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千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える

千日のブログは住宅ローンの金利予測と最新ニュース、不動産の購入マニュアルとして多くの方にご支持いただいています。他にも色々雑多なようで一本芯の通ったエントリーを心がけてます。それは家族とホームです。ダイヤモンド社のザイ・オンラインで「千日の住宅ローンの正しい選び方」も連載中!

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年収1千万の10%は貯金ゼロ 隠れ貧困と中年破産の怖さ

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年収1,000万以上の10世帯に1世帯は貯金ゼロ 貯金の中央値は1,000万円

どうも千日です。びっくりですが事実です。

日本銀行による「家計の金融行動に関する世論調査」(二人以上世帯調査)2015年によると、貯蓄がゼロという世帯は全体の30.9%です。貯金ゼロ世帯の年収別の内訳をグラフにしました。

年収別貯金ゼロ世帯の割合グラフ 

2015年の世帯年収(税引き後)ごとの貯蓄ゼロ世帯の割合です。

家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 平成27年調査結果 : 知るぽると 

年収1,000万円(税引き後)以上でも貯蓄がゼロという世帯が軒並み10%以上に上るんですね!

厚生労働省が発表した2015年の「国民生活基礎調査」によれば、全世帯の平均所得金額は541万円。世帯年収が600万円もあれば十分な生活が出来ます。

平均の倍以上の収入があっても貯蓄が出来ない人が10人に1人はいる、という現実です。 

貯金額の平均は?というと、日銀の調査では2015年の貯蓄金額平均1,879万円です。

多いですね!これは一部のお金持ちが平均を引き上げているからです。いわゆる真ん中の中央値1,000万円です。

それでもちょっと多い気がするのは、貯蓄ゼロの人を入れてないからです。貯蓄ゼロを入れて中央値を出すと400万円です。これで少しホッとした人が増えたのではないでしょうか。

目次

中年破産のリスクと隠れ貧困

前回リタイア後の老後破産と老老介護のリスクを知る 思い描く老後を現実にするための年金の知恵を書きましたが、今後ということで深刻なのは中年の隠れ貧困です。

今は普通の生活ができていても、このままいくと将来的に家計が破綻する可能性の高い貧困予備軍が中年層に多いんです。

年齢別貯金ゼロ世帯のグラフ 

 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 平成27年調査結果 : 知るぽると

貯蓄ゼロを年代別にグラフにすると20歳代に並んで40歳代に貯蓄ゼロが多いんですよ!

民間の調査で、40歳から55歳までの家計が厳しいという男女200人にアンケートを取ったところ、原因の1位は「収入・ボーナスが少ない」で121人、次いで「子供の教育費が高い」(46人)、「住宅ローンや家賃の負担が大きい」(42人)と続き、ほかに保険料や通信費などの固定費を原因に挙げる人が多いです。

実態はどうなんでしょうか。

 

夫婦の片方だけが財布を握っているケース

月収50万円(推定)に対し毎月10万円以上の赤字を出し続けている同僚がいます。奥さんは専業主婦で幼稚園の娘さんがいます。

主な支出の内訳は遊興費です。

財布はボクが握ってます。家計簿をつけていないので全然把握してません。

奥さんには月に定額の生活費を渡し、残りは全て彼が管理?してます。奥さんは貯金がいくらあるか知りません。

そんなに使い切れるの? と思いますよね。

使い切れるんですよ。

大阪は桜川のアポロビルでは千円のチップを払うと1分間、踊り子さんとソファでツーショットになれるそうです。

30分だと諭吉3人ですね。

彼は一度そのソファに行くと1時間位は帰って来ないそうです。それを3セット位やってしまうという話を消息筋から聞きました。

しめて諭吉18人です。

別に特定の踊り子さんとどうにかなりたいなんて思ってないそうです。毎回違う踊り子さんとソファへ消え、散財する彼を「猛者だ」と、もてはやす者もいます。

 

捨てるように金を使う夫

彼が使うカネはあぶく銭ではありません。連日の深夜残業の報酬として得た給料です。本人に聞いてみたことがあります。

「なんでそんな無茶な使い方するんですか?」

「うーん…バカなんですよ」

「奥さんは?」

「財布はボクが握ってますので妻は知りません」

「しかし、いつか破たんするんじゃない?」

「そうですね、今のところは回ってますから」

それ以上は聞くのを止めました。

彼が自分の給料をドブに捨てるような使い方をするのは、高給取りでありながら、自分の仕事に価値を見出せないこともあるのだと勝手に推測しているんですが。

f:id:sennich:20161012004609j:image

しかし、そのとばっちりを食うのは奥さんと子供ですね。 

 

夫婦お互いに貯蓄に無頓着なケース

千日の部下の女性の例です。

旦那さんと娘さんの3人家族で、駅近タワーマンションの3LDKに住んでます。彼女の手取り月収で30万円位はあるにもかかわらず、なかなか貯金出来ないそうです。

おそらく世帯収入で月収60万以上あるはず、なのにです。 

旦那さんは食べ物だけは絶対にケチらず、お金をかけなさいと育てられてきたようで、娘には安全でいい食材を使うように強く主張するそうです。

また、共働きということもあって外食も多く、どうせなら美味しいところで食べよう、と親子3人で夕食に行くと1万円位は使ってしまうらしいです。

レストランでは毎食後にデザートを出てくるので娘はそれが当たり前に思っていて、友達の家で食事を出してもらった時に『デザートは?』と言って恥ずかしかったという「笑い話」をしてくれました。 

千日は笑えませんでした。

 

隠れ貧困の怖さ

隠れ貧困の最大の特徴は、いかに収入があっても、貯蓄ができていないところです。

今はなんとか高収入でやり繰りできていても貯蓄がないので、病気を患ったり、リストラされたりして収入が減った場合は、借金しないと今の生活水準を維持できません。

貯蓄ができない人は、今の収入で収支ゼロの消費習慣が染み付いているので、借金を返すことができず、負債も膨らんでしまいます。

財布を片方が握っているようなケースでは、発覚を遅らせようとして借金を重ね、多重債務に陥ることもあります。

幸運にもアクシデントに遭わなくても、いつかはリタイアして年金収入で生活しなければならなくなります。

そんな時に減少した収入に見合った生活が出来ないと、老後破産してしまう可能性が非常に高いんですよ。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。こういう人達が、ある意味、景気の下降を食い止めているという側面はあると思います。

今後の社会経済がどうなるのか?全く不透明な中、ガンガン消費に走る彼らはある意味「猛者」だと思います。

でも、結果的に中年破産してしまったり老後破産してしまったら本末転倒なんです。

お金をたくさん稼いでいる人にはどんどん使って欲しいですけど、消費にも良い消費悪い消費があります。

貯蓄が全く出来ないという方の支出の中には前述したような悪い消費が、必ずあるはずですよ。

 

以上、千日のブログでした。

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