでしょうね。大事なことは、これによって最初の位置づけをコントロールしてきた男という評価を得ることです。
いわゆる『ナンパ師』ではなく、普通の男がそう言うことに 意味があるんですよ。
『正解』の無い質問に答えます
女性の質問に対して何と答えるのが正解か？分からないということはありませんか？
今日読んでいたブログに恰好の例を見つけました。私が読者登録しているリク・ノコトーさんのブログです。
「この写真、盛れてない？！」
って彼女が友だち3人で撮った、京都旅行の写真を見せてきたんですよ
これは我々男にとって、なかなかの難問ですね。千日なら「盛れている」ということが何を意味するのかでまずはつまづきます。
正解は彼女と同じテンションで「そうだね、盛れてるね」です。「盛れている」が何を意味するか分からなくても、とりあえずの正解はコレです。
リクさんはまず、これを『質問』と捉えたことにより出口の無い迷宮に入り、絞り出した回答に対して、彼女に『あっそ』という0点解答の烙印を押されてしまいましたが、そのかわりブログのネタという収穫を得られたようです。
以下の文章を読む前にブログを読んでみてください。盛れているの意味もこちらにあります。
では再度、この会話を俯瞰してみてみましょう。
「この写真、盛れてない？！」
「そうだね、盛れてるね」
これは男から見ると、こんな会話です。
" Is this a pen ? "
" Yes, this is a pen. "
だからどうした？と言いたくなるような退屈極まりない会話です。 これを女性の見方をするとこのようになります。
「この写真、盛れてない？！」⇔「京都旅行に行ってきたの」
「そうだね、盛れてるね」⇔「へーいいね！写真キレイに取れてるじゃん」
どこが？？と思われるでしょうが、そういうことです。「この写真、盛れてない？！」というのは、質問に対して答えてくれということではありません。京都旅行に行ってきたことに対して、以下の『リアクション』を期待しているんです。。
- かまってほしい
- 共感してほしい
- 旅行について聞いてほしい
ですから、女性のこのような問いに対して『回答』してはいけません。『同調』し『共感』するのです。このような会話の特徴は、オウム返しです。
例えばこんなのです。
「今日はいい天気ですね」
「そうですね、いい天気ですね」
「あの雲何かに似ていませんか？」
「そうですね、何の形でしょうかね」
「うーん、馬みたいですね」
「うん、馬みたいですね」
上記の会話には何ら意味のある情報の交換はありません。しかし、ほのぼのしますよね。『あなたの存在を認めていますよ』『あなたのメッセージを受け止めましたよ』という種類のコミュニケーションです。
だから「そうだね、盛れてるね」が正解なんです。
例えば上記の会話を質問に対する意味のある情報での回答に置き換えてみましょう。
「今日はいい天気ですね」
「今はいい天気ですが、この後所によりにわか雨です」
「あの雲何かに似ていませんか？」
「あの雲は高積雲（こうせきうん）といって、別名『ひつじぐも』とも言われますので、ズバリ羊です」
「うーん、馬みたいですね」
「馬は心理学で本能的な力、盲目的なエネルギー、衝動的な情熱を意味します。タマッてるんでしょう」
何と答えるのが正解か、ということでは無いのです。スタンスとして質問に答えるという姿勢を取ってしまうと迷宮に入ります。
まとめ
いかがでしょうか？リクさん、イジッたみたいになってしまってすみませんm(__)mもともと、今日書こうと思ってたネタでタイムリーだったものですから言及させていただきました。
ウチの妻も写真を見せてきて『どう？キレイ？』なんて聞いてきます。見ると斜め後ろから撮影された写真で、顔がほとんど見えません。
しかし、これが彼女のベストアングルだということを知っている私は『うん、キレイだね』と答えます。
初めのころは『顔、見えないじゃん』などと言ってましたが今では「学習」しました。
女の人ってよくわかんないですよね。 アハハ。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
千日のブログでは、どさくさに紛れていろんなことに答えています。
そもそも、女性と話すのが苦手な人がいきなり初対面の女性に『可愛いですね』なんて言えるんでしょうか。
ということを自問してみました。
確かに難しいでしょう。
殻を破るというのは簡単なことではないんですよね。
しかし、簡単ではない分ご褒美があるんです。
2016年8月20日
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