良いサイトなら時間の許す限り書きたいです
どうも千日です。このたび住宅ローンの窓口ONLINE | 住宅ローンの比較・シミュレーションに寄稿させて頂きました。
お力をお借りできませんでしょうか?
普段なら二つ返事でOKするんですが、ちょっと考えちゃいました。
ちょうどこれから本業の方の繁忙期が始まる時期でもありましたし、「千日の住宅ローン無料相談.com」を立ち上げた当初で、2つのサイトを切り盛りしていかなければならず、ダイヤモンド社のザイオンラインでは不定期とは言え、冠名付きの連載もあります。
でもね。いろんなメディアで書くことが自分のスキルアップにもなりますし、情報交換も出来るじゃないですか。
それに個人的に、この【住宅ローンテック】 iYell株式会社という会社のホームページを見て興味をそそられたんです。
- 良い会社(サイト)なのか?
- 悪い会社(サイト)なのか?
不動産の世界って何となくわかると思うんですが、結構闇が深いんですよ。そして住宅ローンの情報サイトも玉石混合、といってもほとんどが「石ころ」です。
悪い会社だったら断ろう、良い会社だったら、条件はともかく頑張って書いてみようと考えました。
そこで、
会ってお話ししませんか?
ということで、会うことにしたんです。やっぱり会ってみるのが一番間違いないですよ。やっていることの良し悪しは、否が応でも顔に出るんです。
結論から言いますと、こうやって千日が書いているということは良いサイトだと判断したということです。
目次
会った瞬間に「書こう」と思った
千日がお店に着くと、既に二人の若い男性が少し緊張した面持ちで待っていました。ベンチャーなので偉い人でも若いんですよね。
もうね、会った瞬間に書こうと思いましたよ。これを言葉にするのがとても難しいんですけど、良い顔なんです。
まずは名刺交換、と言っても今のところ私には渡せる名刺が無いのですが、近々「千日太郎」という名刺を作ろうかなどと思ってます。
どうも〇〇です。
つい本名を名乗ってしまったことに気づいたのは、向こうが一瞬止まったからなんですが、既に心が決まった私はその位気を抜いてしまってたんですね。
編集長と顧問のお二人です。
少し話してビックリしたのが、編集長が住宅ローンを知るために家を買ったということです。
そこまでやる?
と思ったんですけど、私もそういえば親に結婚を反対され、その決意の強さを表すためにマンションの購入に踏み切ったという経緯がありますので家を買う動機に関してはエラそうなことは言えないんですよね。
家を買いたい人が買えるようにしたい by住宅ローンの窓口ONLINE編集長
お酒を飲みながら、それこそお互いの業界の裏話やサイト運営の話をしたりしてたんです。後半ちょっとアルコールが回ってきた編集長がふと漏らした言葉で、一つ印象に残っているのがこれです。
家を買いたい人がちゃんと買えるようにしたいんスよ。
これには千日シビれました。こういう言葉はちゃんと「人」を見ているからこそ出てくる言葉なんです。
何気ない言葉だと思われるかもしれませんが、千日が「石ころ」だと思うサイトの運営者は「人」を見ていません。
住宅ローンの相談サイトをやっていると、あるサイトへのリンクを貼ってこられて「このサイトに書いていることは本当ですか?」という質問を受けることがあります。
たいてい石ころサイトなんですが、そんなサイトのポリシーを見ると大抵書いてあるのが、こんなフレーズです。
一生家賃を払い続けるつもりですか?
老後のために、基本的に家は買った方が得です
未来への投資として…云々
もうね、アホかと…すみませんつい関西弁が出てしまいました。こういうの、炊くって言うらしいですね、最近知りました。
家を買った方が得か賃貸が得か?
このフレーズは良くできた広告装置です。家を売りたい者、住宅ローンを利用させたい者はこのフレーズを駆使して、読者を自分の勧めたい商品に誘導するんです。
どちらが得か?なんて全てが終わってからしか分かりません。
読む人は「自分にとってどうか?」が知りたくて読んでいるんです。FPなどのプロが書く指南書でも「基本的に」という前置きで、買った方が得だというような誘導を行うものがありますが、ハッキリ言って基本的にとか、どうでもいいんです。
大事なのはその人にとってどうか?という点であるはずです。
こういう命題に簡単に答えを出してしまう人には「人」が見えていない、又は見る気も無い人なんだと千日は考えています。
- 家を買いたいという人の決断を尊重してそれをサポートしたい。
これを聞いて千日は、ただ原稿を書くだけでなく、その意を汲みたいと思ったのです。
良いサイトと悪いサイトの見分け方
家の購入、住宅ローンの選択というのは、今後の人生を左右するかもしれない決断です。
この拠り所となるサイトにパッと見で分からない広告装置が入っているのはノイズなんです。本当に大事な事を決めるのに、本質的じゃない価値判断の尺度が邪魔をするんですね。
この他にも広告装置はあります。例えば、なぜ家が欲しいんですか?という問いにあなたはどう答えますか?
以下はある民間調査の結果です。
- 1位 子どもや家族のため家を持ちたいと思ったから 40.3%
- 2位 現在の住居費が高くてもったいないから 28.5%
- 3位 金利が低く買い時だと思ったから 25.7%
- 4位 資産を持ちたいと思ったから 19.9%
- 5位 老後の安心のため住まいを持ちたいと思ったから 16.5%
これらは全て後付けの動機です。 だからって家を買わなきゃいけない理由にはならないものばかりです。1つ1つの詳しい理由は、こちらをどうぞ。
つまり
家を買う動機って普通こういうものだよね。
という「教育」を知らず知らずに受けていて、それをなぞった答えをしてしまっているのですよ。言うまでもなく、教育するのは売り手です。
うわガッツリ教育されてた…
前半で編集長や千日が家を買った理由を見て『そりゃないワ』と笑った人も、あながち笑えなくなってきたのではないでしょうか。
こう言う目で見たら、住宅ローンの情報サイトって売り手にとって都合の良い動機を植え付けようとする、悪いサイトが多すぎるんです。というか、殆どがそうです。
書いてる本人もそれに気付いてないケースもあるでしょうね…
批判は甘んじて受けますが、撤回はしません。
なので『家を買いたい人がちゃんと買えるようにしたい』という編集長に会って、久々に宝石を見つけたような気分になったんです、わたしは。
そんな『住宅ローンの窓口ONLINE』で今後書いていきたいテーマ
ボーナス払い ダメ、絶対|緩急ある返済額はリスクでしかない | 住宅ローンの窓口ONLINE
記念すべき第1号の記事です。
すみかるは、わたしがもう1つ連載してるザイオンラインのような、ゴリゴリの財テク系サイトではありません。
インテリアやライフスタイル情報もありーの、のライトな住宅情報サイトです。
なので主な読者層には、知らず知らずに、売り手にだけ都合の良い動機を刷り込まれてしまいがちな人が多いのではないかと思いました。
そこで、こちらで住宅ローンの記事を読む人たちが悪いサイトによってミスリードされていかないように、
- 知ってるようで知らない基本的な事
- 当たり前すぎて忘れがちな一番大事な事
をより読みやすく分かりやすく伝えていくような記事作りをしていきたいと思います。
良かったら読んで下さいね。
- 2018年4月16日にiYell株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:窪田光洋)が運営する月間100万PV超の住生活マガジン「いえーる すみかる」を、『住宅ローンの窓口ONLINE』にリニューアルしたことに伴い、サイト名称の部分を更新しました。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
千日は随時、寄稿の依頼を募集してます。
ザイ・オンラインに連載を開始して3つ記事を公開したのですが、そのうち2つの投稿記事が住宅ローンのキーワードでGoogleのニュースTOPIXに掲載されました。
ちなみに、匿名の千日のブログでは住宅ローンのキーワードでは一度も載ったことがありません。
法人がバックにあるサイトに千日がコンテンツを書く事によって、そのサイトの記事の検索上の評価を上げることが可能という事です。
メールをお待ちしています。
2017年4月16日
千日の住宅ローン無料相談.com
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