どんなキーワードでも上位検索を獲得できる
どうも千日です。競合の多い市場をレッドオーシャン、競合の少ない市場をブルーオーシャンと言いますね。
ライバルの少ない市場で少ないコストで最大の利益を得る戦略をブルーオーシャン戦略といい、多くの人がそれを探しています。
当然ですが、ブルーオーシャンはなかなか見つかりません。
今回のブログは『それならレッドオーシャンにチャレンジしてみようよ』という提案です。実は、どんなキーワードでも検索の上位をゲットするスキマがあるんです。
千日のブログにはそのスキマをぬって競合の多い検索ワードで現在4位につけている記事があります。
- 『住宅ローン 変動 固定』 4位
- 『住宅ローン 2016』 ニュースの次で4位
- 『2016 住宅ローン』 ニュースの次で4位
なんだ3位以内じゃないのか
そうなんです。3位と4位はかなり違います。しかし、タイトルと書き出しによって、クリック率を上げることが出来ます。この記事は検索した人の14%がクリック(CTR)しています。
下のグラフは検索順位別の標準的なクリック率です。4位でも2位以上のクリックをゲットしている訳ですから試合に負けて勝負に勝ったと言っていいと思います。
検索順位別 標準的なクリック率(CTR)
スマートフォン(カッコ内はパソコン)
1位 27.7% (19.3%)
2位 9.2% (11.4%)
3位 3.9% (7.7%)
4位 6.7% (5.2%)
5位 4.8% (4.1%)
6位 3.9% (3.3%)
7位 3.1% (2.6%)
8位 2.9% (2.1%)
9位 2.3% (2.0%)
10位 2.8% (2.2%)
【調査結果】Google自然検索結果(SEO)順位クリック率(CTR)調査-(2014/米)
クリック率を上げるタイトルと本文のコツについては最後の関連記事にまとめていますので、興味のある方は読んでみてください。
今回の本題はあくまで上位検索です。では、始めますね。
競合が多いというのが実は幻想であるということ
競合が多いと言われるキーワードの中には、確かに競合が多いものもありますが、実はそうでないものもあります。
住宅ローンについては、意外とそうでした。 多いのは多いんですけど、スキマが多いのです。どうスキマが多いのかをこれから書きます。
上位のサイトがアフィリエイトサイトばかりなら狙い目
千日が狙った『住宅ローン 変動 固定』というキーワードで上位にいるサイトはだいたい下記の2つです。
- 住宅ローンの比較アフィリエイトサイト
- 価格ドットコム
プロ又はプロ級のアフィリエイターが築いたSEO最適化の牙城が目白押しです。このアフィリエイターの牙城が上位を占めているというのが、実を言うとブロガーが切り込めるスキマなんですよね。
アフィリエイターの城を崩せるのはたった一つのブログの記事
これらアフィリエイトサイトの強みは何か?実はコンテンツの内容ではありません。サイト単位で上位検索をゲットする『構造』なんです。
- キーワードのSEO
- 内部リンク
- 外部リンク
怒られるかもしれませんが、読んで『面白い』記事はあまり見たことがないです。面白さを求めて『住宅ローン 変動 固定』を検索する人は少数派ですから、それはそれでいいんですけどね。
さらに言うと、内部リンクに関連する記事は非常に豊富にありますが、ありきたりな内容しか書いていません。極端な『住宅ローン』の戦略を探す人は少数派ですから、それはそれでいいんですけどね。
結局検索で表示される単位はページ単位です。
- アフィリエイトサイトよりも面白い
- アフィリエイトサイトよりも新しい
- アフィリエイトサイトよりも役立つ
そんなネタを書けるのは毎日新しい記事を更新しているブロガーの強みです。
読み手を惹きつける記事を書くスキルはブロガーの方が上です。
ブロガーがアフィリエイトの土俵でアフィリエイトサイトに立ち向かっても勝てませんが、ブログの土俵であればアフィリエイトの牙城を崩すことが出来るというわけです。
上位表示されているアフィリエイトサイトの特定のページを超える記事を一つ書く。
これがスタートです。これくらいなら、難なく出来るブロガーは多いと思います。
ブロガー(はてなブログ)の弱みをカバーする
これだけではまだトップクラスのアフィリエイトサイトに勝てません。アフィリエイトサイトは城です。
一つ一つの材料が石ころでも、それが集合となり、お互いに補強しあい、積み上がって強みを発揮しているわけです。
千日のような雑記ブログにはアフィリエイトサイトのように、互いに補強しあうコンテンツは少ないです。住宅ローンに関係ない記事の方が多いくらいですからね。
その弱みを可能な限りカバーすることで、最終的に一つの記事でアフィリエイターの上位サイトに対し、勝機を見出します。
1.サイト全体の評価を上げる過去記事の整理
アフィリエイトサイトはすべてのページが何らかのキーワードに対応したページの作りになっています。
検索流入が少ないページは、サイト全体の評価を下げています。サイトの評価を上げる効率的な過去記事修正のやり方 - 千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える千日は『ときめき理論』によって、リライトする記事、削除する記事を振り分けて整理しました。
2.カテゴリー分けとパンくずリスト
SEO対策としてキーワードを含むカテゴリー分けを行い、パンくずリストを設定しました。アフィリエイトサイトでは基本として行われているSEOです。
カテゴリー分けについての過去記事お勧めしたい雑多なブログと戦略的なカテゴリー分け - 千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答えるです。
パンくずリストについてはコピペで『はてなブログ』に『パンくずリスト』を設置してみました - wepli.2を参考にさせて頂きました。
3.正しい順序で見出しタグをつける
見出しタグは、はてなブログの見たままモードで「大見出し」を選ぶとh3になります。タイトルがh1ですから、h2を飛ばしてh3を使うことになりますので、h2を欠番にしてしまうことになります。
千日は見たままモードで記事を書いて、最後に「HTML編集」に切り替え、最初の見出しだけをh2に修正しています。
- 修正前 <h3>最初の見出し</h3>
- 修正後 <h2>最初の見出し</h2>
定期購読させて頂いている嗚呼蛙さんのどっちが集客に良い?はてなブログの見出しタグは「h2」か「h3」か。 - 嗚呼、学習の日々 を参考にさせて頂きました。
4.バズらせた関連記事から内部リンクを貼る
運の要素もありますが、バズった関連記事からのリンクを貼ることで強力な内部リンクとなります。もちろん狙って出来るものではありませんが、検索の順位上げに即効性があります。
実例としては、マイナス金利でバズった記事からリンクを貼る前は7位だった検索順位が、4位に上昇しました。
1ページ目のサイトはどれも強敵ですから、その中で一気に3つ順位を上げるのは、普通にやってれば難しいです。
まとめ
「そのくらいの事はやっている関連記事のボリュームも大事だ」と思われるかもしれません。
千日のブログの住宅関連の記事数は現在34記事です。その中で住宅ローンに関する記事は10に満たない数です。
これは、1つの記事を上位に押し出すのに関連記事の数は重要な要素ではないという証拠になると思います。
次回予告
- なぜ専門家でない千日の記事が住宅ローンで上位を取れるか
- 専門家らしい文章のコツ