かつらを被っている男を信用できない
どうも千日です。挑発的なタイトルですが、言わんとしていることそのままです。千日はかつらを被っている男を信用できません。偏見だと言われたらその通りです言い訳はしません。
しかし、かつらを被ることによるビジネス上のデメリットについて、かつらを被っている人はちゃんと、分かっているのでしょうか?分かっていれば、けして被らないと思います。
では、始めますね。不愉快だと思ったらどうかブラウザバックしてください。
世間を欺いているつもりが欺けていないという自覚はあるのか?
かつらは、頭部にかぶせて、もとある頭髪を補ったり、別の髪型に見せるために使う人工の髪です。
かつらをしている人は、いわば「サトラレ」です。
- 作者: 佐藤マコト
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/11/19
- メディア: Kindle版
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サトラレをご存じでない方のために簡単に説明しますね。佐藤マコト氏の漫画作品です。
作中のサトラレとはあらゆる思考が思念波となって周囲に伝播してしまう症状を示す架空の病名またはその患者を言います。そして漫画の中のサトラレはみな国益に関わるほどの天才という設定です。
しかし、本人がそれを知ってしまうと、すべての思考を周囲に知られる(知られていた!)という苦痛から精神崩壊を招いてしまうため「サトラレ対策委員会」なる組織が保護しているという設定になっています。
漫画では毎回、色んなサトラレが登場し、サトラレにその事実がバレそうになるんだけれども、周囲が奔走して何とかバレないで済む…というショートストーリーになっています。
千日が何を言いたいか分かりますよね?
かつらを被っている人は、それが周囲にバレていないと信じていなければ、かつらを被り続けることはできません。
薄々は「バレてるかも?」と思ってはいても、「いやいやそんなことはないでしょ」と思い直します。
なぜか?
人は自分が信じたいことを信じる生き物だからです。
かつらを被る人は、かつらを被っていることはバレたくはありませんから、かつらがバレていないことを示す状況を優先的に選択して想定します。
逆に、かつらがバレているという兆候は、見えてはいても見えないという精神状態になっているんです。
ですからもし仮に、ごく近しい人に「そのカツラ多分バレてるよ」なんて言われても、「いいやほとんどの人にはバレていない」と思い続けられるんですね。
つまり、漫画の「サトラレ」のように周囲を巻き込んで自分に頭髪がある前提の小芝居をさせている状況なのです。
そして本人にはその自覚が、ない。
かつらを被る理由、脱げない理由、バレる理由
被った瞬間から、いつかバレることが運命づけられているのがかつらです。
でも、だからと言って、かつらを被るなとまで言うのは言い過ぎでは?
わかりますよ、そりゃそうです。若いうちに毛髪が少なくなると、まず女の子のウケが悪くなります。確かに、これは由々しき問題です。
なのでかつらを被ることで少なくとも薄毛のハンデをなくしたいというのは当然の戦略でしょう。
ですから、矛盾するようですが、かつらを被る人の気持ちはわかります。
これは年齢云々ではありません。
一度被ってしまったら、今までの自分を知らない人だけの環境に変わらない限りは、被り続けなければならなくなってしまうからです。
若いときに被ってしまうと、その後も被り続けることになるんですね。
歳をとると若いときほど、隠し欺くことに情熱を注げません、そして、かつらも経年劣化していきます、そして、バレバレのズラになっていきます。
小さな嘘、されど嘘
それでもなお、ビジネスの場でズラを被り続けることはデメリットが大きすぎます。むろん小さな嘘ではありますが、小さな嘘をつき続けている人を千日は信用できません。
- 欺こうとしている人
- 欺けていないことが分かっていない人
このように、千日の目には映ります。
たまに、こういう人はいませんか?
- とても重大なミスを犯したが、言うと叱られる
- とても重大な欠陥に気づいたが、言うとコストが増える
だから聞かれるまで、土壇場になるまで、言ってこない人。
頭髪が薄いというのは、特に若いうちは、どうにか隠したい弱点ですよね。千日もそれをあげつらって攻撃したいとは思いません、結果的に攻撃しているかもしれませんが。
しかし、弱点を隠し続ける姿勢を見るにつけ、とても重要な局面でそれを隠そうとする癖が出るのではないか?と思ってしまうんです。
そもそも、かつらでない人でも人間にはそういう傾向があるんです。
- それが重要な仕事であればあるほど、かつらを被った人とやりたくない。
- それが重要な仕事であればあるほど、かつらを被った人にやらせたくない。
このように考える人が千日の他にいてもおかしくはありません。
どうしてこうなった?どうすればいい?に答えます
どうしてこうなった?
それは、変な帽子を常時頭にパイルダー・オンしているからです。
どうすればいい?
その帽子を脱げばいいんです。
そんなこと出来るわけない
出来ます。やった人は大勢います。
脱いだらどうなる?
どうもなりません。
強いて言えば、周囲のあなたへの評価は「室内でも常時帽子を被っている可笑しな人」から「帽子を脱いだ人」に変わるでしょう。
また「自分のミスを認められる人」というのも加わるかもしれません。
もしも、帽子を脱いだ人が千日の近くにいたら…「あ、今日はいつも被っている帽子、脱いだんですね」くらいのイジりはしてやろうと、いつも手ぐすね引いて待っています。
そんな風にイジられたくないとしたら、まだ時期尚早なのかもしれませんね。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
ぜひ薄毛でかつらを被っている人に読んで欲しい記事です。
脱ぎましょうよ。
2016年8月21日
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