スマートフォンの利用者の傾向を想定してアドセンスを貼る
どうも千日です、モバイル端末での検索が増えているのは、いまや常識です。
スマートフォンの表示でアドセンス広告のクリック率を上げるには3つの要素があります。
- ディスプレイの見え方の違い
- ユーザーは隙間時間にサッと見る
- 起動と離脱が簡単
まずスマホの画面は狭く、広告が画面に占める割合が大きくなるので、貼れるポイントが少ないという点がありますね。
そして『ながらスマホ』が問題になる位、ユーザーはちょっとした時間に気軽に検索する傾向があります。
スマホの操作はPCより速く、ユーザーはより感覚的にタップします。数センチの指の移動だけマウスよりも速く思い通りの操作が出来ますからね。
それで、『感覚的にタップするんじゃ…』と一度試しにスマホの記事中にアドセンスを貼ってみたんです。
が、結果は失敗でした。
アドセンス広告をスマホ表示の文中に貼ってからの収益が右肩下り
グラフを見たいでしょうが、ご勘弁を。GoogleアドセンスとGoogleアナリティクスのアカウントの共有も同じ時期に始めました。始めは順調に伸びて行くと思いきや、右肩下がりに落ちて行きました。
クリック率(CTR)が下がってんじゃないの?ということでクリック率も確認します。
同じ期間の広告クリック率(CTR)は変わらず
グラフはガタガタしてますけど、ほぼ同水準で推移してますよね。これの意味する所は…クリック単価=CPCの下落です。
Googleは誤クリックと判断するとその報酬を1円にするという噂が誠しやかに流れていますが、この推移を見ると、どうやら本当のようです。
クリック自体が取消されることもある
千日はこの目で見ました。クリック数を確認してから少し経って、もう一度見るとクリック数が1だったのがゼロになってたんです。
ショック…!を受けるほど高い単価じゃなかったんですけど。誤クリックはダメよというやんわりしたメッセージと受け止めました。
3つまで貼れるアドセンス広告を有効利用したい
アドセンス広告が多い方がユーザーのニーズに合致した広告が表示される確率が上がります。
- 2個なら2倍
- 3個なら3倍
これは、簡単な算数の問題です。もちろん多過ぎては逆効果ですが、3個までなら多過ぎるなんてことはありません。
PC画面は3個使い切れる
上記はInside AdSenseで紹介されている一般的に効果が高い広告の設置場所です。ヘッダーとサイドバーと文末の3箇所がうまくハマりますし、Googleが推奨する広告レイアウトです。
主要コンテンツの近くであるほど効果が高いという法則があるようです。
スマートフォンは1個余る
サイドバーに当たる部分がないので2箇所です。1個余るんです。勿体無いから文中に貼るという策に出る人が多いです、千日もそうしてましたが…やめることにしました。
スマホでアドセンス広告を3個使い切る最適な広告の位置どり
文末に二つ縦に並べる方法が良く採られていますが、今回千日が採った方法は少しだけ違います。小さいスペースの有効活用は小型水槽のサンゴのレイアウトに似てますので千日の得意分野です。
広告①記事の上
広告②『以上、千日のブログでした。』の直下
広告③記事の下
レイアウトのポイント
広告①はヘッダーではなく、主要コンテンツの真上に一つだけにします。効果の高さの順に配置するなら、ヘッダーと主要コンテンツの真上の2箇所です。しかし、ファーストビューで主要コンテンツが隠れてしまい逆効果ですしGoogleアドセンスのポリシー違反になります。
広告②もInside AdSenseの法則によると最も効果の高い部類の位置です。また、広告③との間には関連記事への内部リンク等とスター及びブックマークがありますので程よく広告間の間が開いて、広告ばかりという印象になりません。
加えて『以上、千日のブログでした。』という言葉は、ここから先はコンテンツでは無いというメッセージです。コンテンツ以外に興味の無いユーザーがこの言葉より下の場所にスワイプの親指を添えることはありません。
広告②の下には関連記事への内部リンクを示すメッセージを太字で表示してますので、興味を持ったユーザーは内部リンクを目指して親指をスワイプするでしょう。
最後までスワイプしたユーザーには文末の広告③が目に入ります。
1番最後の見出しの直下にアドセンス広告を自動表示させるコード
今回、千日はいろんな人がブログで公開している『文中の見出しの直下にアドセンス広告を自動表示させるコード』を利用しました。
以上、千日のブログでした。を見出しにするんです。しかし、最後の見出しにアドセンス広告を自動表示させるコードを公開しているブログを見つけられませんでした。
そこで先頭の見出しの直下にアドセンス広告を自動表示させるコードを探してきて1文字だけ書き換えて利用しました。
見出しの先頭を表すのは下記のコードです。
eq(1)
カッコ内の数字にマイナスを付けると後ろから数えてという意味になります。
eq(-1)
コレだけで最後の見出しの直後に表示されます。最初はコードをコピペして先頭の見出しに広告が表示されたのを確認してから、コードの該当部分を書き換えれば確実です。
ちなみに見出しの直前に表示された場合はコードに『before』という記述があると思います。これを『after』に書き換えれば、見出しの直後になります。
スマートフォン文中のアドセンス広告は、どの立場に立ってもメリットが無い
誤クリックを誘発して、ユーザーの意図しない広告へのページ移動を発生させるからです。
- ユーザーはイライラします。
- サイト管理者は自分のサイトからの離脱率を高めてしまう上、クリック単価は下がります。
- 広告主は見込客でないクリックに追加報酬を払うことになります。
今回の改善が目に見える改善に繋がると嬉しいですね!
- 2016年6月24日加筆
以上、千日のブログでした。
千日のブログではサイト収益の改善のヒントについても、色々記事を書いています。
書いている内容は全て実際にこのサイトで検証したことです。良かったら合わせて読んで見て下さいね。
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