千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える

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40代は心を病む人が多い年代らしいです。大阪キタのバーにて

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四十にして惑わずの皮肉

どうも千日です。昨日はキリンケラー曽根崎店でカニサラダをアテに生ビール一杯(合計千円)ケラーヤマト曽根崎店 千円で生ビールとカニサラダ - 千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答えるで帰ろうと思っていたのですが、自然と足がキタの地下にあるとあるバーに向かいました。
 
このバーには独身時代に週3位のペースで通っていたのですが、結婚してからは妻がアルコールが飲めないということもあり年に一回行くか行かないか位のペースに落ち着きましたね。

 

入るなりのけぞって驚くマスター

私『油断してたでショ』
 
マスター『完全に油断してた。奥さんとケンカでもしたの?』
 
私『いや、すこぶる仲いいすよ』
 
マスター『千日さん、最近は奥さんとケンカした時しかけえへんし』
 
私『仲が良くても来ますよ』(苦笑)
 
店内にはjazzが流れています、アニタ•オデイのWe'll be together again。スマホのマイクで拾った音楽の曲名を検索する無料アプリです。

SoundHound音楽検索の認識とプレーヤー

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マスター『じゃあ何か行き詰まってる?』
 

彼はエスパーなのでしょうか?

普段は『何時も涼しい顔してるね』とか『千日さんって怒ることあるの?』とか言われる方です。あまり内面の苦悩を表に出す方では無いのですが…
 
こういう風に心の内を見透かされることを快く思わない人もいるでしょうが、私は嫌いではありません
 

40前後は比較的、精神を病みやすい年頃だそうです

何処かの何かで読んだ気がします。人生が折り返し地点になり、若い時のように身体に無理が効かなくなります。
 
また多くの人は、現時点の地位それまでのキャリアから『このまま行くとだいたいこの辺まで』ということが否応なく見えてくる時です。
 

数え40歳は男の厄年

といいますが、外的な要因はもちろん、内的にもなかなか辛い時期ですね。私が40歳を越えて感じたのは折り返し地点を迎えて死の気配を感じ始める時だということ。終わりを突き付けられる年代だということです。
 
  1. 体力の衰えを実感する
  2. 可能性の限界を感じる

1.若い時に難なく出来たことが出来なくなります

走るとすぐ息が上がる。
忘れっぽくなる。
徹夜が出来なくなる。
少量の酒が翌日に残る。
 
そして…
生え際が後退する。
白髪が増える。
下の方の毛にも白髪が混じる。
オシッコの切れが悪くなる。
 
これ以上書くと女性読者が離れるのでやめますが、体力の衰えを実感するのが40です。
 
体力のピークは16歳から18歳と言われますが、普通の人は能力の限界ギリギリの運動をすることはありませんし、経験や技術によって、ピークを過ぎてもなお『成長』を実感できます。
 
40という歳は『衰退』が経験や技術を上回る時期なんです。それはある日、今まで当たり前に出来ていたことが出来ないまたはつらい、ということで現れるんです。
 

それは成長せず衰退していることを実感する初めての体験です

これは部活などで練習をサボったから下手になった、などという体験とは次元の異なる体験です。
 
自分はこれから死に向かって歩いていることを実感する初めの年代です。
 

2.惑う余地などない40歳

『四十にして惑わず』という言葉にはある皮肉を感じます。
 
若者は未分化です、今の選択でその後の人生は大きく変わる、(かどうかはわかりませんが)少なくともそのように思えたものでした。おおいに惑う時期です。
 
しかし今
自分の身体が既に死に向かって衰退していることを実感している今。
今の自分から推測される未来が容易に見えてしまう時期なのです。そこに惑う余地など残されていない
 
体力の衰えと同時にそれを実感するのです。体力の衰えがあるから、実感するのかもしれません。

さらに孤独というのがこの年代の特徴です。忙しさから横の繋がりというものが希薄になってきました。

この年代はそういうナイーブさからは無縁と思われがちです。そして私は妻にこのような心の内を話すことは出来ません。

再びバーにて

マスター『じゃあ何か行き詰まってる?』
 
私『うーん、そう言われてみればそうかもしれん。じゃ帰ろかナ』
 
マスターに悩みを相談したりすることはありません。どうせ答えは自分の中にしか無い、そういう悩みだと思うからです。男性には千日のように考える人は多いのではないかなと思います。
 
しかし『何か悩みがあるのか?』と聞かれるだけで、不思議と楽になるものです。
 
孤独ではなくなるように思います
 
彼もまた(いろんな条件は違えど)同じなんだと思えるからなんでしょうか。

以上、千日のブログでした。

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