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もしも100万円がポンと手に入ったら?そのまま妻にあげます

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何の理由もなく入る100万円の値打ち

どうも千日です。擦り切れた話題だとは思いますが角度を変えれば面白いテーマですよ。

労働や成果に対する報酬として手に入るお金ではなく、何の理由もなく、ただポンと手に入るお金についてどう思いますか?

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今日はこんな風にお題を料理してみたいと思います。

では始めますね。

目次

お金とは何か?

まず、話を進めるに当たって大事な前提は「お金とは何か?」に対する答えです。2つの定義から見てみましょう。

法律の世界ではお金=価値

法律の世界ではお金とは価値そのものです。対立する利害関係を仲裁するため、成果や被害を測定するのにお金が使われます。

人命だってお金に換算するんです。

例えば、交通事故で被害者となり死亡した場合、相手方が加入する自賠責保険からは1名につき3,000万円まで、それを超えた分は任意で加入する自動車保険から保険金が支払われます。 

自賠責保証の損害賠償金の計算はざっくり『葬儀費』『慰謝料』『逸失利益』の3つによることになります。

葬儀費は60万円、慰謝料には死亡者本人に対する慰謝料のほか遺族への慰謝料があります。

逸失利益は本来事故がなければ得られたであろう給与や収入等のことです。以下の計算式で計算されます。年齢が若いほど逸失利益は高くなります。

逸失利益=(被害者の年間収入額-被害者の年間生活費)×死亡時点の年齢における就労可能年数のライプニッツ係数

裁判例に見られる交通事故の死亡・後遺症賠償額の高額ランキングトップ3

ちなみに裁判例から賠償額のトップ3は以下のようになります。

  • 1位 5億843万円 被害者41歳男性眼科医(平成23年11月判決)死亡
  • 2位 3億7,829万円 被害者21歳男性大学生(平成23年2月判決)後遺症
  • 3位 3億6,756万円 被害者33歳男性会社員(平成17年5月判決)後遺症

かなりの高額ではありますけど、失った人生が戻ってくることはありません。

 

経済の世界ではお金=運動、交換

経済の世界ではお金とは貨幣です。そのものに価値があるんじゃなくて、何にでも交換することが出来るモノとしてとらえられるんです。

交換によって価値が生まれます。

  • 山に住む人は海のものが欲しいです。
  • 海辺に住む人は山のものが欲しいです。

物が人から人に相互に移動することで価値を生む。これが盛んに行われることで社会経済が発展していくという考え方をします。交換は、貨幣を媒介とすることで効率が飛躍的にアップします。

目まぐるしく行われる価値の交換は目に見えませんが貨幣の動きとして可視化されます。貨幣の本質は運動なんです。

我々ヒトはどういう訳かこの運動が好きなんです。小規模な自給自足経済から現代の経済が発展したのは、みんながより速く、より多くの価値の交換=運動を欲したからです。

貨幣が出来てからは、海辺に住む人は自分が生活に必要な分以上の量の魚を獲ろうとするようになります。なんでかっていうと、交換する貨幣を手にいれ、さらに多くのものと交換するためです。

価値の交換=運動を盛んにすることで価値が増幅していくことが気持ち良い=快感なんです。

 

何の理由もなく入るお金とは

こんなお金が何の理由もなく入ってくると、価値観の尺度が変わってしまうんですよね。

仕事をしていても、この考えが頭から離れることは無いでしょう。

あの時は何にもしてないのにあれだけのお金が手に入った。

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仕事をしていれば、時には辛いこともあります。面倒なこともあります。投げ出したくなることもあるでしょう。

そんな辛い時こそ、この思いは強く私を苛むでしょうね。

なんでこんなに耐えなきゃならんの?

こんなに犠牲を払ったのにこれっぽっち?

自分で望むか望まないにかかわらず、そんなお金を手にしてしまうということは、つまり、今後の人生において、十字架を背負い続けるということを意味します。

大した金額でなければ、影響はありません。『あんときはラッキーだったな 』『また入ってこねーかな』位で済みますけど、大きな金額になる程そうはいかなくなるでしょう。

  • 忘れられない金額。
  • でも、使えばすぐ無くなってしまう程度の金額。

そんな金額が最も毒を含んでいます。

まさに、100万円~1,000万円位の金額というのは最も毒を含んでいる、リアルに怖い金額なんですよね。

くわばらくわばらデス。

 

それでも手に入ってしまったら

もしも、理由もなく『やるよ』と言われたら、千日は断ります。イや、もらうかな…?でも断ったほうが得策だということは分かります。

ここはお題の通り、それでも手に入ってしまったらどうするか?ですね。

手に入ってしまった時点で『捨てる』という選択肢はありません。だってそれは100万円(=価値)なんですから。もはや、手に入った100万円を捨てるのは自分の身を切るのと同じことを意味します。

自分の貯金から100万円をゴミ箱に捨てる人はいませんよね。

何かに使わなければならない(=運動と交換)。

でも自分で使ってしまうと、今後はさっき言った十字架を背負って残りの人生を送らなければならなくなります。

そこで、思いついたのが、『そのまま妻にあげちゃう』という方法です。

タイトルを読んで、初めは『ちょっといい子ぶってんじゃねーの?』と思いながら読んでる人も、ちょっと違うなと思い始めたんじゃないですか?

プレゼントというより、エンガチョ、ないしはバイキンタッチに近い行為です。でも、妻に私の身代わりに十字架を背負わせようということではありません。

 

妻なら私から100万円を貰う『理由』を見つけるはず

つまり、妻なら夫である千日から100万円をポンともらったとしても、それが理由の無いお金だとは思わないだろうということです。

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千日がもらった100万円は、何の理由もなくもらったお金です。これを自分で好きなように消費してしまうと、呪いにかかります。

しかし、妻はどうでしょうか?

夫である私から感謝の言葉とともに渡された100万円は理由のあるお金であるはずです。

妻に感謝しています。ただ、千日が得るサラリーは家計であり、その範囲内でしか彼女に払うことが出来なかっただけのことです。

一方で妻が千日に与えているものは、私のサラリーを超えているかもしれないんです。

ポンと手に入った100万円は千日が自分で使うと一生背負う十字架になりますが、千日を介して妻の手に渡ることで、その呪いは解かれる(=あるべき価値の交換に納まる)ということです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?楽しんでいただけたら嬉しいです。実際に100万円で出来ることは限られているんですけどね。

ちなみに千日は100万円よりもほしいモノがあります。それ自体は100万円どころか4万円もしないです。

これを自分で買うと呪いにかかってしまうものですが、どなたかがプレゼントしてくれる、というプロセスを経ることでその呪いは解かれるでしょう。

以上、千日のブログでした。

昭和47年生まれの独白カテゴリー

 

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