ブログを今の10倍の人に読まれるメディアに成長させる方法
どうも千日です。最近はとくに口を開けばカネの話ばかりしてますが、似たような話ですね。どうやってブログのPV数を増やすかという話を書こうと思いました。
インターネットの世界でゼロを一個増やすというのは、さほど難しいことじゃありません。
ちょっと周囲を見渡してみてください。必ずと言っていいですけどスマホなりタブレットを見ている人が目に入ると思います。つまり、人口にして億単位の人が常にネットにつながったスマートフォンを持っていて暇さえあれば見てるんです。
母集団を日本人とすると、日本の総人口1億2,682万人が母集団となります。日常的にスマホやパソコンを使用する日本人として、15歳以上の日本人を母集団とすると、1億1,080万9千人ですよ。
やり方を間違えなければ、自分のブログのPV数を10倍にする=今の10倍の人に読んでもらうことは難しいことではありません。
今日は私がいかにして、PVを増やしてきたかと言う話をしましょう。
『読んでください』ではダメ
ツイッターとかはてなブックマークといったSNSの使い方については、本来の目的の通り交流のツールとしては良いと思いますけど、フォローしてもらったりブックマークしてもらうために、返報性を目当てに色々活動するというのはやめときましょう。
自分のブログを読んでもらうために、他人のつまらないブログを読むほどバカバカしいことは有りません。
くだらないものを読む時間があったら、リアルに仕事を頑張ったり、家族との時間を大切にした方が良いです。
- 読んであげたから、読んで。
- フォローしてあげたから、フォローして。
- ブックマークしてあげたから、ブックマークして。
これは簡単に増やすことが出来る方法ですが、自分が読むことを止めたら、フォローを止めたら、ブクマを止めたら、無くなってしまうPVですよね。そんなの意味ないです。
自分のコンテンツが良ければ読んでくれる。
つまらなければ読んでもらえない。
これでいいじゃないですか。
上げ底で、自分のブログを読んでくれる人を増やしても、今の10倍にはなりません。だって自分の時間は24時間しかないんです。交換条件で読んでくれる人を増やしていっても結局は頭打ちになります。
今の10倍の人に読んでもらえている前提で記事を書く
じゃあ、具体的にどうやって読者を増やしていけばいいのか?に答えましょう。それは今の10倍の人に読んでもらえていると思ってブログを更新していくことです。
最初は『つもり』でいいんですよ。
後から数字は付いてきます。初心者のうちは『どーせ自分の書くものなんて』ってどこかで思っています。
しかし『どーせ自分なんて』と思っている人間が書く文章で誰が心を動かされるでしょうか?『どーせ自分なんて』と思っているから、SNSなどで誰かをフォローしたり、相互ブクマをもちかけたりと、自分の記事の価値以外のところで勝負しようとするんです。
でもその方法では早い段階で頭打ちが来るのです。コンテンツそのものに価値が無いからです。
SNSを使えばPVが増えるのも早いですけど、減るのも一瞬です。コンテンツそのものに価値があれば、増えるのは少しずつですが、なかなか落ちないです
自分のことを知らない人とでも場がもつ話
今の10倍の人に読まれる記事というのは、例えば、自分のことを知らない人とでもこの話であれば十分に場がもつ話というものです。
初心者のうちは、自分を知ってくれている人には通用するけど、そうでない人には通用しない。そうした記事を書いている人が多いです。
たまたま読んでくれた記事をきっかけにして、他の記事もよんでみようかな?と思われるような内容じゃないんですよね。
読む人のことを考えた内容
例えば今までは1対1で話している感覚であったとすれば、今後は一度に10人の人に対して話す感覚で書くということです。
書いているテーマについて、様々なタイプの読者がいることを前提に書くのです。
- ほとんど知らない人も居れば、良く知っている人もいる。
- 自分と同意見の人も居れば、反対意見の人も居る。
より間口を広く多くの人に配慮できるコンテンツになっていくのです。
まずは何かのキーワードで検索一位を獲る
ここまで精神論でしたので、ちょっと実践的な話もしておきましょうか。まず、何でもいいです。自分の得意分野のキーワードで検索一位の投稿を書けるようになりましょう。
例えば10人の人を相手に場がもつ内容の話であれば、よほど競合の多いキーワードでない限りは一番がとれると思います。
キーワードというのは、インターネットで検索する人が入力する言葉です。
- このキーワードで検索する人には絶対に読んでもらいたい。
こうした熱を持てる分野があれば一番を取れます。言い換えると、こうなります。
- この悩みを持っている人には私が解決法を持っている。
これが実際にそうであり、その文章が10人の人を前にして話せるだけの場もちのするクオリティがあれば、その投稿は高い確率で一番になります。
例えば千日太郎の場合、一番が取れるようになったのが、住宅ローンや金利、フラット35などのキーワードだったのですね。
一番を取れたキーワードに関連する記事を書く
検索で一番のキーワードというのは、それを検索する人は必ず一度は目にするキーワードといっても過言ではありません。母集団は1億分のうちのソレに興味のある人、悩みを持つ人ほぼ全員です。
これだけでも、十分にPVが増えます。しかし、そのキーワードはだんだん陳腐化していく可能性がありますし、後からより強い投稿が出てくれば順位は下がります。
なので、一番を取れたキーワードに関連する記事を書いていくのです。
すでに自分の強みである『住宅ローン』『金利』というキーワードに「森友」や「南北主脳会談」などの新しいキーワードを加えたわけですね。
住宅ローンや金利という言葉とあわせて検索すると、私の書いた記事は一番に表示されます。
検索で一位を取れるキーワードを持っていることのバリュー
森友問題や北朝鮮問題などはそれこそめちゃくちゃ多くのブロガーやライターが書きますし、検索の1番はまず間違いなく新聞社やニュースサイトの記事です。普通に書いてもだれも読んでもらえませんよ。
しかし、住宅ローンや金利と組み合わせると私の記事は一番に出てきます。つまり、「森友」や「北朝鮮」に関連して「住宅ローン金利」について知りたい人は全て私の記事を読むことになります。
これが「1番」を取ることのバリューです。2番じゃダメです。
あとは足し算と掛け算の繰り返し
あとはPVの足し算と掛け算の繰り返しです 。
足し算は記事の更新と拡散です
例えば今の記事数が1として読者が1人なら…
- 記事を1つ増やすと1PV増えます
- 読者を1人増やすと1PV増えます
足し算は地道ですが、確実な方法です。楽な方法に流れる人は以下の方法を取ります。
- 他人の記事のコピペで記事を大量生産する。
- SNSでのバズ。ブクマのホッテントリや影響力のある人のツイートで読者を誘導する。
前者は違反行為です。ペナルティを食らいますし、そんな方法で集めたPVに何の価値もありませんので、賢明な人はやりません。
後者は違反ではありませんし、メジャーな方法です。しかし、バズは一時のものです。すぐ元に戻ります。但し、広く認知されるので、何人かの人が固定読者として残ります。
元のPV数が少ないうちは、これが倍増したかのように感じますが、そうではありません。
1+1=1×2=2ということです。
掛け算は検索順位です
安定して倍増させたいなら、検索1位のキーワードを持つことです。一般的に順位が上にある程、クリック率は上昇します。
検索順位別 標準的クリック率(CTR)
スマートフォン(カッコ内はパソコン)
1位 27.7%(19.3%)
2位 9.2%(11.4%)
3位 3.9%(7.7%)
4位 6.7%(5.2%)
5位 4.8%(4.1%)
6位 3.9%(3.3%)
7位 3.1%(2.6%)
8位 2.9%(2.1%)
9位 2.3%(2.0%)
10位 2.8%(2.2%)
【調査結果】Google自然検索結果(SEO)順位クリック率(CTR)調査-(2014/米)
この例は一般的に3位以内のページを持とうという時に出されるんですが、あくまで目指すのは1番です。
1位と2位以下では倍くらいちがいますが、前述のように関連する別のキーワードについて記事を書いたときの検索順位にも影響します。
また、そのキーワードを検索する人が多ければ多いほど、一つ検索順位が上がることの効果は大きくなります。
これが掛け算です。
まとめ~ゆっくり増やすのがコツ
この足し算と掛け算の繰り返しでPVは増えていきます。
- 記事数や読者を増やすことは1+1=2とすることです。
- そして一位を獲れる強いキーワードを持つことは2×2=4とすることです。
- 同時進行で記事を増やして行きますので4+1=5となります。
- さらにそのキーワードで検索順位が一段上がれば5×2=10となります。
10倍になりましたね。
ほかの人はどうやったのか知りませんが、私はこうしてPVを増やしてきました。
コツは、早く増やそうとしないことです。
既に今の10倍のPVがある感覚で記事を更新しつづけ、努めてゆっくり増やすのがコツです。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
いろんなサイトやFPとして看板を掲げている人のなかでも、目立つために極端なことを書いたり、大げさに書いたりする人も多いですよね。
まともなことを書いていても反応が薄くて、ついそういうダークサイドに手を出してしまう人がいるんだと思います。
私は今のところダークサイドに落ちず、健全に思ったことをそのまま書くことができています。実際に家を買おうとしている人から、真剣にご相談いただいたり、著書の家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本を読んで頂けていることが励みになっています。
『買い手の立場になって書いてある唯一無二の本だと思います。』
『会計を通して世の中を明るくしたいと言っていた恩師に重なりました。 』
こういう風に言っていただけて、喜んでもらえる仕事ができるようになったのは、ブログを書いたおかげだと思っています。
そして、自分の今までのスタンスというか、考え方が間違っていなかったんだと思えて、すごくうれしいです。
2018年3月18日
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