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変動金利トップの住信SBIネット銀行が変動金利を引き下げ!三井住友信託銀行の狙いは?今後は0.3%台もある?

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トップを走る住信SBIがさらに変動金利を0.01%下げる理由と今後の動向

どうも千日です。驚きましたね、ずっと変動金利で業界最低金利をマークしていた住信SBIネット銀行が、さらに変動金利を下げてきました。

変動金利 9月 10月
住信SBIネット銀行 ネット専用住宅ローン 借り換え 0.428% 0.418%
新規借入 0.457% 0.447%
じぶん銀行 新規借入 0.457% 0.457%

ライバルのじぶん銀行は横ばいなのに…なぜ?

  • 0.01%安いことによるユーザーへのアピール度
  • 0.01%安いことによる利益の減少

これを天秤にかけるとなぜ今のタイミングで0.01%だけ下げるのか?理解に苦しむという人が多いかもしれません。

注意深くホームぺージを読めば分かるのですが、0.01%引き下げになるのは三井住友信託銀行の口座を作ることが条件になっているのです。

住信SBIネット銀行と三井住友信託銀行はどちらも三井住友トラストホールディングスの傘下にあります。つまり、子会社の住信SBIネット銀行を使って預金口座を集めているという構図ですね。

これから住宅ローンを新規に借りよう、又は借り換えようという人にとっては以下の2点が気になるところだと思います。

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  • 住信SBIネット銀行で三井住友信託銀行の口座を作っても大丈夫?銀行の真意は?
  • これからまだまだ下がるのか?0.3%に突入する可能性があるか? 

では、始めましょうか。

親会社の三井住友信託銀行のねらいとは?

まず、住信SBIネット銀行で住宅ローンを借りようとしているのに、藪から棒に「三井住友信託銀行の口座を作れ」って言われたら「なんで?」と思うのが普通ですよね。

そもそも預金口座というのは、銀行にお金を預けるということです。これは自分が債権者になるということなので、債権者としてその銀行のことを一通り知っておきたいです。

さらに言うと、何でそんなに(子会社の利益を圧迫して)までして預金口座が欲しいのか?その真意が知りたいはずです。

三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)と資本関係なく独自路線を歩んできた信託銀行

三井住友信託銀行って名前から、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の銀行なのだなと思っている人が多いと思いますが、違いますよ。

下図のように、別グループで資本関係はありません。

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三井住友信託銀行は三井住友トラストホールディングス(SMTH)の傘下です。SMTHは2012年4月に傘下の3信託銀行を統合し、三井住友信託銀行としました。

三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)は2013年10月にソシエテ・ジェネラルよりソシエテジェネラル信託銀行全株式を三井住友銀行が取得しSMBC信託銀行に改称しています。

なので同じ三井住友という名前を冠してはいますけど、少なくとも会社単位では、ライバル同士なんですよ。

マイナス金利政策下で当初固定で低金利ナンバーワンの異色の信託銀行

そもそも信託銀行とは何か?信託銀行(しんたくぎんこう)とは、銀行法に基づく免許を受けた銀行のうち、金融機関の信託業務の兼営等に関する法律(兼営法)によって信託業務の兼営の認可を受けたものを言います。

通常は銀行業務と信託業務の両方を営んでおり、信託銀行という商号をもちます。

そんな信託銀行の中で2016年には10年固定金利をすごく下げてシェアを伸ばしたのが三井住友信託銀行です。

顧客の信託財産を管理するという本来的な信託銀行の性格からすると、リスクを取らない安全投資を行うものなんですけど、なぜここまで住宅ローンを下げるのか?という特集記事を当時書いています。

2018年の今は10年固定金利が上がってしまい、その存在感は薄れつつありますけど、20年や30年の長期の当初固定金利ではまだ最安金利を出しています。

グループ統合を見越して融資残高だけでなく預金でも存在感をアピールする戦略か?

直近の動きとして銀行業は曲がり角に来ているんです。メガバンク各社は去年から大規模なリストラに踏み切っており、今年の就職希望ランキングでも前年は上位にあったメガバンクの多くが圏外に飛ばされました。

メガバンクが就職希望ランキングから圏外に飛んでしまった原因として、2つのポイントがあります。

短期的には財務面での課題を抱えていて、リストラに踏み切ったから。

長期的には銀行業そのものが曲がり角にあって、明るい未来を描けなくなっているから。

そこで銀行は人員リストラと並行してIT化や店舗床面積の削減に舵を切っているのです。

今、二つに分かれている住友の銀行グループの統合というのも普通に考えれば遠い話ではないのですよね。

そこで三井住友信託銀行の経営陣としては、ライバルの三井住友銀行(SMBC)に対して存在感をアピールしておきたいと考えるのが普通なのです。合併後のパワーバランスで少しでも優位にということです。

住宅ローン(融資額)に加えて、預金残高の面で、今からボリュームを増やしておこうという思惑があって然るべきでしょう。

つまり、住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利を「三井住友信託銀行の口座を開設することを条件として」今から下げる背景には将来のグループ統合をにらんだ動きではないかと読んでいます。

住宅ローンを借りる我々にとって、合併後の三井住友信託銀行のグループ内での地位なんて関係ないです(笑)。

影響としては三井住友信託銀行に作った口座が将来三井住友銀行の口座になるかもしれないということですね、よほど三井住友銀行に恨みが無い限りは、どっちでもいいことでしょう。

今後の住信SBIネット銀行の変動金利は0.3%台まで下がるか?

そして次に気になるのが、住信SBIがジリジリと変動金利を下げて来ているので、ホントはまだ下げられるんじゃないの?という点ですよね。

まだイケるんちゃうん?

10月の借り換えの金利は0.418%にまで下がりました。あとちょっと下がれば0.3%台に突入じゃないですか!

実を言うと、財務的には変動金利を0.3%に下げることは可能です。つまり、それでも商売として成り立つということです。

実質的には既に変動金利は0.3%台なのダ

実はね、住信SBIネット銀行やじぶん銀行などの変動金利は、もう実質的に0.3%台に突入しているんですよ、ははは。

どういうことか説明しましょう。

例えば住信SBIネット銀行の団信は「全疾病保障」の特約が無料で付帯します。すべての病気やケガ(精神疾患除く)で1年以上就業不能または入院したらその時点の住宅ローンがゼロ円になる生命保険です。

じぶん銀行は「ガン50%保障」が無料で付帯します。ガンと正式診断されたらその時点の住宅ローンの50%が保険会社から返済してもらえる生命保険です。

これ、どちらも無料と謳っていますけど、本当は無料ではありません。銀行が保険会社に保険料を払っているんです。そして、その保険料は住宅ローンの金利から賄っているのです。当たり前ですよね他に入ってくるところは無いのですから。

つまり、今の変動金利はこの保険料込みで今の金利なわけですよ。今私たちがホームぺージなどで見ている店頭金利というのはこうなっているんです。

店頭金利=本当の金利+一般団信の保険料率+疾病保障の保険料率

もし、この疾病保障を付けなかったら?今よりもっと店頭金利は下がりますよね。

営業面で高付加価値で差別化を図る戦略

なので、疾病保障というのを無しにしたとすれば、その分金利を下げることができるということなんですよ。

ネット銀行が無料で付帯させている疾病保障の保険料率は概ね0.03%~0.06%位です。

なので、ネット銀行が疾病保障という付加価値ではなくて、あくまで金利の安さだけに特化して競争していたとしたら、既に今の時点で0.3%台まで金利が下がっていたでしょう。

つまり、ネット銀行の経理面では既に0.3%台に突入しているんです。営業面で高い付加価値で差別化を図る戦略を採っているがために今の金利だということなんです。

 

まとめ~今後さらに変動金利は下がるのか?ライバル銀行の動向に注視せよ

では今後、さらに金利が下がるのか?については今回の住信SBIネット銀行の動きに対して、ライバル銀行がどう反応するかによって変わってきます。

変動金利のライバル銀行は以下の2行です。

  • じぶん銀行(10月新規借入0.457%)
  • りそな銀行(9月借り換え0.429%)

今のところ、じぶん銀行は10月の金利は0.457%のままです。りそな銀行の10月の金利がどうなるか?注目ですね。

以上、千日のブログでした。

《あとがき》

本文でご紹介した住信SBIネット銀行とじぶん銀行は金利の安さだけでなく、疾病保障が付いてこの低金利ということで、基本的に千日のブログでオススメしている住宅ローンです。

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SBIマネープラザという実店舗での相談サービスもあります。

また、SBIマネープラザが販売する「MR.住宅ローンREAL」は、住信SBIネット銀行の商品です。ネット銀行の商品でありながら、実店舗での相談を受け付けており、実店舗から申込を受け付ける商品です。金利も全疾病保障も手数料も全く同じです。

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ぜひ参考にしてくださいね。

2018年9月29日

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