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ある日、夫が会社を辞めてきた

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夫の独立記念日

どうも千日の妻です。いつも夫がお世話になっております。久しぶりに夫について妻の私から書こうと思います。では始めましょうか。

タイトルを見てのとおりだが、夫が会社を辞めてきた。独立するそうだ。私は賛成も反対もしない、本人の好きにすれば良いと思う。

なんて言うとある人は「出来た嫁だ」はたまた「奥さんも稼いでるの?」とか「なんか投げやりな態度だな離婚も近いか」なんて思うんじゃないだろうか。

私が今の心境になるまでには、実に数年の年月を要した。過去から夫のブログを読んでいる人はご存知だろうが、夫は仕事の出来る男ではないし、組織人としての基本も成ってはいないことから、リストラ対象となっている。

元来、何も考えていない楽天的な性格であった夫だが、面と向かって「オマエは要らない」と宣告されたことはそれなりに堪えたようで、私にこう訊いてきた。

 

「会社を辞めてもいいかな?」

 

最初は何を言っているのか私にはよくわからなかったが、要するにリストラ対象になっていて転職を勧められたんだということが分かると、猛烈な不安感が襲ってきた。それから私が夫に何を言ったのかは、よく覚えていない。

 

それっきり夫は「会社を辞める」とは言わなくなり、それまでと何の変化もなく会社へ行くようになった。

 

変化

夫の給料は年々下がっていったが、1年ほど前から不可思議な変化があった。逆に私に小遣いを渡すようになったのである。

 

そもそも夫が小遣い制である。必要な分しか渡していない。しかも給料が下がっているわけだから、数年前よりもその金額は少なくなっていた。そんな夫が逆に私に小遣いを渡せる訳が無いのだ。

 

「何で?このお金どうしたの?」

「イヤ、余ったし…そのなんていうか感謝の気持ち(笑)」

「……ありがとう」

 

実に気持ち悪い。そして夫から私に渡される「小遣い」は徐々に増えていった。

 

「何か悪いことでもしているのではないか?」

 

月に渡される金額が大卒の初任給を超えたあたりで、私はいよいよ怖くなってきた。

 

「そんなお金は要りません、どういうお金か分からないし」

「わかった、じゃあとりあえず貯金しておいて、何かの時に使えばいい」

 

全く分からないし、答えになっていない。そもそも私はこれまでも夫からもらった「小遣い」などには一切手を付けていないし、夫の給料にもほとんど手を付けていない。彼の給料が無くても私は一切困らないのだ。

 

私は一人でも生きていける。

 

それからしばらくして、そのお金の主な出どころはこのブログに掲載されているアドセンス広告というものの広告料であり、ブログが読まれることで広告が表示された回数に比例した金額が夫の口座に振り込まれているということが分かった。

 

人間は自分のやりたいことしかできない

夫がなぜ副業などを始めたのか?私には分からない。よっぽど私がお金のことを心配していると思ったのだろうか?

ブログを書くのにもそれなりに労力を使うようで、夫が私に渡す金額が増えるに比例して夫の睡眠時間は削られていくようであった。

私は彼にもうブログなど止めて欲しいと言った。もうお金なんて要らないから、お金があっても病気になってしまったら元も子もないでしょう?

しかし、こんどは夫は首を縦に振らなかった。

 

「俺もお金なんて要らないよ、だから全部あげてるんだよ、全部きみが使えばいい」

「気持ちは嬉しいけど使わないよ、なんで?」

「人間の脳はね、自分のやりたいことしかできないようになってるんだって」

 

これが、答えになっているのか?要は夫はこれがやりたいだけなのか?

 

「だからね、会社を辞めるよ」

 

数年前は「辞めてもいい?」だったのが「辞めるよ」に変わった。

私は「いいよ」と答えた。

 

2017年7月7日は夫の独立記念日

ほどなくして、本当に夫は会社を辞めてしまい、2017年7月7日の今日、生まれて初めての自分の会社の設立登記を提出してきた。私もそれに付き添った。

夫が「ちょっと見て見て」と私に手招きして見せてきたのがこれだ。

f:id:sennich:20170707235742j:image 

最初300円の切手が2枚かと思ったがゼロが2つ多かった(笑)。設立登記に必要な6万円分の収入印紙である。

そのうち、フリーランスが簡単に出来る合同会社(LLC)の設立方法なんていう記事を書くようになったら、いよいよネタ切れなのだと思って頂ければ良いと思う。

夫がこの会社で何をやろうとしているのか?私には説明されても今一つピンと来なかったが、たぶん夫はやりたいことしか「本当にできない」男なのだ。せめてやりたいことをやらせてやろうと思う。

私もいざとなれば一人でも生きていける。

それぞれ一人でも生きていける男と女がそれでも一緒にいるのが夫婦なのだ…なんて、月並みにまとまった終わり方は私のプライドが許さないのである。

ダメだったらマジで棄ててやろう。

以上、千日の妻でした。

《あとがき》

このエントリーは千日が、千日の妻の視点から勝手に書き上げたドキュメンタリーです。

もちろん妻の検閲などは受けておりません。

2017年7月7日独立記念日

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