困った人、苦手な人を克服するコツ
どうも千日です。仕事上で苦手な人、嫌いな人と会わなければならない時はありますね。誰もが一度は悩むことだと思います。
これは誰にでもあることです。まだ経験が浅いとかベテランとかに関係無く、ヒラか社長かに関係無く『あります』。
人それぞれです。『合わない人』というのはどの世界にでも一定数いるものです。今日はその克服の秘訣についてです。
あなたを疲弊させる有害な人物
仕事においては社内でも取引先であっても良好な関係を維持することが望まれます。
キーワードを検索して私の記事に辿り着いた方は、良好な関係を維持しなければならないのに、嫌な相手の
- 不当に高圧的な態度
- 良好な関係につけ込む態度
によって心底疲れているのだと思います。
負のスパイラルに陥らないために本来の関係性を取り戻す
相手が職場の上司や顧客の場合は当然、力関係では向こうが上です。これを対等にしようというのではありません。
本来の上司と部下、顧客との関係性に持っていくのが目的です。あなたの側に苦手意識があることで、本来の関係性が歪んでいるんです。
- 長く相手と対面したくないから、業務上、本来取るべきコミュニケーションが取れていない
- 長く相手と対面したくないから、相手の無理な要求を簡単に呑んでしまったり、イミも無く回答を先延ばししてしまう
これではさらに負のスパイラルに陥ってしまいます
①苦手な人、嫌いな人を好きになる必要はない
自己暗示で克服出来るなら、そもそもそんなにイヤでは無かったということです。
フェアな関係を取り戻すことだけを意識します。
②相手を観察し、苦手意識の原因を冷静に分析する
あなたが苦手意識を持つに至った理由は何でしょうか?賭けてもいいですが、苦手意識の原因はあなたと相手の立場とは関係の無い所にあります。
- 上司の業務命令に従う
- 顧客のニーズに応える
仕事上の立場とは関係無いレベルであなたを心理的に追い詰める、言葉や行動を取って来る人なのです。
- 相手が意識的か
- 相手が無意識か
どちらかですが、それを深く考える必要はありません。対処法は同じですし、専門家でも無いのに相手の心理を色々考えるとさらに負のスパイラルに陥いるからです。
③相手と正対し落ち着いて話す
これだけです。
苦手意識のある人に対して、その人を正面に据えて話したことはありますか?出来るだけそういう状況を避けて来てると思います。
無意識に相手に対して自分から心理的に下手に回っているのです。こちらが相手を見ず、相手がこちらを見ている状況を作っている。
人の上下関係は古くから視線によってコントロールされてます。
- 上の者が見ることが出来るが
- 下の者は見ることが出来ない状況
これは王様に対して跪く姿勢が典型的です
あなたは相手に対して跪かないまでも、それに類似の体勢を取り続けているんです。
相手に楯突けと言ってるのではありません。正面に据えて落ち着いて話すだけです。
これが難しいと感じるならば、それだけ相手に対して心理的に感じる負担が大きいということです。
④心理的な圧迫感や不快感を軽減する呼吸法
相手は王様ではありません。ただの上司、ただのお客様です。相手を前にして、自分の心を落ち着かせることが第一歩です。
相手に会う前に自分を落ち着かせ、そのプレッシャーを軽減する呼吸法です。
- 鼻から大きく息を吸い込む
- ゆっくりと口から息を吐く。この時、吐く息はカイコの糸が出ていることをイメージする
- 吐いた糸は自分を取り囲んでいく
- 呼吸を重ねるごとに吐いた糸が繭のように自分を保護するバリアーとなっていく
もちろん物理的な暴力は軽減出来ませんが、苦手な相手や嫌いな相手から感じる心理的な圧迫感や不快感を軽減することは可能です。
以上、千日のブログでした。
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