ジョジョの魅力は大人になっても
ジョジョの奇妙な冒険という漫画をご存知でしょうか?1986年に連載を開始し、今も連載されている漫画です。
少年時代に読んだ事のある人も、そうでない人にも、千日が自信を持ってお勧めします。
根底に流れる因縁
ジョジョの奇妙な冒険は19世紀の英国を舞台に青年貴族のジョナサン•ジョースターと悪のカリスマ、ディオ•ブランドーとの死闘(第1部)を因縁としてその子孫のエピソードで第8部まで続いてます。
それぞれのシリーズは基本的に独立していますが、始めから読むことでその因縁を感じられて味わい深いです。
少年漫画ですが、戦闘の複雑さや暴力表現と言う点では大人向けの内容です。第一部は比較的分かりやすい内容でしたが作者の荒木飛呂彦氏の年齢とともに、変化してきたように思います。
中高生の頃は連載を読んでましたが、今は漫画雑誌を買わなくなったので、思い出したように漫画喫茶へ行って一気読みしてます。
最近のジョジョはむしろ大人にオススメです
特に5部は主人公がマフィアという設定なのですが、私が最も好きなシリーズです。主人公は敵役のディオの息子という点で異色のシリーズです。
ブローノ•ブチャラティは困難を克服してプロジェクトを成功に導く優れたリーダーの鑑です。また、このシリーズでは主人公ながらあまり目立たないジョルノ•ジョバァーナは控えめながら部下をフォローしてモチベーションを向けさせるリーダーの良いお手本ですね。
プロジェクトのリーダーや管理職を務めるようになった人には、自分を振り返って考えさせられる所が多いと思います。
絶対に諦めない
第5部に限らず主人公達はその奇妙な冒険の中で、絶体絶命のピンチにおちいります。時には状況が敵にとって絶対的に有利であったり、時には敵の能力が絶対的に勝っているような場面です。
通常であれば万に一つも勝ち目が無いと思えるような状況でも彼らは絶対に諦めない。
極限状態で自分の思考を総動員させ、敵のミスとも言えないような僅かなほころびを突いて勝利する場面は、まさにジョジョの醍醐味です。
必ず方法があると信じて思考する人にはその道筋が見える。諦めずに誠実に生きる人生は捨てたもんじゃない。
以上、千日のブログでした。
大人のジョジョシリーズ
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