同じことを言って炎上してしまう人と炎上しない人がいる☜何が違うの?に答えます
どうも千日です。マツコ・デラックスさんとか、ズケズケ言ってるのに全く嫌われない(炎上しない)人っていますよね。むしろ「よくぞ言ってくれた!」なんて風に好意的に捉えられる。
かと思うと、何を言っても炎上しちゃう人もいますね。
千日がいま居るブログの世界でも同じです。何が違うのでしょう?
あえて炎上することを狙う「炎上ビジネス」なるものもありますが、そういう人は論外です。
- おもいがけなく炎上してしまってから、自分の考えを言えなくなってしまった。
- デリケートな話題については、そもそも触れられなくなってしまった。
こういう人のために、その根本的な理由をお教えします。
個人ブログの世界で『自分の考えをストレートに書けない』なんて、死んだも同然です。
- ソフトな言い方
- クリアな内容
- キッパリした態度
がポイントです。
炎上しない人の言葉の使い方=硬さと柔らかさ
- 炎上する人の言葉は硬い=相手を認めない。
- 炎上しない人の言葉は柔らかい=相手を認める。
物理的に硬い物をぶつけられたら?
痛いですよね。つまり、それは自分の生命を脅かす攻撃です。硬い物体が飛んで来たら人間は脊髄反射的にそれを攻撃と判断します。そして、それを発した人間を敵と認識するわけです。
言葉も同じです。
丁寧な言葉で炎上する人は相手を認めていない
全然キツイ言い方をしていないのに、炎上したんだけど?
こういう人がいます。
何も言い方が乱暴とか丁寧とか、そういうことではありません。そこを誤解しているんです。
その「言葉が硬い」というのは、相手に対する柔軟さに欠けているということです。言葉を発する人が「こうあるべき」というものが硬直化していて、その価値観から外れた人は認めないという硬さなのです。
なので、言葉遣いが乱暴とか丁寧とか関係ないんですよ。自分の凝り固まった価値観がそのまま言葉の硬さになっていると言えば良いのかなと思います。
乱暴な言葉で炎上しない人は相手を認めている
だったら、もう分かりますよね。マツコ・デラックスさんなんかは、結構乱暴な言葉を使います。
「このバカヤロー」
とか、
「なんかイラつく顔よね」
とか、ね。でも炎上しない。
それは相手を認めている上で発せられている言葉だということが、その言葉をぶつけられた本人にも、それを見ている周囲にも、両方に認知されているからです。
つまり、ぶつけられても痛くない言葉なのです。
それは何故か?というと、マツコさん自身が
「自分なんて大したことない」
だから、
「価値観を押し付けられるような偉い存在じゃない」
という姿勢があるからです。そもそもジェンダーマイノリティである上に、コンプレックスになりうる大きな体形ということもありますし、それをさらけ出して生きるスタイルです。
自分は一般的な価値観からは外れているし、少数派でもある。だから、相手が自分の価値観にハマらないことを当然の前提として受け入れている。
キツイ乱暴な言葉をぶつけられても、大前提として認められている、許されていることが相手にも周囲にも伝わる柔らかい言葉なのです。
誰もこれを攻撃とは認識しません。
炎上しない言葉の透明度
- 炎上する人の言葉は不透明=本心が見えない。
- 炎上しない人の言葉は透明=本心が見える。
炎上したとき、こんな風に言われているのを目にします。
ソレ根本的に間違ってるよ。
なので、間違っていることを言った、書いたから炎上したんだと思いがちですよね。でも、間違ってるのは相手の方かもしれません。
書いたこと、言ったことの真意を曲解されたり、誤解されているというケースもあると思います。
誤解を生まないクリアな言葉を選ぶ
間違っていても良い、とは言いませんが、間違っている可能性については織り込んでおく必要があると思います。そりゃ、誰だって間違いますって。人間だもの。
ただ良くないのは、間違っていても、それを認めなくても良いような、どっちつかずの、玉虫色の言葉の使い方をすることです。
誤解されたり、曲解されたり、というのは大抵、こうしたヤラシイ考え方で書いてるポイントで発生します。
ああ、コイツ間違ってる、物を知らない。
そう思われてもいいじゃないですか、間違ってるんだったら。
ああ、コイツ間違い(知らないこと)を隠そうとしている。
こっちの方がかえって攻撃対象になり、炎上しやすいのです。
本心が見えるように書く
こんなこと言って(書いて)炎上しないだろうか?
それを心配して、逆に気持ち悪い感じになることってよくあります。もっと悪い方に受け取られることもあります。
ですから、ちゃんと自分の考えていることが分かるように、ストレートに言葉にするべきなんですよ。
本心が見えないと思われるということは「よっぽどのことを隠している」と思われるということです。いわゆる腹黒いってやつですね。
本当はただ臆病なだけ、だったりするのですが。
自分の考えはキッパリ言って良い
- 炎上する人は相手に答えさせようとする。
- 炎上しない人は自分で答える。
キッパリというのは、クリアというのとちょっと似た感じのところはあります。なので少し切り口を変えて説明しましょう。
メッセージは言葉を発する側から言葉が相手に届き、相手に認識されて完成しますよね。
炎上する人は、メッセージの完成を受け取る相手にやらせようとします。
それはあなたが勝手にそう感じただけですよね?
と言えるようなメッセージを投げるということです。
相手を認めない「硬い言葉」で、自分の正義から外れている人を攻撃したいという「本心を隠し」つつ対象を攻撃するための手法です。
多くは疑問符の「?」で終わる言葉になります。例えば以下のようなものですね。
なんで〇〇(彼の攻撃対象)は
◆◆(彼が許せないポイント)なの?
その攻撃対象とされた人は、反撃に出ます。しかし、彼は「イヤ聞いただけだし」と逃げを打つのです。でも結局炎上するんですよね。
炎上しない人は同じことを以下のように言います。
〇〇を見るとムカついてしまう私。
もしくは
◆◆が嫌いな私。
ここまで読んで頂いた方ならば、炎上しない理由がお分かり頂けると思います。どちらも相手を否定していません。それを受け入れたうえで、自分はなぜかNGなんだと言ってるのです。
それに、「私」自身がそれを受け入れ難く思っていることを隠していません。
人間って嫌いだと思っていても、攻撃されない、自分の生命が脅かされないのであれば共存出来るのです。
だから、キッパリ言って良いのですよ。むしろその方が得策なのです。
まとめ~SCK理論
人間って自分で思うよりも単純に出来ている。というのが私の考え方です。
心の問題というと、何となくスピリチュアルなイメージを持つと思うのですが、私の考え方って、かなり肉体寄りの考え方です。
例えば、心というのは、胃や心臓や骨などと同列の身体の機関のように考えています。
叩かれたら痛い。痛いから怒る。シンプルなんです。
- Softな言葉なら誰も痛い思いをしない。
- Clearな言葉なら誰もモヤモヤ、ザラザラしない。
- Kippariと自分の思ったことを言う。
この炎上しない方法を、たった今、SCK理論と名付けてみました(笑)。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
なんとか今日も更新できました。
私は炎上したことないんですけど、なんでまた炎上について書こうと思ったのか?
よくわかりません。
2018年2月5日
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