今年のインフルエンザB型は熱が上がらないので大流行
どうも千日です。インフルが流行ってるらしいですよ。本を一緒に作って頂いている編集者の方もインフルにかかってしまいましたし、そこの偉い人もインフルにかかって契約がちょっと伸びてしまいました。
今年は高熱が出ないこともあるインフルエンザB型にかかる人が多く、気づかないうちに職場や学校などで感染を広げている恐れがあるみたいです。
全都道府県でインフルエンザ患者が警報レベルを超えた
厚生労働省の発表によると、この1週間(1月29日~2月4日)に全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数が1カ所あたり54.33人(前週52.35人)となり、警報レベルの30人を大幅に超えているそうです。
都道府県別のベスト5は…
- 大分 77.09人
- 福岡 69.96人
- 埼玉 68.29人
- 神奈川66.31人
- 高知 66.19人
です。主要都市では東京53.23人、愛知62.52人、大阪45.02人とのことです。人口密度とは、必ずしも一致してない感じですが、いずれにしても警戒レベルを超えた患者数です。
このはてな村でもかんどーさんがかかってましたよね。
これ読んでて私も「へぇー今年のは余裕なんだー」と思ってたんですが…
その翌日がこれ。
ゼンゼンよゆーじゃなかったようです。気を付けましょう!
今年のインフルは
じわじわ…ぎゅーん
って感じで来るみたいですよ。
ウチの妻も風邪の症状で熱は平熱…もしや?
そんな折にウチの妻も風邪のような症状を訴えだしまして、
- 身体がだるくて節々が痛い
- 頭が痛い
- 喉が痛い
- でも熱はない。
あーこれはどっかで貰ってきたかもなーと思ったんですよ。
いつもだったら「熱が無いからインフルじゃないよね、たぶん」みたいな感じでPL顆粒飲んで、適当に治そうか…
という感じだったんですが、今年のB型は初期に熱が出ないというじゃないですか。
ちょうど私もすこし身体のだるさみたいなのがあって、来週にはどうしても人と会わなければならない用事も控えてました。
これは大事をとって検査してもらおうと思い、夫婦そろって近くの病院へ行きました。
とにかく病院嫌いの妻を引きずって連れて行く
妻は極度の病院嫌いなんですよ。電車で30分くらいのところに、昔から知ってる病院があってそこなら何とか行ってくれるんですけど、新規開拓はなかなかしてくれません。
いまのマンションには約9年前から住んでいるんですが、未だに近所の病院には定着せず、わざわざ電車に乗って行くんですよね。
でも、さすがに私も一緒に電車に乗っていくのも面倒ですし、もしインフルだったら電車に乗ってウイルスをまき散らすことになってしまいます。
なので、嫌がる妻を近くの病院に連れて行きました。
もちろん私も一緒に行きます。
インフル予防のうがいは3回じゃなくて6回!おだいじに
「インフルエンザの検査をしてもらいたいんです。」
私が受付でそう言うと、サーっと窓口の向こうに緊張が走るのを感じます。
「じゃ、コレ(問診票)書いてください、それからこれで熱を測ってください。」
熱は無いんですけど、家の体温計が故障している可能性も無きにしもあらずなので、大人しく体温計を受け取り測って提出、二人とも36度の平熱です。
普通であればそこから診療室へと呼ばれるんですが、看護婦さんがやってきて「まずは奥さんの方だけインフルエンザの検査をしますので奥さんだけこちらへ」と妻だけ別棟に連れていかれました。
徹底してますね!
検査結果は陰性でした
で、結果はというと陰性でした。妻の方が症状が多かったので、私の方は検査は無しです。一回やったことがあるんですが、あの鼻に細い綿棒入れるやつ、ちょっと苦手なのでよかったです。
ただの風邪!
セーフです。
先生はひふみんに似たイイ感じのおじいちゃん
その後、妻と二人で診察を受けました。
この先生というのが、すごく私のツボだったんですよね!今は引退した加藤一二三氏(愛称ひふみん)にそっくりなおじいちゃんです。
「良かったですね、奥さんがインフルエンザにかかっていた場合は旦那さんもインフルになってしまいますよネ、よっぽど夫婦仲が悪くない限りネ」
「はい」…これは面白い人だ…!
「あ、コレ冗談ね、じょおだん」
ちょうど私の父くらいの年回りです。
「あのね、インフルエンザの検査薬は富士フィルムのヤツが一番早く出るんデス。ほかのでも、まあ、大丈夫、出るんだけど。早く出るのは富士フィルムのヤツで。それと、インフルエンザのウイルスはある程度熱が出ていないと反応しないこともあるから、今回はまだ熱は出てないから、どうかなーと思ったんだけど、まあ、やってみることにしました。それで、陰性でした。大丈夫デス。」
とにかくね、
すごく丁寧に説明してくれます。
でも、半分くらいしか分からない。
でも、大事な部分はよく分かります。
ほかにも、聴診の仕組みとか痛み止めとして処方してもらう、ロキソニンは全部飲まなくていいよとか、それでひとしきり診てもらった後、ありがとうございましたと言って外に出ようとしたところで、また始まりました。
朝7時のNHKのラジオのニュース
「あ、そうそう、私の知ってる京大の先生がね、朝7時のNHKのラジオのニュースで言ってたんですけど、うがいは皆さん3回くらいですよね?でもね、風邪のウイルスは1回のうがいで10分の1、2回目で100分の1、3回で1000分の1にまで減るんですよ…」
もう半分くらい診療室からが出ている体勢のまま、何ていうんでしょう。
だるまさんがころんだ
で、止まったような体勢です。
「それでね、1000分の1くらいだと、すーぐにウイルスが喉のところで繁殖してしまって結局うがいする前にまで増えてしまうんですよ!」
「ハイ」
「だからね、4回うがいして1万分の1、
5回うがいして10万分の1、
6回うがいしたら100万分の1にまでウイルスを減らせるんです!」
「なるほど」じゃ…
「それでねー、私その先生に言ったんですよ、京大でまた、なんでそんなこと研究してるんですかって…そしたら、『何を言っとるか!お金をかけずに国民の健康を守ることが医学というもんだ!』ってね!あの、NHKの朝7時のラジオのニュースですからネ。」
「わかりましたうがいは6回ですね、ありがとうございました」
「うんうん、うがいの前には手を洗って、お大事にねー」
まとめ~インフルエンザ予防にうがいは3回ではなく6回
インフルエンザの全国の推計患者数は約282万人だそうです。 直近5週間のウイルスの割合は例年2~3月に感染者が増えてくるインフルエンザB型が全体の51.8%を占め、週を追うごとに増えているそうです。
B型の次に多いのが、A香港型で26.2%、その次がA型のH1N1で22.0%と続きます。このように複数のタイプが同時に流行しているので、何度も感染する可能性があるのです。
特にB型は高熱が出なかったり、下痢など消化器症状が多かったりすることがあるので、インフルエンザと思わずに学校や職場に行き、感染を広げてしまう恐れがある。
家族にインフルエンザの感染者がいて自身も体調が悪くなった時は無理をせずに自宅で休み、熱が続くようなら医療機関で検査を受ましょう。
感染対策には、
- 手洗い
- 手洗いした後のうがい6回
- マスクを着用
- 適度な湿度
- バランスのとれた栄養
- 人混みを避ける
などが大事とのことでした。
ではでは、皆様も風邪などひかれませんよう。お体には気を付けて!
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
ひふみんと言えばすごい人なんですよね。
すこし変ないじり方をされているのを見て心配になることがありますけど、見ていて素直にすごい人だなと思いますし、私は大好きです。
最近はちょっとテレビの露出のペースが減ってきて、すこし安心しつつ、もうちょっと見たいな、と思いつつって感じでしょうか。
2018年2月9日
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