千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える

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水沢ダウン シャトルを全部見せます

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水沢ダウンを買いました

どうも千日です。今日は知る人ぞ知るデサントの水沢ダウンを買ったので、その機能に裏打ちされたデザインの全てを余す所なくお伝えしたいと思います。
 
ここ10年『もう着る物なんて何でもイイや』と思ってましたが、どうしてもコレだけは欲しくなっちゃいました。きっかけはチルド氏のアドセンスで儲かったから水沢ダウンを買ったよ - 散るろぐです。
 
高級ダウンジャケットといえば、今まで千日は、モンクレール位しか知りませんでしたが、日本発のブランドとしては最近かなり売れているらしく話題になっていますね。
 
水沢DOWN
水沢ダウンの裏地に染め抜かれたロゴマーク 
水沢ダウンは、ジャケットの黒の裏地に白で染め抜かれたブランドロゴが目印です。この水沢DOWNっていうロゴマークは、デサントのオルテラインというダウンジャケットの中でも特別な製品にだけ付いています。
 
これの意味が分かる人には堪らないロゴマークです。

水沢工場のモノ作りの真髄

デサント(DESCENT)のオルテライン(ALLTERRAIN)http://www.descente.com/allterrain/index-JP.htmlのデザインコンセプトは『デザインはすべて機能性に従事したものである』だそうです。
 
装飾としてのデザインではなくて、すべて理由があり、機能性を伴ったデザインであるということです。
 
千日の大好物です。
 
水沢ダウンっていうのは、このオルテラインの中でも特別な存在で、岩手県水沢市の水沢工場で職人さんが手仕上げしたモノだけに与えられる称号なんです。
 
水沢工場はこれまでにスキーウェアや競馬用ジョッキーベスト、消防防火服など製造過程において高度な技術を必要とする製品を製造してきた工場だそうです。
 

大阪ではららぽーとエキスポシティのデサントブランにあります

デサントブランは大阪の万博公園に最近出来た大型ショッピングセンターのららぽーとエキスポシティの2階にあります。

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真っ白なお店です。ダウンジャケット以外にも色んなアウターがあります。ららぽーとエキスポシティは凄い人人人なんですけど、ぼかしを入れるのが面倒なので、人が通らない一瞬を狙って撮影しました。
 

試着すると独特のフィット感に誰もが驚くという噂は本当だった

水沢ダウン『シャトル』お店で陳列しているのは全てサイズLです。

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ネットの噂では試着すると『おぉ⁉︎』となるそうです。噂通りです、アラフォーの千日が今まで経験した事の無い種類のフィット感です
 
チルド氏は水沢ダウン初体験の当時を振り返って、このように語っています。
袖通した瞬間に「これ!」てなります。
からだにフィットしてるのに、腕がぐるぐる回せるんですよ。
人工物なのに、まるで意思を持っているかのように身体にフィットして来る感覚です。普通のジャケットなら腕を上げると、裾が一緒に釣り上がって来るものですが、それがほとんどありません。
 
水沢ダウンにはこの後述べる数多くのハイテク性能があり、http://www.descente.jp/features/mizusawa_down/でも公開されているんですが、最も他と異なる特色は、この独特のフィット感にあると思います。
 
もう1つの特色である耐水性については、オフィシャルサイトに詳しく解説されていますが、不思議な事にこの独特のフィット感の秘密については、一切の記述がありません。
 
ユーザーがダウン1着に10万円近いカネを払う、決断の大きな決め手であるのにも拘らず、です。
 
実はこのフィット感の秘密こそがデサントのトップシークレットではないか?と思ってしまいますね。
 

水沢ダウンの耐水性を実現する3つの加工技術

耐水性を実現する3つの技術を解説します。
  1. 熱接着ノンキルト加工
  2. シームテープ加工
  3. 止水ファスナー
一般的なダウンジャケットの弱点は『水』H2Oです。生地が防水加工されていても、縫い目に針を使っていると、どうしてもそこから水が入ります。
 
水分子の直径はナノメール=1,000,000分の1㎜の世界です。そんな水分子も通さない針の穴で縫製するなんていくら何でも無理ですよね。
 
そこで縫製に殆ど針を使わないという発想の転換により、他には無い耐水性を実現したんです。水が入らないんですから、当然羽毛抜けもありません。
 
ダウンの宿命と思われていた水と羽毛抜けが、日本のハイテク技術と職人技によって克服されている、恐らく唯一のダウンです。
 

⒈熱接着ノンキルト加工

差しステッチ部分を熱接着によるノンキルト加工にする事でダウンパックへの水分子の侵入を防ぎ、高い耐水性を実現するとともに縫い目の穴が無く羽毛抜けも防ぐ技術です。
 
空気も漏れないので保温性にも優れます。これを実現するために、実に200もの工程職人さんの高い技術を必要とするそうです。
 

⒉シームテープ加工

服の形にするのにどうしても縫製が必要になる肩の部分、袖ぐり、脇線の部分にはシームテープ加工を施すことで水の侵入を防止しています。
 

⒊止水ファスナー

前立て外側のファスナーや脇ポケットファスナーには止水加工を施した特殊なファスナーを用いてます。よく見ると、ファスナーのレールの外側が防水繊維で保護されています。これで水の侵入を防止しています。

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水沢ダウン シャトルの各部紹介

見える部分の説明に移ります。デザインや機能にも随所に水沢ダウンの機能性に裏付けられたデザインの魅力が認められます。
 
デザインはすべて機能性に従事したものである。
オルテラインのデザインコンセプト
  1. 前立ての2つのファスナー
  2. 脇下のベンチレーション
  3. 引っかかる部分を排したデザイン
  4. 洗濯用のファスナー
 

⒈前立ての2つのファスナー=止水と通気性

前立てのファスナーが2段になってます。つまり内側に着ている服のボリュームによって、一段ゆったりした状態で前のファスナーを閉めることが出来るんですよ。しかしそれだけではありません。

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❶外側ファスナーは止水
外側のファスナー(写真左側)には止水加工を施したレールになっています。これを閉じることで外側からの水の侵入をシャットアウトします。
 
❷内側ファスナーは通気性
内側のファスナー(写真左側)と外側のファスナーの間の生地は通気性のあるメッシュ素材になってます。優れた耐水性で内側にこもりがちな熱気と湿気を外に排出する機能があるんです。
 

⒉脇下のベンチレーション

左右の脇の下にあるファスナーは、通気性=ベンチレーションを確保する為のモノです。なぜこんな所にあるのか?これも機能性に裏付けられたデザインなんです。

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❶冷たい外気と水の直接的な侵入を防ぐ
腕を下げた通常の姿勢でこの隙間が外に露出することはありません。つまり外からの直接的な風雨や雪が入り込むことが無いのです。
 
❷着る人の動きによって自然に熱気と湿気を排出する
歩いたり作業をしたりする自然な動きによって、脇の下に付いている隙間から、中の熱気や湿気が排出される仕組みです。
 
優れた保温性と耐水性によって中にこもりがちな熱気や水分を一方通行で外に排出する。機能性に裏打ちされたデザインという訳です。オルテラインのコンセプトそのものですね。
 

⒊引っかかる部分を極力排したデザイン

オルテラインのシャトルはタウンユースを想定した少し薄めのモデルです。細身のラインでスッキリしてます。一見前ポケットも無いように見えますが、ちゃんと付いてます。

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❶上からの被せでファスナーを隠し風雨の侵入を防ぐ
その前ポケットにも、優れた機能性があるんです。上から被せるようにファスナーが隠されているので、スッキリして見えるだけでなく、そこから風雨が入り込むのを防止してます。
 
❷ウエストを絞るアジャスト紐を前ポケットに隠す
普通のダウンなら、前からダランと下がるアジャスト用の紐が前ポケット内に隠されているんです。

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こうすることでデザインがスッキリするだけでなく、紐が引っかかったり、アジャスト金具が当たったり壊れたりということが無くなります。
 
❸フードの調節はBoaシステムを採用
フードを絞りたい場合はフードの後ろにある丸いダイアルを時計回りに回すと、中のワイヤーが巻き取られてフード全体が小さくなる仕組みです。
 
緩めたい時はダイアルを手前にカチッと音がするまで引くとワイヤーが解放されて緩まる仕組みになっています。

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コレはスキーウェアなどに採用されているBoaという技術で、引っかかる紐を無くすことが出来るんですね。
 

⒋洗濯用のファスナー

内側の裏地には左胸の内ポケットと、両脇腹辺りに2つの洗濯用ファスナーが付いています。
写真の左側に見切れているのが洗濯用ファスナー

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洗濯用ファスナーの拡大(開けた状態)

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この洗濯用ファスナーを開放して洗濯することで、裏地の裏側もキレイに洗濯することが出来るんですね。耐水性が極めて高いことから、必要となるファスナーです。
 

ジャストのサイズ感がシルエットがキレイでお勧め

千日が購入したのは水沢ダウン シャトルのMサイズです。着るとどんな感じになるか、気になりますよね。
 
シャトル85,000円(税別)は2014年ISOPアワード、ジャパングッドデザイン賞100の特別賞を受賞した水沢ダウンの軽量モデルです。タウンユースならこれで必要にして十分と判断しました。
 
シャトルMサイズ前

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シャトルMサイズ後ろ

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タグに付いてる水沢ダウン シャトルのMサイズの推奨サイズは以下の通りです。
  • 胸囲89〜95センチ
  • 身長167〜173センチ
コレに対してモデルの千日のスペックは以下の通りです。
  • 胸囲97センチ
  • 身長170センチ
胸囲は2センチオーバーしてますが、身長はちょうど中央値ですね。
では、着てみましょう。
 
ジャーン
水沢ダウン シャトル Mサイズ(モデル身長170胸囲97)

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顔がリンゴのように赤くなってます。が、そこは流してくださいね。内側にはシャツとベストを着用してます。
 
シックな見た目でパッと見は8万円を超すダウンには見えませんが、そこがイイんですよね。
 
胸囲が2センチオーバーしてますが、そのくらいなら全く問題ありません。中にジャケットは、着れないことはないです。しかしさすがに肩の辺りが窮屈になります。
 
シャツの上から羽織るのがオススメです。それでも十分な保温性を発揮します。
 
今回わたしはシャトルを買いましたが、ブルータスはアンカーを買いました。「アンカー」についてはこちら詳しく書きましたのでよろしければどうぞ。

以上、千日のブログでした。

《あとがき》
水沢ダウンはちょっとしたスーツ一着分くらいの値段はしますが、一生もの級の価値を感じます。
こちらの楽天サイトでは着た状態でのいろんなアングルからの写真があります。

 

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