ブログがバズりました
どうも千日です。昨晩、賢者タイムの15分で書かれた記事がバズりました。
やたー!ということで、今日はバズったブロガーがついやってしまいがちなこと(でもやらない方がいいこと)をランキング形式でお送りします。
ちなみに、その後そのページにアドセンスから警告が来たため、削除しましたので現時点でそれを見ることは出来ません(⌒-⌒; )
初めに断っておきますが『やってはならない』とは言いません。『やらない方がいいカモね』位の感じです。
バズとは
バズって何?という人のために簡単に説明しておきます。
バズとは、はてなブックマークのホットエントリー(略してはてぶホッテントリ)やツイッターなどのSNSなどで記事が取り上げられて、注目が集まって爆発的に拡散されていく状態のことを指します。
一日で数千~数万のPVがたった一つの記事に集まります。祭りのような状態です。そして祭りの後はスーッと引いていきます。この祭りの後の寂しさもまた、バズの特徴です。
第一位 バズ報告、PV報告、収益報告
やっぱコレでしょう、誰もが通る道です。
千日も一年ほど前にGoogleのニューストピックに2日連続で載って人生初のバズを経験しました。SNSによる拡散ではなく、検索順位によるものなので、ちょっと毛色が違いますが、当時はそんなの分かりませんでした。
- バズ報告⇒誰得です
- PV報告⇒誰得です
- 収益報告⇒誰得です
いいんですよ、ブログって日記なんですから。何を書くか自分の自由です。しかし、『バズってうれしい』『もっと増やしたい』と思っているならば、やらない方がいいです。
見知らぬ一般人、その何気なく書いた文章が同じ一般人の共感を集め、視点が面白かったり、価値があったりしたから、口コミで広がったんです。
では、見知らぬ一般人の書いた記事がバズった事実、そのPV数、その儲け、これが共感を集めます?
だからどうした、読んで損した 。
そういう事です。
繰り返しますが、いいんですよ書いても。書くなとは言っていません。
やっておいた方が良いコト① 内部リンクを貼る
バズった記事は被リンクが沢山集まり、Googleの評価が高まっています。その記事から過去の関連する記事への内部リンクを貼ります。
- 過去記事のGoogleの評価が上がり、検索順位が上がる=PVの底上げ
- バズによって訪れた読者に過去記事を読んでもらえる=直帰率の改善
ただし、全く関連の無い記事にリンクを貼るとかえって逆効果です。
Googleから価値の無いサイトの烙印を押されてしまう可能性がありますよ。
やっておいた方が良いコト② 新たに関連記事を書く
バズった記事の何がよかったのかを分析して、新たに関連する記事を書きましょう。もちろん、バズった記事から内部リンクを貼ります。
- 新たな記事のGoogleの評価が上がり、検索順位が上がる=PVの底上げ
- バズによって訪れた読者に新たに書いた記事も読んでもらえる=直帰率の改善
第二位 舞い上がって天狗になる
もう働かなくてもブログだけで食っていけるようになるんじゃ…
ひょっとして、天才かも…
いえいえ、ジッサイ大したこと無いんですよ。自分が書いたブログの記事が一日に何万人に読まれたといっても、ほとんどの手柄はインターネットとSNSにあるんです。
むろん面白い記事なら、ついシェアしたくなります。ネズミ算的に広がっていくんです。
- facebookのユーザー1,400万人
- Twitterのユーザー2,175万人
- Google+のユーザー1,500万人
- はてなユーザー340万人
記事がこれらSNSの拡散の仕組みに乗っただけのことです。
殆どの人は、自分の記事を自発的に探して読んだわけではありません。
知り合いに勧められて読んだだけです。
その証拠にバズは持続しません。大抵は3日以内に鎮静化します。もしも自分の記事にそれだけの価値があれば、その人達はその後も自分の記事を探して読むようになって、さらにPVが増えていくはずですよね。
謙虚さを忘れてはいけません。
書き手の慢心は記事のクオリティを下げます。
第三位 心無いコメントに影響されてフォームを変える
バズると、たくさんの人がブログにやってきます。中には必ずネガティブなコメントを残す人が一定数います。無視すればいいです。
でもね、意外と厄介なんです。
千日のように、煮ても焼いても食えないおっさんで、ブログのスタイルもあまり人間臭さを入れないタイプだとあんまり噛みついてくる人もいませんし、被害は少ない方だと思います。
しかし、面白い記事を書く人っていうのは、柔らかい心を持っている人が多いんですよね。バズの時の中傷コメントに影響されたのか、直後の記事に精彩を欠いてしまう例はよく見かけます。
言い訳と予防線が増える。
無視しているつもりでも、やはり人間ですから少しは影響を受けてしまうんです。
ゴルフのスイングとかバッティングフォームとか、周囲に色々言われすぎて訳わかんなくなるのとちょっと似てる気がするんですが、どうでしょう?
言い訳や予防線の例は、このブログの書き出しみたいなやつです。
初めに断っておきますが『やってはならない』とは言いません。『やらない方がいいカモね』位の感じです。
こんなこと書く必要ないんです。そんなの読んだ人の自由じゃないですか。
こういった事前の言い訳や予防線は文章のリズムを狂わせます。
中には『まあしょうがないかな』という批判コメントもあるかもしれませんが、通りすがりの馬の骨の影響でその後の記事のクオリティを下げることは、固定読者を失望させてしまいます。
誰しも転んだら痛いです。だからといって
- 転ぶ前に受け身をとるような守りに入ってしまう
- 根本的なフォームをも変えてしまう
それでは本末転倒だと思いますよ。
以上、千日のブログでした。
《あとがき》
ブログを始めたばかりのころは、バズりたいという思いが強かったです。
でも、ちょっと慣れてくると、バズらせられる方法が分かってくると同時にバズが邪魔だとも思うようになってきます。
少なくとも宣伝になるんで別にいいんですけど、そういう記事は結局消すことになるんですよね。一過性で、賞味期限が短いんですよ。
2016年8月15日
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