ブログで最も大事なことは『何を書くか』その次が『どう書くか』
どうも千日です。今日はちょっと偉そうな事を書きます。
ブログでは『何を書くか』が一番大事です、その次が『どう書くか』です。
当初はブログの書き方について、『雑記•日記をコンテンツにし、検索流入させるブログ文章の書き方』というような内容の記事を書こうと思ってました。
千日のブログは現在その8割がGoogleとYahooからの検索流入です。色んな試行錯誤で今のスタイルになりGoogleウェブマスターツールではブログ全体の平均検索順位は10位前後で推移してます。
ウェブマスターツールについては、これがどうなのかイマイチ分かりません。8割検索流入する目安として考えて頂ければと思います。
検索流入させたいというニーズはあるでしょうし、そのノウハウを提供できると思ったのですが、ある人から寄せられた千日の記事へのコメントを見て気持ちが変わりました。
ブログの書き方で大事なのは『どう書くか』より『何を書くか』です。『どう書くか』より先に記事にしなければならないことがありました。
下の写真は千日のある記事に寄せられたコメントです。
千日が公開した過去記事の『【東芝不正会計問題】それでも私が東芝を支持する理由ー千日のブログ』に寄せられたコメントです。
千日さん ありがとう
名前は無いです。千日のブログははてなブログに登録していなくても、誰でもコメントを残せるようにしています。
殆どのマスコミや専門家の記事が、東芝のコンプライアンス体制の不備や経営者のモラルを批判する中で、おそらく唯一、東芝の組織としての自浄力と従業員の質の高さを評価した私の記事に寄せられたコメントです。
この記事を公開してよかった
私の記事が、最も読んで欲しい人に届いたことが分かりました。それは、自分の仕事と会社に誇りを持って仕事をしている東芝の社員です。
ブログを書き続けて来て本当によかった
まさか自分の書いたブログで、こんな経験が出来るとは思っていませんでした。恥ずかしながらインターネットをナメてました。
個人がキーワードやSEOだけに偏向する風潮
インターネットの可能性は想像よりも大きいです。個人の書いたブログであっても、マスコミや専門家のサイトにも十分に太刀打ち出来るフラットさがあります。
インターネットで検索すれば、検索順位を上げるSEO対策のための様々な手法や文章術が公開されていますね。これが行き過ぎると、検索上位が皆似たような記事ばかりになるんです。
実際、東芝不正会計問題が良い例です。東芝に関連してアンチなキーワードを散りばめたマスコミのプロライターの記事が検索結果の上位を占める。
それを追うようにPV増を狙う個人ブログも似たような内容の記事を量産しがちです。検索で容易にPVが増えるからです。
個人ブログの本当の強み
私自身の過去記事も含め、検索上位にある東芝を批判する記事を見るにつけ『ちょっとこれは違うな』と思ったのが件の記事を公開した動機です。
- この書き方では東芝の大部分の真面目に仕事をしている従業員が辛すぎる
- この書き方では企業会計や株式投資にそれほど明るくない一般の人達の印象をミスリードする
マスコミやプロのライターはカネになる記事しか書けないです。ここで東芝を支持する記事は書きたくても書けないんです。
個人ブログなら、自分がライター兼編集長兼社長ですから、自分の信念に基づいて何を書くか、自分で決められるのです。
パソコンのモニターの向こうにいるのは生身の人間です
千日が書いた記事は、自分の仕事に誇りを持ってやっている多くの東芝の社員に向けたエールです。今回の記事は、東芝の社員に向けて書きました。
それが良い意味で届いたということは、この上ない喜びです。
むろん
検索順位はそのブログの力です。検索上位を狙うことを否定するつもりはありません。しかし…
その力を何に使いますか?
- 読んだ被害者や関係者をただ傷つける?
- より良い世の中にするための影響力にする?
それは私達がブログに何を書くかにかかっているんです。多くの人にこれを踏まえた上で、ブログの文章術やSEOに取り掛かって欲しい、というのが千日の願いです。
偉そうな事を書きました。最後まで読んで頂きありがとうございます。