僕はスコアを間違えたので優勝ではありません…トロフィーを返した7歳の少年
どうも千日です。スペインのゴルフのジュニア大会で優勝した7歳の少年が帰宅後、自分のスコアの誤記に気が付いて、優勝トロフィーを自ら返却したという話を聞きました。
ゴルフではスコアを過少申告すると失格になります。
その少年は『僕はスコアを間違えたので優勝ではありません』という手書きの手紙を添えてトロフィーを返したそうです。
プロゴルファー ジョーダン・スピースも
アメリカのプロゴルファーで22歳のジョーダン・スピースにも高校時代に似たエピソードがあります。
州内のジュニア大会が悪天候で36ホールから27ホールに短縮され、27ホール時点で首位に並んでいたスピースともう1人の2人優勝になりました。
しかし大会の短縮が決定されるよりも前に2人とも36ホールを終えており、最終的にスピースが一打負けていたんです。
スピースは大会運営側に『僕はトロフィーは要りません、彼にあげてください』と頼んだそうです。
本当に勝つということ
優勝トロフィーは勲章であり、勝利の象徴ですよね。黙ってさえいれば誰にもバレず、後ろ指を指されることもありません。
- しかし自分は見ている。
- その自分に恥じることは本当に無いのか?
これを自問した時、彼らはトロフィーを返そうと決意したんです。トロフィーを返すことは、時としてトロフィーを取るよりも遥かに難しい自分との闘いです。
結果が全ての社会と言われるが…
これと同じことはプロスポーツの世界だけでなく、一般ピーポーの我々にも起こります。
多くの人が実社会で弱肉強食のゲームをプレイしてますよね。
数字や結果が全てだと言うのが常識です。ちょっとした間違いで得た棚ボタのボーナスを返す奴は居ません。
むしろ、そういった間違いを意図的に発生させて成果を得るのが…
- 『賢い立ち回り』
- 『知る人ぞ知る裏ワザ』
- 『見習うべき要領の良さ』
であったりするんです。
千日も過去にこんな記事をアップしました。ジャンケンの達人は後出しの達人でもあります。すなわちそれが実社会のゲームに勝つ秘訣です。
しかし、これは目の前の敵を倒してゲームに勝つことだけのコツなんです。『それでも勝ちたい』というニーズもあるかな?と思いアップしました。
用法用量を守ってお使いくださいね。今更ですけど(^_^)a
本当の勝利の味を知っているか
つまり、真の勝利というのは、相手を倒すことで得られるのではなく、相手を巻き込んで共に勝つということなんでしょうね。
ジョーダン・スピースがプロゴルフの世界でスターにまで昇りつめたのは、高校の時の経験が少なからず影響しているはずです。
スペインの7歳の少年はその後の人生でゴルフの大会での勝利よりも、大きな真の勝利を納めるでしょう。
それは、彼らが本当の勝利の味を知っているからです。ゴルフだけの話では無いことは言うまでもありません。
以上、千日のブログでした。
千日のブログでは、めっちゃ役に立つ話、そこそこ役に立つ話、役に立たない話、色々と取り揃えています。
よろしければ、他の記事も読んで見てくださいね。
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