千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える

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ネットのイラつく奴にどうしても我慢出来ない時はどうする?

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嫌なヤツはどこにでもいるんです

どうも千日です。訳もなく自分を不快にさせるとか、生理的に受け付けないとか、そういう人っていませんか?
 
  • 職場や身の回りの嫌な人
  • ムカつく芸能人などの有名人
  • 人をイライラさせるブログや掲示板の書き込み
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誰しも各界に「そういえば」と言うのが居ると思います。他でもない千日にもいます。例えば有名人だったら、実写版ドラえもんとか、そういう系統の人は苦手です。

 

生存戦略上その人と触れ合うことにメリットがない

その人やその発言に触れるだけで怒りの感情が湧く
これは損です。できるだけ近寄らないようにします。怒りの感情って身体に良くないんですよ。
 
「病は気から」と言いますけど、あるお医者さんが言ってた話です。
 
病気になって『なんでこんな時に自分は病気になってしまったのか…』とか『一家の大黒柱として不甲斐ない…』など、自分に対して怒りを感じている患者さんの経過は良くないことが多いそうです。
 
反対に重篤な病気でも何故か病室が明るい『お父さんはホント頑張りすぎたから、神様が休みなさいって言ってるのよ』と言うような楽観的な雰囲気の病室の患者さんは、不思議と経過が安定しているケースが多いそうです。
 
つまり怒りの(負の)感情って身体に良くないんです。別に医学的、科学的に証明されなくっても「病は気から」という帰納法で導かれた昔の人の言葉は説得力があります。
 
ですから、どこにでもいる「なんかムカつくヤツ」には自分から近付かないようにするのが、ヒトとしての生存戦略ということです。
 
 

攻撃することで得られるカタルシス

皆が皆「イライラする人に近寄らない戦略」に出たら、この世のいさかいや暴力、いじめ等は激減するでしょうね。
 
そうならないのは、怒りを爆発させることでドーパミンがドバーッと出て『気持ち良くなる』からなんです。
 
ムカつきを抱えたままでいるのはストレスですよね。ヒトは心理的なストレスに背を向けている時は強い不快感を感じます。
 
しかし積極的にそれを受け入れてしまうと心の中に溜まった澱のようなものが浄化されてスッキリするんです。
 
悲しみに耐えている時はますます悲しみが募るばかりですが、手放しでワンワン泣けば立ち直れることがありますよね。

同じように、イライラを我慢して黙っている時はドス黒い感情が渦巻いて我ながら恐ろしいことを考えるものですが、大声で怒鳴り散らすとスッキリするんです。
 
しかし
 
怒りに身を任せるのは危険な事だという事は皆知ってます。自分が怒りを向ける相手から返り討ちに合う危険がありますし、その怒りが周囲に受け入れられず、村八分にされる恐れもあるからです。
 
つまり
 
インターネットを使った言葉による攻撃は、自らの安全を確保した上で存分に怒りを発散できる手段ということです。
 
 

画面の向こうに生身の人間が居る

インターネットでの誹謗中傷を諌める言葉として良く言われるのが「モニターの向こうには生身の人間が居るんだ」という言葉です。
 
しかし、この言葉は意味を持ちません。生身の人間が居るからこそヒートアップし、攻撃することでスッキリ気持ち良くなるのが我々人間です。
 
最近、昔プレイしていたゲームのダークソウルを久しぶりに起動したんですが、2011年に発売されたゲームであるにもかかわらず、まだまだ多くの人がプレイしていて驚きました。
 
世界累計販売本数800万本は伊達ではありませんね。
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このゲームは基本的にプレイヤー同士が敵対する仕様になっています。上の写真のような武器や魔法で相手と闘います。
 
むろん、暴力的な表現がありますし、倒した後に相手を挑発するアクションを自キャラにさせることが出来ます。
 
技術が未熟でも数の有利を生かして嬲るように相手をいじめることも出来ます。
 
自分が上手くなれば、数だけを頼みとする未熟な相手の取り巻きを一人一人倒してジリジリ追い詰め、なかなか終わらせてやらないようなプレイも可能です。
 
本来楽しい『遊び』であるはずが、このような怒りのカタルシスの発散の場となってしまうんです。そして人を熱中させるのは、楽しみよりもカタルシスであることが多いです。
 
 

分かりにくい例えでしたか?

おそらくプレイヤー同士が対戦するゲームをしない人にとっては、非常に分かりにくい例えだったと思います。が、それで良いんです。
 
中には自分の攻撃は正当な批判であって、はてなブログやインターネット、ひいては世の中に害を及ぼすヤカラをはびこらせないようにしてるんだ、なんて本気で思ってる人が居るかもしれません。
 
インターネット上でムカつく誰かを叩く行為はゲームでムカつくプレイスタイルのプレイヤーを倒し、相手が見ているであろう画面に向かって、自分のキャラクターに煽りポーズをさせるのと、物理的にも性質的にも同じです。
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インターネットで振り下ろす攻撃は、当人とごく一部のコアな人々以外は『ナニソレ?ダレオマエ?』の世界だという事です。
 
 

カタルシスを求めるのは人の性です

誤解しないで頂きたいのは、そういうのを求めてはいけないとは言ってないという事です。
 
ダメなんて言ったら、神か仏のように生きていかないといけなくなくなってしまいます。そもそも千日は人間なんてサルとたいして変わらないと思ってます。
 
歴史の教科書の初めにあった人類の進化の絵を見て、アウストラロピテクスはサルっぽい、クロマニヨン人は人間っぽいなんて思うのは本人の勝手です。
 
しかしドコまでがサルで何処からが人間か?なんて線引きは、元サルの人間には出来ないはずなんですよ。
 
つまり
 
自分がネット上のような場で他人を攻撃する場合、そこに大義などは無く、ただカタルシスを得たいサルの本性だという事が自覚できれば良いと思うのです。

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蛇足

ダークソウルでは、自分のキャラクターの状態として『生者』と『亡者』の2つがあります。
 
一度ゲームオーバーになると『亡者』になりますが、見た目が干からびたミイラになり、オフラインになる以外は特に不都合はありません。
 
そして篝火(かがりび)というセーブポイントで『人間性』というアイテムを使用すると、生者になり、オンラインプレイが可能となります。
 
そしてオンラインプレイは、この『人間性』というアイテムをプレイヤー間で奪い合う仕様になっています。
 
昨日、何気なくその篝火(かがりび)で、生者なのに『人間性を使用して生者になる』を選択すると…
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あなたは亡者ではありません
OK
これを見てホッとしてしまった私は相当、疲れているんでしょうね。
 

以上、千日のブログでした。

千日のブログでは、役に立つ話、まあそこそこ役に立つ話、役に立たない話、色々と取り揃えています。よかったら読んでみてください。

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