ブロガーとしてアフィリエイトをやる際の注意点
どうも千日です。かく言う千日もオカネはイケる口です。嫌いじゃないっていうか、かなり好きな部類かもしれません。
特に日本人はお金が好きと公言する人は少ないですが、日本人に限らず人間はお金が好きです。徳がどうとかに関係無く、人種を問わず、ヒトの習性だと千日は思ってます。
お金がスキ
恥じる必要はありません。但しアフィリエイトは誰もが簡単に濡れ手に粟でお金を儲けられる方法ではありません。今日はそれをお話ししたいと思います。
アフィリエイトの全体の商流の中での位置づけ
アフィリエイトは広告ですね。アフィリエイターは広告料を受け取ります。
広告料率について、アフィリエイター側に全くの交渉権はありません。こういうケースは最も情報を握ってる所が果実を独占します。つまり楽天やアマゾンです。
広告料というのが正式な言い方かは知りませんがよく広告料と言われてますね。
本来の広告料であれば、ブログに広告を設置した時点で基本料金が発生し、ブログへの訪問数に応じて変動するのが基本です。
売れて初めて実現する
これは実際にモノを販売している側のリスクの取り方です。
企業側としては、別にそのサイトで売れなくても、無料で広告を掲載してくれるだけで良いんです。
例えば10万円販売する1つのサイトに広告を出すより1万円販売する10個のサイトに広告を出す方が多くの人の目に触れると考える。企業側としてはサイトで売れなくてもリアル店舗で売れればいいんです。
企業側としては無料で広告を掲載するインセンティブとしてアフィリエイト料率を設定しているのです。営業活動の対価としてではありません。
営業としては初めから割に合わない条件です
だから多くの人が『こりゃダメだ』と嫌気がさすのは正しい感覚なんです。そもそもリスクを取ってないんですから、妥当といえば妥当な線かもしれません。
それでも『ブログ更新だけで月100万円の収入』などの実例がありますね。それを取りに行きたい。
取りに行くのは悪いことではありません。
しかし、リスクを取って実業すればアフィリエイトで稼ぐお金の10倍は稼ぐことができたということです。
企業が広告料に使うお金はだいたい粗利(売上から仕入を引いた額)の10%を超えることはありません。それを超えると使い過ぎです。
広告会社の原価構造は物流コストの負担の有無によっても違ってきますが、人件費が多くを占めます。決算書から推測されるアフィリエイターへの外注宣伝費用は、やはり粗利の10%以下に抑えられてます。
もしアフィリエイトで100万円の収入を得られる力があるなら、そのブログには1,000万円を得られるポテンシャルがあるんです。
アフィリエイトで100万円稼いでいるということは、残りの900万円を顔も知らない誰かに献上していることを意味します。
それにアフィリエイトって実際は左団扇ではありません
広告を買わせるような記事作りには、相応のリサーチが必要ですし、サイト作りにもノウハウが必要です。
こうなると会社の仕事と何ら変わりません
外に働きに行かなくても在宅で収入が得られる
妻の知人にいわゆる『ブログ飯』を実現している人物が居ます。女性です。彼女は殆ど家から外に出ることは無く、更新している記事の日常は彼女の創作だそうです。
- ネタの写真を撮るためにたまに外に出る
- 家にこもり、偽りの日常を記事にする
今もブログは更新されているそうです。これはこれで稀有な才能ですね。
前回の記事で次回にお話ししますと言った命題がありましたね。
阿佐田哲也氏の名言からです。
麻雀を点棒のやりとりだとしか思えない人は永遠に弱者である。麻雀は運のやりとりなのだ。点棒の流通は誰にも見える。が、運の流通は見えにくい。だから多くの人が無視する。
前回のブログで『点棒』はPV数に言い換えました。
では『運』とは?目に見えるPV数やアフィリエイト収入では無く、目に見えないモノです。
自分の考え(チラシの裏)をほぼ無料で全世界に同時配信できるのがブログです。
またその反響を見も知らぬ人からリアルタイムに受け取れるのがブログです。
全てのアフィリエイターが上記の彼女のようになるとは考えていません。また、けしてPV数やアフィリエイト収入を否定してるんでは無いです。しかし、それをメインに据えるのは危険をはらんでいる。
PV数もアフィリエイト収入もブログの大きな楽しみの一つです。用法用量を守って楽しんで下さい。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
広告収入が高いという事はある意味、社会的に貢献度の高いサイトだと思います。
小手先のSEOでは検索順位を維持出来ませんし、内容のないサイトからコンバージョンする事はありません。
要は、書き手が本当の価値に気付いているか?ということなんですよ。
2016年7月11日
ピックアップ
ブログ初心者にオススメの戦略シリーズ