歳をとってからの最大の後悔は歯のメンテナンスを怠ったことらしい
どうも千日です。そろそろ私の人生も折り返し地点という年齢になりました。折り返しっていうと、つまりこれからは死に向かっていく、終わりを意識し始める時期です。
とはいっても、後ろ向きな感じというよりは、この後半を何とか快適に楽しく過ごしてやろうという感じです。
それで大事だなと思うのはやはり健康なんですけど、私は特に2つに気を配っています。
足腰と歯の健康です。
- 足腰が元気なら、どこにでも歩いて行って世界の人たちと交流できます。ナニだってできちゃいます。
- 自分の歯が元気なら、訪れた場所で食べたいものを何でも食べられます。食べることは生き物の楽しみです。
人生も後半になってくると、若い時よりも自分の時間を作れるようになってきます。これは人によりますけど、お金の余裕も出てきます。 そうしたときには、こんどは足腰や歯がダメになってくる人が多いですよね。
せっかく何でもできるようになったのに、これは悲劇ですよ。
なので私は自分の楽しみを最低限果たしてくれる足(腰)と歯については、メンテナンスに余念がありません。
自分の歯の価値はプライスレス(一本300万の価値)
一説によると、自分の歯の1本あたりの価値は300万円ほどだと言われています。高額なインプラント治療や入れ歯よりも高価ですね。
入れ歯 | インプラント | |
---|---|---|
費用 | 保険診療で1万円前後 | 自由診療1本30万~40万円 |
咀嚼能力 | 咀嚼能力が大きく低下する | 天然歯と変わらない咀嚼能力に回復できる |
審美性 | 部分入れ歯は金属のバネが目立ち審美性は劣る | 天然歯と変わらない審美性を回復できる |
他の歯への悪影響 | バネをかける歯に負担 | 他の歯への影響はない |
治療期間 | 比較的期間を要しない | 治療期間が長くなる |
治療方法 | 手術の必要はない | 外科手術が必要になる |
違和感 | 生じやすい | ほとんどない |
適応症 | ほとんどの症例で適応となる | 顎の骨が十分にあることなど |
寿命 | 4~5年 | 10年残存率が90%超 |
なぜ自分の歯が大切だといわれるかについて説明しましょう。
咀嚼(そしゃく)機能が衰える
食べる・噛むといった、人間が生命を維持する基本的な機能が衰えます。
きちんと食べ物を噛めないままだと胃・腸に負担がかかりますので、消化器官の失調にもつながります。美味しいものが食べられなくなるんですよね。
入れ歯の安定剤「ポリデント」のCMを見てたら、なんかすごく快適そうに見えますが、あのCMは私が子どものころからずーっとあの調子です。
今までの入れ歯安定剤より良くなりました!
とアピールしています。つまり、
- 小さく硬いモノが挟まったり、
- 熱いものを食べたら溶けてしまったり、
- 硬い物をかじるとズレてしまったり、
こういう不便さは無くなっていないんですよ。
発声が悪くなる
歯を失うと発声がしにくくなり、滑舌が悪くなります。歯のない年配の方の声が聞き取りにくいのは、このためと言われています。
顎の骨が退化して顔が老け込む
歯がないことにより顎の骨が退化し、顔が変わってしまいます。
さらに頭を支えていた骨が痩せていくことで、全身のバランスがおかしくなることもあります。
うちの両親も総入れ歯になってから、それまでと顔つきが大きく変わったのを覚えています。
歯が無くなって総入れ歯になってから、急速に老人の顔になっていきましたので。
顎から脳への刺激が伝わらず認知症リスクが高まる
咀嚼(そしゃく)は脳の働きを活性化する役割があります。
私と同じブログサービスでブログを書いているid:kemoxxxxxさんも言ってたんですが、歯の根には脳へ通じるスイッチみたいのが付いていて、噛む行為をすることでそのスイッチが押されて脳が活性化するんだそうです。
そのため咀嚼しなくなることにより受けていた脳への刺激が少なくなり、脳の機能が退化し、認知症のリスクを高めることがわかっているそうです。
これからの少子高齢化社会で、最後まで自分を失わず、自分のことを自分で出来るようにするために、認知症のリスクを下げることが大事ですよね。
かくも、自分の歯というのは大事なものなんです。
なので私は半年ごとに定期検診に行ってます
先日も検診に行ってきました。私の家の近くの歯医者さんは、日曜日も開いているので通いやすいです。
右上にちょっと怪しい虫歯があるみたいなんですよ。
削るか、様子を見るか、考える…
そんな感じにいつもなるんですけど、なんとか、様子を見てもらっている感じです。
先生「うーん、今回も様子を見ましょうか」
千日「ありがとうございます!」
先生「それはそうと、本を書かれたんですって?」
千日「ええ(照)そうなんです、良かったら待合室に置いてもらえませんか?」
と言って差し出します。受付でお願いしたら先生がOKと言わないと…と言われまして、スタンバってたんです。
先生「ほほう。私が購入すればいいんですか?」
千日「いえいえ!差し上げます。勝手にサインも書いてます。ホラ」
先生「ハハハ、ありがとうございます!若い患者さんも多いですし、読んで頂けると思いますよ」
衛生士さん「わたしも休憩時間に読ませて頂きますネ」
ということで、かかりつけの歯医者さんの待合室に置いて頂けることになり、次の8月の定期健診の予約も取りました。
歯のメンテナンスと本の販促で一石二鳥というわけです。
日本は長寿国だが歯は短命
日本は長寿の国として知られていますが、歯の健康という側面で見ていくと短命な国なんです。
予防歯科の先進国スウェーデンの場合、80歳時に残っている自分の歯の本数は20本。これに対し、日本は14本だそうです(出展・8020推進財団より)。
日本人の歯が減る理由は虫歯・歯周病の感染率が非常に高いからだそうです。
一度虫歯となった歯は元には戻りません。
さらに同じ歯が再度虫歯となり、削る、詰めることを繰り返していると、最終的には歯が抜ける、抜かなければならない、といったことになってしまいます。
虫歯になったら削るという対症療法が原因なのですね。
最近では、国・地方自治体なども予防歯科に取り組み、徐々に虫歯にしないための治療が日本でも進められるようになりましたけど、まだまだ予防歯科は進んでいません。
まとめ~歯と足腰さえ元気なら何とかなる
やっぱ人間、食べることが一番の楽しみです。
それも自分の歯で。ですから、すこしでも長く、自分の歯でバリバリ食べられるように、次の検診で歯を抜かれてしまわないように、歯を磨くのは結構時間をかけて磨きます。
歯ブラシも音波電動のヤツがあるじゃないですか、あれを使ってテレビとか見ながら歯と歯茎の間のスイートスポットをピンポイントで攻めてます。
こういうの、あまり力を入れて押し付けるんじゃなくて、ふわーっとなにげーに当てるのが良いらしいです。
歳をとってくると頭髪が薄くなってきて、それを気にする人も多いですが、正味の話、髪なんてどーでもいいです。
それよりは歯、それと足腰ですよ。この二つが元気なら、何とでもなる気がします。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
千日のブログでは常時お題を募集しています。冒頭で紹介した記事はリクエストに答える形で公開した記事です。
千日に聞きたいこと、書いてほしいことなどありましたらメールやコメントでリクエストとしてお寄せください。
最近、家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本が書店の陳列から消えてきた感じなんですよね。
売れて店頭から一時的に減ってきているのか、売れないから下げられたのか…?
ああああ、胃が痛いよう。
2018年3月16日
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