住宅ローンはどうやって選んでいる?
どうも千日です。興味深い調査結果があります。住宅金融支援機構が民間住宅ローン利用者に対して行ったアンケートです。
利用した住宅ローンを知るきっかけとして影響が大きかった媒体等(複数回答可)
- 1位 住宅・販売事業者:45.0%
- 2位 インターネット:18.2%
- 3位 金融機関の店舗、相談コーナー:12.2%
住宅ローンを決めるのに、多くの人がその家を買った販売業者の勧める商品を利用しているということですね。
しかし、不動産会社の営業マンは家を売るプロではありますが、住宅ローンのプロではありません。じゃあ、金融機関の相談コーナーに行けば良いのか?というと、確かにそこにいるFP(ファイナンシャル・プランナー)はプロですが、どうしても雇い主の商品を勧めない訳にはいかないものです。
なので、千日のような者の存在意義があるのです。
今回わたしが取材したのは、無料で住宅ローンのアドバイスを行う住宅ローンの窓口株式会社|住宅ローンを、もっと身近にです。
わたしも「千日の住宅ローン無料相談ドットコム」というサイトで住宅ローンの相談に乗っているのでちょっと話を聞かせてください。
とお願いしたところ、快く応じてくれました。お相手いただいたのは、親会社の【住宅ローンテック】 iYell(イエール)株式会社 代表取締役 窪田光洋氏です。私が連載しているダイヤモンドZAIでは「住宅ローン博士」として取材に応じられていて、不思議な縁を感じますね。
不動産会社の営業マン向けの住宅ローン研修から始まった
もともとは不動産会社の営業マン向けに、正しく住宅ローンの提案ができるための知識を教えるコンサルティング・研修事業からスタートしたそうです。
つまり、まぎれもなく住宅ローンのプロなんですね。
もっぱら不動産業者では対応しきれない住宅ローンの悩みをもったお客さんから、住宅ローンの相談を受けていたそうです。それを広く一般に広げようというのがこの住宅ローンの窓口です。
まずは、どんな人がどんな相談をしているのか?に切り込んでみました。
どんな人からの相談が多いですか?
収入が不安定であったり、転職して間が無いなどの場合は金利が高くなってしまうことがありますが、そうした場合でもちゃんと住宅ローンが返せるのか?営業マンの話だけでは不安が残る…という人が多いです。
なにもこれは営業マンの力不足ばかりが原因ということではなくて、住宅ローンっていうのは、その実態が分かってくればくるほど、奥が深いと思うんです。
住宅ローンを借りる人が一番不安に感じることって何ですか?
住宅ローンって一般的なサラリーマンの年収と家の価格を比べれば、会社に例えるとそれこそ社運をかけた大プロジェクトですよね。
普通であれば、その道のプロフェッショナルを招集して入念に調査し、あらゆる事態を想定し、細部まで入念に決めた上で実行することです。
自分の考えだけでは不安だし、専門家ではない営業マンの意見だけでは不安。
これは当然の感覚だと思います。
それに何十年という住宅ローンの期間も不安の種ですよね。
はい。住宅ローンの期間は最長35年ですが、この期間はこれから家を買おうとする人にとって自分の年齢と同じかそれ以上の期間です。
それに、思ったようにはいかないことがあるのが人生じゃないですか。
じゃあどんな計画を立てればいいの?この住宅ローンは無理なく返せるの?
これに対して納得感のあるアドバイスができることを目指しています。
Web・電話・店舗の相談だけでなく自宅に来てもらえる
問い合わせはWebまたは電話からです。その後、本格的な相談を行うには新橋の店舗に来て頂く方法もありますし、ご自宅にコンサルタントが出向いて行う方法もあります。
どちらも、無料です。
(これには驚きました!)
本当に完全に無料なんですか?
本当ですよ(笑)。もちろん、出向いての相談は交通費もかかりますが、今の新橋店はまだパイロット店舗で手狭なため、こちらから出向いている面もあります。
もちろん、家に来られることに抵抗を感じる方も少なくないですから、来て欲しいというご要望があった場合には行きますが、電話だけの方もおられますよ。
これだけのサービスを無料で提供する理由は?
無料で高い品質のノウハウを提供するのは千日さんも同じではないでしょうか?
当社の場合は、従来から行っている不動産会社へのコンサル・研修業務での収入があります。
もう一つは「保険の窓口の住宅ローン版」として金融機関から入る紹介料です。今後は住宅ローンの品ぞろえを増やしていって、お勧めできる商品のバリエーションを増やしていきます。
金利が最も安い商品とは限らないのですよね?
金利が安ければそれが最適な住宅ローンとは限らない、というのは千日さんもブログに書かれていましたよね。
私が好きなのはこの部分です。
定年までに住宅ローンを完済することを最低要件とする、人生のプロジェクトです。
支払いが少なく済むことを「お得」と表現しますが、それは文字通り得をすることが主眼ではありません。
- 長期間の住宅ローンを完済できる可能性とそのスピードを上げる。
- 少子高齢化社会での老後の生活資金をより多く残すことが出来る。
ということです。
間違いだらけの「家の買い方」人生最大のプロジェクトを成功させるには? - 千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答えるより
単に表面上の金利が安い商品を探してくるだけであれば、機械がやってくれます。
将来にわたって安心・安全な金利プラン、その他付随サービスを加味した上で、本当の意味で最適な住宅ローンを提供することが本当のバリューじゃないでしょうか?
自分の家が欲しいと思った全ての人が、無料でその恩恵を得られるということが私どもの存在意義なんです。
こういう考え方は千日さんにとても近いものだと思っています。
まとめ~2018年3月に渋谷店が本格始動
最後の方はちょっと意地悪な質問をしたのですが。まっすぐな目でこう言われると確かにな、と思います。
まだスタートしたばかりの事業ですが、来年の3月に渋谷店をオープンして本格始動だそうです。
千日の住宅ローン無料相談ドットコムでも無料で回答していますが、千日への相談と合わせてご利用頂いても良いと思いますよ。
複数の専門家から助言を得ることで、より最適な住宅ローンを組むことが出来ると思います。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
千日太郎の「家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本」の発売は2018年1月27日でほぼ決定だそうです!
装丁がほぼ固まりまして、来週あたりから本格的に校正が始まります。加減が分からずたくさん書きすぎて、3分の1くらいは削ったのですが、それでもさらに半分くらいに削らないと1冊の本に収まらないのだそうです…
3冊から4冊くらいの分量を書いてしまったということです。
意外と実用書って文字数が少ないんですね。
千日太郎ニュースレターで文字数の関係で泣く泣く削らざるを得なくなった部分など、お見せしていこうと思っています。また、ブログでは書けない大胆な金利予想や裏話などはメルマガ限定で公開していますので、是非登録してくださいね。
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2017年12月12日
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ランキング | 年齢 | |||
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20代 | 30代 | 40代 | 50代以上 | |
新規借入 | 20代800未満 | 30代600未満 | 40代600未満 | 50代1000未満 |
30代600~1200 | 40代600~1200 | 50代1000以上 | ||
20代800以上 | 30代1200以上 | 40代1200以上 | ||
借り換え | 20代借換 | 30代借換 | 40代借換 | 50代借換 |
団信 | 20代団信 | 30代団信 | 40代団信 | 50代団信 |
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