千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える

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千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える

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クリック率=CTRを上げるタイトルと本文の書き方、少しの差でアクセスを逃している

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ほんの少しの差で明暗が分かれている

どうも千日です。前回の記事が好評でしたので今日の初心者のブログ戦略46は、クリック率(CTR)を上げるタイトルと記事の書き方です。
 
クリックされる記事とされない記事の差はほんの少しの差です。いくら良い内容でもユーザーにスルーされてしまっては意味が無いです。
 
ほんの少しの差で結果は1か0か、明暗がくっきり分かれる。
 
これがクリック率の世界です。

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ウェブマスターツールのクリック率(CTR)とは

このブログでクリック率(CTR)とは、ウェブマスターツールにおけるクリック率を言うこととします。
 
ウェブマスターツールでのクリック率(CTR)は、自分のサイトが検索画面に表示された回数を分母とし、クリックされた回数を分子として計算されます。
 
ウェブマスターツールを使えば、自分のブログのタイトルを見た人が、どれ位の割合で自分のサイトに来たかを記事毎に確認することが出来ます。
 
Googleアカウントがあれば誰でも無料で利用できるのでオススメですよ、Search Console - ホームから登録できます。
 

タイトルで他との違いをアピール

ウェブマスターツールを使うと、ページごとの検索順位も確認出来ます。目安として検索順位とCTRの目安は以下のようになってます。
スマートフォン(パソコン)
1位 27.7%(19.3%)
2位   9.2%(11.4%)
3位   3.9%(7.7%)
4位   6.7%(5.2%)
5位   4.8%(4.1%)
6位   3.9%(3.3%)
7位   3.1%(2.6%)
8位   2.9%(2.1%)
9位   2.3%(2.0%)
10位 2.8%(2.2%)
Google Organic Click-Through Rates in 2014 - Moz
検索上位のタイトルは皆、似てきてしまう傾向があります。キーワードを含みながら、ちょっと他とは違うというアピールもタイトルには必要ですね。
 
狙ったキーワードの上位サイトをチェックして、それよりも目立つユニークなタイトルを考えます。正直、センスがモノを言う領域です。。
 
 

記事の書き出しで検索ユーザーを掴む

そこそこ検索順位が良い場合はタイトルを変えるのに抵抗がありますよね。タイトルを変えると下がることがあるからです。
 
記事で初めてキーワードが出る部分は検索結果に表示されますよね。この部分で勝負する方法があります。
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似たようなタイトルが多い時、ユーザーはこの部分も参考にするんですよ。そうすると、起承転結の起の部分で書く内容は、以下のような内容になると思います。
 
書き出しの3パターン
  1. 冒頭でまず結論を書いてしまう。
  2. ユーザーのニーズを言い当てる。
  3. 記事のメリットをアピールする。
上の画像の書き出しは2.のユーザーのニーズを言い当てるパターンでしょうか。
 

煽りタイトルは諸刃の剣

他のタイトルとの独自性を出そうとして、検索ユーザーを煽る手法というのがありますよね。『まだ◯◯で消耗してるの?』的なやつです。この手法は諸刃の剣です。
 

煽りタイトルの実例

実は、前回の検索に強いタイトル、検索に強い本文の書き方 - 千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答えるでは成功例としてご紹介した我が千日のブログの『全ての既婚者は結婚を後悔している』には煽り要素がありますね。いわゆる『決めつけ』です。
煽り要素があるという側面からは、このタイトルは失敗でした。『結婚』という競争率の高そうなキーワードで何とか目立ちたいという気持ちだけが前に出過ぎました。
 
(後日、塾考してタイトルの最後に『のか』を追加してみました。煽り要素は弱められたはずですが…どうなるでしょうか。)
 
本文の主旨としては、以下のように至極前向きで保守的な内容です。
一時結婚を後悔してもいい。互いに成熟していくにつれて互いの価値観を受け入れられるようになる。
 
しかし、タイトルで煽ってしまうと、本文が前向きな内容であったとしても、2つのロスと炎上リスクをもたらしてしまいます
 
これを図にすると以下のようになります。
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①煽りタイトルをスルーする層によるサイト訪問率のロス
少なくとも千日は煽り要素のあるタイトルをクリックすることはありません。読んだところで得るものが無いことを経験則から学んでいるからです。
 
検索ユーザに『クリックさせるまでが仕事』のような記事が多いです。
 
中身のしっかりした記事であれば、なおタチが悪いですね。悪質ダウンロードボタン広告のようなものです。読んだ人の心にイライラや、やりきれない気持ちをダウンロードします。
 
煽りタイトルは大人の読み手をシャットアウトします。
 
このことは、後にお話しする炎上リスクにも拍車をかけます。
 
②負の先入観による広告クリック率のロス
スルーせずに煽りタイトルを読む人は大きく分けて3つのグループに分かれます。
 
  1. 煽りに同調するグループ
  2. 煽りに反発するグループ
  3. そもそも煽りと認識しないグループ
⒊のグループは問題ありません。先入観無く読んでくれます。問題なのは1.と2.です。煽りに反応しつつ読むグループです。これは後にお話しする炎上リスクも引き上げます。
 
煽りに同調して読んだ人は、読んでみて内容が保守的だと、どう感じるでしょうか?『つまらない』と思うでしょうね。
 
煽りに反発して読んだ人は、記事に対して素直な気持ちではありませんよね。アラを探しながら読むんでしょう。こちらが伝えたいことは響かないという結果になりがちです。
 
せっかくクリックしてもらっても、読み手に響かないのでは意味がありません。
 
具体的には広告クリック率(CTR)にマイナスの影響として現れます。
 
③炎上リスク 
煽りタイトルに釣られて読む層の中には、ごくごく一部にスルースキルの殆ど無い人がいます。ブログの文章が自分に対して向けられているように錯覚して、ブログに攻撃を仕掛けるんですね。
 
  • コメントによる誹謗中傷
  • ブクマやツイッターでマイナスの評価で拡散し吊るし上げる
煽りタイトルは、このような通りすがりを集めやすいという側面があります。
炎上は、百害あって、一利なし
炎上が儲からない理由 - 散るろぐ
 

以上、千日のブログでした。

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