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どうやって旦那をイクメンに育てるか?に答えます

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旦那をイクメンにする方法に答えます

どうも千日です。前回はイクメンとイケダンの違いを説明しましたね。当ブログがお勧めするのはイクメンにする方です。

そもそも、夫をイクメンにするのは、実はそれほど難しいことではありません。

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夫が子育てに非協力的だとしたら、それは、初めの方の段階で言っても無駄だと諦めてしまってたり、出産後のイライラからキレてしまって産後クライシスをこじらせてしまったりしているためです。

本来、旦那をイクメンにするための条件は『乳幼児の子供がいること』だけなんです。

では、始めますね。 

 

人間は協力して子育てする生き物です

もともと、人間は群れで協力して子育てをする生き物だったと言われます。専ら妻が子育てを担当するようになったのは、核家族化が進んだここ最近の話です。

ですから、

  • そもそも子育ては母親一人では荷の重い仕事です。
  • 父親も子育てに協力する用意があります。
  • しかし、父親に子育てをさせるには、そのまま放っておいてはダメで、母親から父親に働きかける必要があるのです。

 

金沢大学のイクメンマウスの実験

子育てをしない父マウスを母マウスと同じかごに入れると、母マウスからの働きかけを受けて、子育てに励むイクメンになったとする実験結果を金沢大学のチームがネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表しました。

父マウスは、子からではなく、母マウスからのフェロモンのにおいや超音波などの音声によるコミュニケーションで子育てをするようになったということです。

  • 生まれて間もない子から父マウスだけ隔離した場合⇒子育てしなかった。
  • 生まれて間もない子から父マウスと母マウスを一緒に引き離した場合⇒子育て行動をとった。

 日本経済新聞

単純に人には当てはめられませんが、父親が子育てをするのに妻からのコミュニケーションが必要である可能性が高いということです。

 

子供との触れ合いで父親からも分泌される絆ホルモン

過去の記事で母親の母性を司るオキシトシンというホルモンについて触れましたね。オキシトシンは別名「愛情ホルモン」「絆ホルモン」とも呼ばれ、分娩中の母親から大量に分泌されて陣痛を促し、赤ちゃんを押し出す作用があることで知られています。
 
また、授乳中の母親と赤ちゃんからも大量に分泌されて脳に働きかけ、母子の絆を深める作用もあります。
 
これがオキシトシンのA面です。
 
そして、オキシトシンのB面として母親の攻撃性を高める作用があることが最近の研究で分かったことをご紹介しました。攻撃性を高めるのは、外敵を排除して子供を守る強い母の側面なんです。
 
そしてこのオキシトシンは赤ちゃんとの触れ合いで父親からも分泌されるんです。なんとも驚きです。 

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そしてオキシトシンのA面の作用はやはり父子の絆を深める作用です。
男性のB面は攻撃性ではなく、見知らぬ女性の接近に抵抗感を感じるという作用を及ぼすことが、ある実験の結果から明らかになってきました。
 
成人男性に対して一歩ずつ初対面の若い女性が近付いて来ます。被験男性には心理的に抵抗を感じたところでボタンを押してもらい、その時点の女性との距離を測るという実験です。
 
  • 通常の男性の平均は30㎝
  • オキシトシンを注射した直後の平均は50㎝

千日は、オキシトシンは自分の群れ(家族)以外の者を排除することによって、群れ(家族)の中の絆を強める働きがあるのだと解釈しています。

つまり、母親の場合はオキシトシンが攻撃性としてあらわれ、父親の場合は家族以外の女性の接近を拒否する方向に表れるんですね。

 

ですから、夫をイクメンにする最も近道は、

夫が赤ちゃんと触れ合う時間を多くとるように妻の方から働きかけることなんです。

なんとも単純で分かりやすい作戦ですが、これが最も理にかなった方法であるということです。 

 

赤ちゃんとの触れ合いで、父と子のオキシトシンの分泌が活発になれば、父親はもっと子供と触れ合いたいと願うようになります。 

妻の方から要求しなくても、何とか仕事の段取りを調整して、子育ての役割を分担しようと努めるようになるでしょう。

そんな心理状態の男には浮気願望もありません。妻にとっては良いコト尽くしなんです。

 

言われないと子育てしない夫と産後クライシス

そんな良い循環に持っていくのは、夫ではなく妻の仕事です。金沢大のマウスの実験でもそうですが、男は自ら子育てをしようとはしません。

  • 妻から言われたことまでは出来る。
  • 妻から言われないことは出来ない。

これが、出産当初の夫です。全く使えないですが、しょうがないです。そういうものです。

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そもそも男は赤ちゃんが苦手です。

泣かれても、どうしたらいいのか全くわからない。

小さくて柔らかくてケガをさせてしまいそう。

おっかなびっくりです。初めは何をやらせてもぎこちなくて見ていてイライラします。また、何かやってて別の事が起こると、前にやってたことは完全にお留守になるのが男です。

 

だったら、自分でやったほうが早いワ。

ついこんな感じになってしまうんです。

だからといって、夫になにもやらせずに、自分で全てやってしまっては本末転倒だということは分かりますよね。なので、そこは忍耐です。

 

夫のやり方についてキツく注意しすぎるのも逆効果です。夫は「ならば、自分は手を出さない方が良い」と考えるでしょう。

 

するとお互いがこう考えるようになります。

子育てを夫婦で協力してできないなんて、自分たちが夫婦になったのは失敗だったんじゃないか?

これが産後クライシスです。

この悪循環に陥らないためにはどうしたらいいか?ケンカしながらでも旦那に子育てに関わり続けてもらうには幾つかのコツがあります。

 

旦那には子供と触れ合う役割を分担する

見ていて危なっかしいのは分かりますけど、ダンナには赤ちゃんと触れ合う分担を優先して割り振ります。言うまでもなく、父親のオキシトシンを大量に分泌させるためです。

  • おむつを換える
  • お風呂に入れる
  • 哺乳瓶でミルクをあげる

こういった赤ちゃんと触れ合う分担を優先的に割り振るんです。

 

産後間もなくは、自分もオキシトシンの働きでイライラしていますし、首のすわらない赤ちゃんをぎこちない夫に託すなんて気が気ではないと思います。

しかし、そんな気持ちになるのがホルモンのせいであることが分かっていれば、少しはマシなはずです。そういうホルモンの働きを夫にも事前に勉強してもらっておくのも有効です。

 

とはいっても、なかなか人間はそう簡単に割り切れるものではありません。ですから自分の方が多くを負担しているのは分かっていても、夫への感謝を表現する必要があります。

 

夫の動機付けは妻からの信頼感謝だからです。

  • いつもありがとうという気持ちを伝える
  • キツくなじってしまったことをゴメンねと謝る

これを効果的にするのは、まさに赤ちゃんと触れ合い、夫からオキシトシンが大量に分泌されているタイミングなんですよ。

 

子育てに夫婦プラス1名の大人を組み込む

倫理学者の内田樹氏は、著書の中で家庭には親の代の水準に子供と同性の大人が2人必要だと書いています。

つまりこうなります。

  • 男の子の場合ならばお父さん、お母さんに加えてお母さんの兄弟(叔父さん)が必要。
  • 女の子の場合ならばお父さん、お母さんに加えてお父さんの姉妹(叔母さん)が必要。

図にするとこうです。

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内田樹氏はこの関係を「男はつらいよ」の寅さんに喩えて分かりやすく説明しています。

  • 子供=満男(吉岡秀隆)
  • 父=博(前田吟)
  • 母=さくら(倍賞美津子)
  • 母の兄=寅さん(渥美清)

父親が「やれ」といったことをおじさんは「しなくていい」という。父親が「しちゃいけない」と言ったことを、おじさんは「したっていい」という。必ず混ぜっ返す。

もしもこれを夫婦でやるともろにぶつかってしまい、非妥協的な対立になってしまいます。(内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために』 217ページより引用)

 

核家族は閉じた世界です。そして親は同性の子供に対しては支配的にふるまう傾向があります。

こんな関係をよく見かけますよね。

  • 母親は娘に対して厳しく、息子を溺愛する。
  • 父親は息子に対して厳しく、娘を溺愛する。

ですから、父親と母親はそれぞれ互いの子育て方針、教育方針について「厳しすぎる」ないしは「甘すぎる」という対立関係になりやすいんです。

そこを、おじさんやおばさんは親が子供に対してふるう支配力を横合いからコントロールすると同時に、夫婦の決定的な対立が起こる前に分散させる働きがある。

 

また、夫にとって妻の兄弟が子供との関係に入ってきた場合、夫にとっては群れの外の男ですよね。

あくまで自分が父親であるというアピールを出す方向に働き、自らイクメンになるモチベーションになるわけです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。家事や育児の分担は今のところ、どうしても妻の方に負担が行きがちですね。

ならば夫がもっと分担すれば良いのですが、意外と妻の側では『夫に手を出して欲しく無い』と考えているケースも少なくないそうです。

とはいっても家事と育児は妻の専売特許であり、男は外で仕事だけしていれば良い、という社会ではもはや無くなってきています。

イクメンというのは、働く男性が育児をより積極的にすることが、社会にとってプラスなんだという考え方を基本にしていて、千日も大いに賛成です。

 

この千日のブログが上手く夫婦で協力し合えるヒントや助けになれば嬉しいです。

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以上、千日のブログでした。

千日のブログでは、役に立つ話、まあそこそこ役に立つ話、役に立たない話、色々と取り揃えています。よかったら読んでみてください。

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旦那をイクメンイケダンにしたい貴女へ

 

産後に夫にイライラする理由、産後クライシスの乗り越え方

産後でなくてもダンナにイライラする理由に答えます

記事で引用した内田樹氏の著書です

疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)

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