ブログを一年続けたら昔の記事にあとがきを付けてみよう
どうも千日です。一年もブログを続けてると更新が辛くなってくることもありますよね。そんな時にお勧めなのが過去記事にあとがきを書く事です。
ブログを一年も続けていると、小手先のテクニックが身に付いてきて、どんな事でも何となく記事に出来てしまうものです。
でもね、気分が乗らないまま「保守」なんていう目的でテキトーな記事をアップした所で、一分の利も無いんですよ。
固定読者はそんなのお見通しです。
ソースは忘れましたけど「定期購読をやめた理由は?」というアンケートでは『更新回数が減ったから』という人の数よりも『内容が薄くなったから』という人が上回っていたそうです。
試しにあとがきを書いてみれば過去記事には2つの種類がある事がわかります。
- スラスラ後書きを書ける記事
- 後書きが書きにくい記事
この二つです。
書いた本人が後書きを書けないような記事って…
と思いますよね。そんな記事は削除対象です。恐らくですが、ほとんど読まれていません。また、そんな記事はサイト全体の評価を下げているんです。
また振り返ってみれば、そういう記事っていうのは、書く気がないのに無理矢理書いたような記事だったりするんです。
- 固定読者を失望させる記事。
- 書いた本人でさえ後書きを書けない記事。
- 結局後で削除する事になる記事。
書く気が起きない時に書くのってしんどいですけど、苦労して書いた所でくたびれ損ですよね。
ですから、「最近は書くのが辛いな…」と思ったら、無理に更新せず過去記事を読み直して後書きに徹した方が良いんです。
PVの少ない記事の調べ方は過去記事サイトの評価を上げる効率的な過去記事修正のやり方 - 千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答えるをどうぞ。
あとがきのメリット
それにね、後書きって結構メリットが多いんですよ。ポイントは、本文を書いてからある程度(半年から一年)時間を置いてから書くのがミソです。
本文と同時に書いても良いですけど、この千日がオススメする後書きには、ある程度の「時間のスパイス」が必要です。
記事の奥行きと読者の目線から共感を得られる
なかなか自分を客観視するのは困難ですけど、時間が経ってから読むと比較的客観的に自分の文章を読む事が出来ます。
つまり、読者に近い視点です。
書いている時には見えなかったアラが見えてきます。明らかな誤りは直します。でも全体的に偏った見方になってるなと思ったら後書きで「テヘペロ」です。
記事で大上段に構えて大風呂敷を広げているのは、それはそれとして敢えて置いておきます。
で、舞台を降りた後の『イヤァ、ああは言ったけどちょっとやり過ぎかなぁ』なんていう雰囲気の話を後書きで書くんです。
また、自分を客観視出来ますから「ちょうどその頃はこんな事があってそれが文章に現れていますね」なんて事も書けます。
これが時間のスパイスです。記事に時間経過による奥行きがプラスされるんですよ。
その時の考え方に加えて、時間が経過した後の同じ筆者の見解の変化が入ることで、内容に奥行きが生まれるんですね。
また、読者の共感も得やすくなります。
例えば、元の本文を批判的に振り返って「今思えばこういう考え方もあった」というような後書きであれば、反対意見の人も「ホウ分かってんじゃん」となるでしょう。
また、「本文について話す」という視点は読者と並んだ視点なんですよね。こういうスタンスの文章を読む事で読者は筆者を身近に感じるんです。
このような「共感」と「好感度」は広告のクリック率に影響します。考えてみれば当たり前です。
- 嫌な気分になった時に広告を見ても買う気にはなりません。
キーワードが自然に補強される
後書きを書く事で、単純に記事の文字数が増えます。
また、本文について別角度から書く訳ですから、自然な形でキーワードが補強されるんです。
また、時間が経過してから書く事で、より新しいキーワードを入れる事が可能になります。
更新されたことを検索エンジンにアピール出来る
そのコンテンツがずっと更新されないよりも、更新される方が検索エンジンの評価が上がります。
さらに言うと、修正よりも増加の方が良いです。だって情報が増えた事は明らかですからね。
無駄なアフィリエイト広告やリンク切れを発見出来る
なんとなく貼ってませんか?無駄なアフィリエイト広告。成約率の悪いアフィリエイト広告はアドセンスのクリックを奪うだけです。
さらに広告の先がリンク切れや品切れなどは、もってのほかです。
アフィリエイトをするなら、はじめからニーズを考えて記事作りする必要があります。
自分の好きな事を書いて、ついでにアフィリエイト広告を貼ってウハウハ
んな事ある訳ないです。読み返すプロセスでこれを判断して、無駄と判断したアフィリエイト広告は外しましょう。
それだけでアドセンスのクリック率が上がります。
効果的なあとがきの書き方
今のところ、この方法は案の段階です。千日もこれからボチボチ実行していこうと思ってます。
上手くいけば、これでアクセスがアップするはず…!
練りに練った効果的な後書きの書き方をご紹介しますね。
本文との文字数のバランス
後書きの方が多くなってしまっては本末転倒ですよね。本文の文字数の1割未満に抑えたい所です。
1割を超えるようなら、後書きではなく本文を補強した方が良いケースだと思います。
あくまで本文が主であって、それにちょっとしたスパイスを加えるのが後書きです。
文字色を変える
それが「後書き」である事を一目で分かりやすくする必要があります。
とかく『まとめ』と混同してしまいがちです。後書きを書いているのに、まとめだと思われてしまうと「まとまりの無い記事だな」なんて思われてしまいます。
千日のブログでは『以上、千日のブログでした。』という終わりの決まり文句があります。この後にアドセンス広告が入ります。
そのアドセンス広告の下に《あとがき》という書き出しから文字色を青にして書こうと思ってます。
更新した日付を書く
最後に後書きを書いた日付を入れます。最近の日付が書かれている事で、読む人にそのページがアクティブなページだという事をアピールするんです。
面白い記事だと思ったり、感銘を受けても、あまりに古い日付だと「もうブログをやめちゃったかもな」と思いますよね。実際、そんなサイトは沢山ありますし。
しかし、古い記事でも後書きの最後に日付があってそれが割と最近なら、「コメントしてみようかしら」という気になるでしょう。
まとめ
過去記事のリライトって過去に目がいきますし、単純作業のイメージがありますので、なかなか手を付けにくいんですよね。
でも、後書きを書くというスタンスなら、ちょっとした作家気分になれますし、違った目で自分の文章を読む事が出来ると思うんです。
ときめく記事ならスラスラ書けますし、ときめかない記事は遅々として進みません。こんまりさんのトキメキ理論で記事を断捨離するキッカケにもなるでしょう。
リライトって面倒だな…と思ってる人には特にオススメしたい方法です。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
いつもはこの位置に関連記事の案内文や読者登録のお願いなんかの定型文を書いていたんです。
なんとなく誰かがやってたのを真似たんですけど、それだったら後書きの方が良いんじゃないの?と思ったのがキッカケです。
流行ったら嬉しいですね!
2016年6月28日
初心者のブログ戦略カテゴリー
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