千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える

千日太郎が送る住宅ローンの最新ニュース、ほぼ毎日21時にYouTube生配信、失敗しないマイホームの購入から返済計画のバイブルとして、多くの方からご支持頂いています。

千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える

住宅ローンに精通した公認会計士千日太郎による専門サイト、21時からYouTube生配信、最新の金利動向から失敗しない住宅ローン、マイホームの購入計画についてWBS(テレビ東京)ほか多数の経済専門メディアでコメントしています。本サイトにはプロモーションが含まれています。

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【千日太郎が取材】三菱UFJ銀行の住宅ローンについて住宅購入者が知りたいことを直接聞いてきた!

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どうも千日です。今回はなんと三菱UFJ銀行の取材が実現しました!言わずと知れた日本を代表するメガバンクの一つです!低金利の住宅ローンの取り扱いを開始していて、特に固定3年の金利が低く魅力的です。

取材にあたっては事前にご相談者から質問を募り、実際のリアルな住宅購入者、住宅ローンユーザーが知りたいことをリストにして聞いてきました。

低金利だけではない意外なメリットが見えてきて、十分に商品を知っているつもりだった私にとっては、新たな発見の多い体験でした。

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株式会社三菱UFJ銀行 鳥越さんと藤田さんと千日(手のみ)

突っ込んだ質問もしたのですが、丁寧に回答して頂けました。また、お二人ともすごくフレンドリーな方で、冗談も交えながら所々で笑いも起きるインタビューでした!

①少子高齢化で今後の住宅ローンと住宅市場はどうなりますか?

(千日太郎)

低金利が続くなかで近年は住宅ローンから撤退する銀行も出てきていますが、今後の住宅ローン市場の動向についてのお考えをお聞かせください。また、今後の住宅ローン取り組み意欲についてお聞かせください。

(鳥越さん)

住宅ローン市場については、住宅着工件数が減少傾向であり、また少子化ということもあって以前と比べればマーケットが縮小する可能性があります。

しかし、家を買われる方にとっては人生最大のライフイベントですから、住宅ローンのニーズがなくなることはありません。時代の流れをとらえながら、付加価値を付けてお客さまのニーズに応える商品を提供していきたいと思っています。

(千日太郎)

そうですね、これからは少子高齢化社会ですので銀行にとっても今後厳しい環境になっていきますが、住宅ローンは住宅金融として単なる商品の枠を超えて、社会的に必要なものですよね。

先細りの不安は、これから家を買おうと思っている人や住宅ローンを組もうと思っている人にとっての不安でもありますので、私も情報発信を頑張っていきたいです。

今日はちょっと突っ込んだところをお聞きすることがあると思います。しかし、これから住宅ローンで家を買おうかどうか考えている人が不安に思ってはいても、なかなか答えにたどり着けないような内容でもあるかと思います。

そうした内容を分かりやすい言葉で、住宅ローンの利用者に伝えたいと思っていますのでよろしくお願いします。

②三菱UFJ銀行の住宅ローンの金利はどう決まるのですか?

(千日太郎)

まずは、私たち一般の利用者にとってはブラックボックスとなっている住宅ローンの金利について教えてください。三菱UFJ銀行の住宅ローンの金利はどうやって決まるのですか?

◆金利はマーケットの動向から日々見直し

(藤田さん)

変動金利は、「短期プライムレート連動長期基準金利」(もとのベースは短期プライムレート)が基準金利となり、それが変動した場合にその差と同一幅で変動します。基準金利は結果として長らく変わっていませんが、日々のマーケットの動向等をふまえて検討していくものです。

(千日太郎)

短プラは2008年のリーマンショックからずっと変わっていないですが、その見直しはリアルタイムに行われているのですね!

(藤田さん)

当行では、変動金利には毎月型と年2回型があり、金利を変更するタイミングが毎月か年2回かという違いであり、基準になる金利は同じです。

固定金利は、毎月月末までに翌月の店頭表示金利をその時のマーケットに応じて決定しますので月ごとの見直しとなります。ただし、金融情勢等の大幅な変動等があった場合には、月中に適用利率を変更する場合があります。

(千日太郎)

そうですか、ちなみに私は千日のブログで毎月金利予想を公開しているのですが、ここだけのハナシで、翌月の金利を教えて頂くわけには…

(藤田さん)

そうですね…。お客さまにとってよりよい金利をご提供するためにも、金利は事前にお伝えすることができないんです…。すみません笑。

➂住宅ローンにはどんなメリットがありますか?

(千日太郎)

他のネット銀行でも来店不要で低金利のアピール合戦となっています。もちろん、ネットで申込ができて金利も低いことは魅力的ですが、特に三菱UFJ銀行の住宅ローンならではのメリットはどこにありますか?

◆全てネットで完結し、印紙代もかからない

(藤田さん)

申込がネット経由であっても紙の資料を郵送する必要があるネット銀行もあると伺っていますが、当行では書類を郵送する必要がありません。お申込時に必要な書類はスマ-トフォン等で撮影いただき、お客さまごとの専用サイトにアップロードしていただきます。

そして住宅ローン契約も電子契約で紙の契約書を使いませんので、印紙代のご負担はありません。

(千日太郎)

住宅購入の物入りの時に印紙代が節約できるのは良いですね。また、平日の遅い時間や土日しか時間が取れない人でも、スマホ操作で契約までできるのは魅力的です。しかし、契約書くらいは紙で欲しいという人も居ると思うのですが…

◆途中から店舗での契約に変更することも可能

(藤田さん)

もちろん、お客さまが紙の契約書をご希望されるとか、また対面で説明を聞いての契約をご希望される場合もありますので、その場合は従来どおり紙の契約書での対応を行っています。ただし、その場合は印紙代が発生し、来店契約での金利が適用になりますので、住宅ローンはご利用はいただけません。

(千日太郎)

そこは説明料の対価ということですね。入口はネットであっても、やっぱり自分はネットだけではなく、キチンと説明を聞きたいと感じたら、店舗での契約に変更することができるのですね。確かにネット銀行には無いメリットですね。

④住宅ローンの審査の実態は?

(千日太郎)

一般論として、インターネットからの申込ではきめ細かな対応が難しく、自営業や会社経営者は落とされやすいという話を聞いたことがあります。また、顔が見えないということで通常よりも審査が厳しくなるということは無いですか?

◆ネット申込も店舗申込も審査基準は同じ

(藤田さん)

店頭でお申し込みいただくよりも、ネット申込の方が、審査が厳しくなる等はありません。自営業や会社経営者のお客さまの場合は、確定申告書や決算書など、提出いただく資料が多くなりますが、全ての書類は写真でアップロードすることで確認できます。

(千日太郎)

そうなのですね!ネット申込の場合は審査のきめ細かな対応がウィークポイントだと思っていました。 これは窓口とネットで審査基準が同じ、と捉えて良いのでしょうか?

(藤田さん)

審査項目や判断の基準は店舗申込でもネット申込でも同じです。例えばネット申込後にお断りしたお客さまが同内容で店舗でお申し込みいただいても審査が通ることはありません。また、その逆に店舗で申込後にお断りしたお客さまがネットで申し込むことで審査が通ることもありません。

◆いくらまで融資可能か?といった相談も可能

(千日太郎)

多くのネット銀行の審査では、審査の回答が「YES」か「NO」かしかないというデメリットがあります。 例えば5,000万円の借入を希望している人が、4,500万円なら通るけど、5,000万円は厳しい、というケースでは、多くのネット銀行では「NO」という回答しかもらえません。その点は三菱UFJ銀行の住宅ローンも同じでしょうか?

(藤田さん)

三菱UFJ銀行の住宅ローンなら、メールやお電話でお客さまのご意向を確認しながら進めていくことが出来ます。5,000万円のご融資が厳しくてもあといくらか頭金を出せるというお客さまであれば、4,500万円のご融資をご案内します。その点で窓口もネットも変わらない対応を行います。

◆窓口と同じきめ細かな対応をネットでも!

(千日太郎)

そうですか!こうした個別にやり取りを行うと人件費もかかりますが、そうするとネット申込の金利ではなく、店舗申込の金利が適用になってしまうということは無いのですか?

(藤田さん)

ネット申込の金利のままです。逆に言うと一度も連絡を取らずにご契約まで行くことは基本的に無いと思います。ただし、平日にはお電話しても繋がらないことが多いので、こちらからメッセージをお送りし、お客さまには仕事帰りにお返事いただく形でコンタクトを取りながらご契約を行うケースが多いです。

(千日太郎)

対面しなければ不安…というのはどうやら先入観のようですね。借りる我々の立場としてはきめ細かな対応で、しかも低金利で借りられるなら住宅ローンの方がおトクなのですね。

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⑤特におススメの商品は何ですか?

(千日太郎)

自行の住宅ローンを知り尽くされている立場から、他の銀行には負けないぞ!というメリットや、おススメする商品を教えてください。

◆「7大疾病保障付住宅ローン」の〈3大疾病保障充実タイプ〉は、医療関係者や保険会社社員が選ぶケースも

(藤田さん)

ここ最近は疾病保障で各銀行が競争力を高めてきていますが、中でも、他行と比較して保障内容を手厚くした〈3大疾病保障充実タイプ〉がおススメです。金融雑誌の疾病保障に関する特集記事が組まれた際、1位の評価を受けたこともあります。(2018年5月 日経トレンディ)

(鳥越さん)

早期の段階で保険金を受け取ることが出来るケースが、他行と比べて圧倒的に多いのが特徴です。例えば〈3大疾病保障充実タイプ〉は、がんの診断(90日の待機期間があります)や、脳卒中(脳梗塞など)・急性心筋梗塞の入院時点で、住宅ローン残高が0円になります。

(千日太郎)

なるほど、確かに。他行では就業不能60日とか半年、長いものでは1年超という期間を条件とするケースが多いですね。お医者さんにこの就業不能期間について意見を聞くと、半年以上入院するケースというのは、ほぼ社会復帰は不可能な状態だとのことでした。

(藤田さん)

いわゆる医療実態に詳しい医師や看護師の方、保険会社の社員の方などがよく利用されていて、そうしたお客さまからは「診断と入院(短期の入院)ですぐに保険金が支払われるのが魅力的」という声をいただいています。

◆少子高齢化社会の利用者ニーズにマッチした商品

(千日太郎)

やはり医療現場を知っている人、保険商品を熟知している人が実際に選んでいるというのは、それだけ魅力的な商品だからですね。

(鳥越さん)

一般的な3大疾病保障の商品と比較すると、月々数千円の保険料(住宅ローン支払の上乗せ)で数千万円単位の保険金が支払われるというのは、かなり頼りになる商品です。他行では、11疾病や全疾病保障など広く浅く保障する商品はありますが、我々は罹患してから保障されるまでのスピードで勝負したいと思っています(一部待機期間あり)。

(千日太郎)

特に、〈3大疾病保障充実タイプ〉の診断や、入院で保障される点は、もっと認知されるべきですね!今後の少子高齢化社会では医療費予算の削減により、さらに入院期間は短期化していくでしょう。時代のニーズにマッチした商品です。

◆当初負担を抑え、途中で脱退もできる「7大疾病保障付住宅ローン」の〈安心の保険料タイプ〉

(藤田さん)

当初の負担を抑えたいというお客さまについては〈安心の保険料タイプ〉という月々お手ごろな保険料の商品もご用意しています。金利に上乗せではないので、保障は不要とお考えになられ、途中でこの保険を脱退することも可能です。

(千日太郎)

後半に住宅ローンの残高が少なくなると、保障額自体も少なくなってしまいますからね。そうした場合に解約して他の生命保険でカバーする選択肢があるのは、利用者としても有難いです。

まとめ

千日のブログは住宅ローンについて真摯に考えている読者が多いので、マニアックにかなり突っ込んだところまで聞いたのですが、全ての質問に対して丁寧にご回答いただきました。

まあ、さすがに来月の金利を教えてくれっていうのは、やりすぎました汗。しかし、銀行として厳しい経営環境下にあっても、私たちの生活に必要不可欠な住宅金融を提供していく姿勢には私のブログに対する姿勢に近いものを感じました。

特におススメの「7大疾病保障住宅ローン」の〈3大疾病保障充実タイプ〉については、金利に0.3%の上乗せとなるのですが、既に3大疾病の付いた生命保険に入っている人は、こちらに一本化することで家計に占める保険料を削減することも可能でしょう。

もちろん低金利の住宅ローンとしても、魅力的な商品なので、千日のブログとしてもおススメしているものです。

千日太郎もおススメします。

《あとがき》

三菱UFJ銀行の鳥越さんとのファーストコンタクトで『金髪の方が来られると思いました』と言われました笑。というのも、当時のブログアイコンが金髪だったので、千日太郎は金髪だと思われている方が多いですが、実際には金髪ではないのです。

初期のころに匿名ブログとしてスタートしたので、ブログアイコンに似顔絵を描いてもらうときに、実物から遠ざけるために色々弄ったからです(髪の量以外)。

今は著書の奥付けには本名も出していますので、身バレしても何てことは無いのですが、すでにこの金髪のイラストで定着してしまっていました。

その後、2022年12月にテレビ東京のWBSに出演したことを機に、現在はブログアイコンも素顔に近い黒髪のものに変更しています。

2023年1月6日

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