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空手の前蹴りで覚える武道的な身体の運用について

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空手の前蹴りは脚による攻撃の基本です

どうも千日です。今日は2020年の東京オリンピックの新種目になるか?注目度の上がってきた空手道ですね。

空手道の型や組手を理解するのに欠かせない武道的な身体の運用について、脚による攻撃の基本である前蹴りを例に解説したいと思います。

 

空手の前蹴りは非常に危険な技です

空手といえばやはりハイキック(上段回し蹴り)がもてはやされますが、あれは転んだら立ち上がるまで待って貰えるルールがあるからです。
 
前蹴りは常に自分の体重を支えている足による攻撃であり、拳による突きよりも体重•スピード共に乗りやすく、非力な者でも充分な威力を発揮できます。
 
手はそもそも硬いものを殴る為の構造にはなっていません。素手の拳を武器にするには相応の技術と鍛錬が必要です。その点、足の裏は普段から硬い地面に接して自分の全体重を支えている頑丈な部位です。
 
前蹴りは小さく非力な者でも大きな相手に充分なダメージを与えることのできる技なんです。
 
身体を鍛えた者なら尚更です。千日が前蹴りをして非常に危険な技だという理由がお分かり頂けたでしょうか。
 
また、空手の前蹴りの稽古に前屈立ちからの前蹴りを繰り返すものがありますが、これを正しく反復することで武道的な身体の運用を覚えることができます。
 

空手の稽古で行う前屈立ちからの前蹴り

これは、空手の初心者が初めて学ぶ蹴りの練習方法です。
  1. 前屈立ちの構え
  2. 後ろの脚を引き付ける
  3. 蹴った後、前に踏み出すことなく元の前屈立ちに戻る
 

1.空手の前屈立ちとは

空手の前屈立ちとは、足を前後に開き(左右どちらの足が前でも構いません)前の膝を曲げ、後ろの膝を伸ばした空手の構えです。
 
重心が前にかかります。かかる体重の比率は、
  • 前7
  • 後3
の割合です。
 

2.脚を引き付ける

白帯の初心者がなかなか身に付けられないポイントです。ここでは敢えて『前方を蹴る』というプロセスは省きました。
 
初心者が前蹴りを放つ際、素早く蹴ろうとすればする程、後ろ脚で地面を蹴った反動で脚を前に蹴り出そうとします。これは武道的な身体の運用ではありません。
 

地面を蹴って放つ蹴りは『遅い』蹴りです

言葉を変えれば、下記の二つの意味で遅い蹴りです。
  • 相手にこれから前蹴りを放つことを予告してから放つ蹴り
  • 蹴ろうと思ってからワンテンポ遅れて放つ蹴り
予告してから放つ蹴りという理由は、地面を蹴ったその反動で上半身が伸び上がるからです。通常、脚は視界の端でしか捉えられないんです。しかし地面を蹴ると蹴りの動作に入る前に上半身にそのモーションが出てしまうんです。
 
蹴ろうと思ってからワンテンポ遅れる蹴りというのも、大体同じですが、蹴り脚のスピードも遅いです。
 
地面を蹴る時に一旦脚を伸ばす方に力が入り、それから脚を畳み込むために曲げる方に力が入るからです。前に脚を蹴り出す前に二つの動作を脳の指令で行っているんです。
 

脚を引き付ける速い(早い)蹴り

脚を引き付ける蹴りは二つの意味で速い(早い)です。
  • 引き付けるというワンテンポの脚の動きで速い
  • 引き付けるという一つの脳の指令で早い
速い蹴り脚のスピード
脚を伸ばす筋肉と脚を曲げる筋肉は正反対に付いています。逆の動きをする筋肉が完全に弛緩しないとブレーキになってしまうのです。これに対して動作の始めから曲げる方向にだけ筋肉を使えば、逆方向の力が残らない分だけ速く蹴りの動作に入れるのです。
 
早い反応
また、もしアクセルを戻すとブレーキがかかる自動車があったとしたら、その自動車は普通の車よりも早くブレーキをかけられます。
 
この違いはコンマ一秒も無い程の僅かな違いですが、勝敗を分けるのはこの僅かな違いなんです。
 

3.脚を鞭(ムチ)のように使う

蹴った後、前に踏み出すことなく元の前屈立ちに戻る動作は、正しい身体の運用が出来ていないうちは、ちょっと変則的なスクワットのようなエクササイズになります。
 
脚が力(りき)んでいるんです
 
蹴りを放つ瞬間は全体重を軸足が支え、戻る際に軸足を使って戻るような運用では脚が力んでしまっています。
 
前屈立ちの体重配分のまま後ろの脚のつっかえ棒を外す(引き付ける)
何もしなければそのまま後ろに尻もちを着いてしまいます。しかし、尻もちを着くように身体が後ろに傾いてしまう前に蹴りの動作を終えて再び後ろ脚を着地させるのです。
 
前蹴りの為に腰を前方に繰り出す動作もありますが、ポイントは後ろの脚を引き付けた瞬間に完全に脚の力を抜くという点です。
 
これが出来ていると蹴って戻る時に踵がお尻に当たる位に完全に脚を畳み込むことができるので自分で判定できます。
 
力み(りきみ)が残っていると大腿部の前後の筋肉(太ももの筋肉)が邪魔をして脚を完全に畳み込むことが出来ません。脚は大きな筋肉がついてますが、その筋肉が逆にブレーキになってしまっているんです。
 
力みを無くすことが出来ていれば、自分の脚が鞭(ムチ)のように繰り出せていることを実感できるでしょう。その具体例が踵がお尻に付く程畳み込めているかです。
 
正しい身体の運用が出来ていると、稽古の形はエクササイズにはなりません。
 

以上、千日のブログでした。 

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