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ジョジョの奇妙な冒険の個性的なスタンドと魅力的なスタンド使い達。コンプレックスに向き合う

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ジョジョのスタンドの魅力はコンプレックスにある

どうも千日です。

大人になってから読むジョジョの奇妙な冒険の魅力について、これまでは主にストーリーの名場面や登場人物が語る名言•名セリフについて記事にして来ました。
 
今日は今やジョジョシリーズと切っても切れない関係にあるスタンドについてです。その魅力は、スタンド使い達の強いコンプレックスにあります。
 
そして彼らはコンプレックスから逃げず、それを受け入れ、自分の武器にし、強さに変えているんです。

 

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ジョジョシリーズといえば今や『スタンド』を抜きにして語ることは出来ません

『スタンド』とは持ち主の傍らで超常的な能力を発揮して他人を攻撃したり持ち主を守ったりする守護霊のようなものです。
 
作者の荒木飛呂彦氏によるとスタンドとは超能力を目に見える形に表現したものと語っています。
 
『裏付けというか説得力というか、そういうものが欲しかったんです。「ムッ」と念じるだけで物がバーンと割れるんじゃなくて、他人には見えないんだけど実際に何か出て来て、そいつが物を割ってくれる、みたいな』
 
スタンドの能力や姿は様々です。その姿は人間に似たものから、動物や怪物のようなもの、第5部では『ラジコン戦闘機』のようなスタンドも出てきますね。ナランチャのエアロ•スミスです。
 
能力も千差万別ですが千日はそこにある共通点を見付けました。
 

スタンド使いの誰もその能力や姿を選んだわけではない

『スタンド使い』とはスタンドを自分の意思で使うことのできる人間を言います。多くのスタンドはちょっと不気味な外見でその能力は確かに超常的ですがそれが戦闘の役に立つのか?と思うような能力も多いです。
 
そしてスタンド使い達は遺伝やある出来事をきっかけにその能力を発現させるのですが、誰もが初めから望んだ能力ではありませんでした。
 

人の持つコンプレックスに良く似ている

コンプレックスは劣等感と混同して使われることが多いですが、心理学的にはちょっと違うらしいです。
 
コンプレックスというのはwikiによると何らかの感情によって統合されている心的内容の集まりで、分析心理学上のフェティシズムだそうです。
 
そっち方面は門外漢ですし迷路に入ってしまうので、このブログではコンプレックスというのは『強いこだわり』でその人が生きにくくなっている原因になるものとしますね。
  • マザー(ファザー)コンプレックス
  • ロリータコンプレックス
日本人の場合はその強いこだわりが劣等感として表面化することが多いから混同して使われるんでしょう。
  • 外見に対する劣等感
  • 学歴に対する劣等感

コンプレックスは武器にもなる

自分の持っている強いこだわりは、他人にはないものです(他の人は他の人で違う所に強いこだわりを持ってるんですが)。
 
多くの人はそれから目を背け、劣等感という形で自分を縛って生きにくくしています。しかし、それと向き合い受け入れることで武器にすることが出来る可能性を示唆しているんです。
 

ジョジョの戦闘はそういう闘いです

スタンドの中には何だこりゃという能力もありますが、スタンド使い達は味方も敵もそれを最大限に駆使して全力で闘います。
 
例えば第5部序盤のカプリ島では『触ったものをその場に固定する』という能力のスタンド(クラフト•ワーク)が登場します。いったいそれが戦闘の役に立つの?と思いますが…

【下の一部にはスタンド能力のネタバレを含みます】

カプリ島の玄関 マリーナ•グランデ
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  • 銃弾が皮膚に当たった瞬間固定するので銃で致命傷を与えられない
  • 空中に投げた石を『固定』させ、それを足場に道無き空中を移動出来る
  • 空中に固定させた石を指先でトントンと叩いて力を蓄積させ、力が十分に貯まった所で能力を解除することで銃弾のように相手を攻撃する

銃弾を操るスタンド、セックス•ピストルズを使うグイード•ミスタはかなりの苦戦を強いられました。セックス•ピストルズは千日が第5部で一番好きなスタンドです。

ナンバー1からナンバー7の6体(4は縁起が悪いので欠番)の銃弾の大きさの小さなスタンドです。一人一人性格が違ってカワイイんです。私も欲しい(笑)

 
 
 
 

【ここから先ネタバレは無しです】

よくぞ、ここまで考えたものですよね
ジョジョの奇妙な冒険のスタンド同士の戦闘では、敵も味方もそれぞれの能力の可能性を『これでもか』というほど引き出して互いに死力を尽くします。
 
そして、最後まで諦めず自分の能力の可能性を模索し、それを行使した方が勝利する。そういう闘いです。
 

そんなジョジョのスタンド使いには『変なヤツ』が多いですが魅力的です

皆こだわりの強い、コンプレックスの塊みたいな人間です。もしも近くに居たら迷惑千万な変人ばかりですが、そんな彼らが死力を尽くして闘う姿はとても魅力的です。

たとえ敵役であっても、彼らが魅力的な理由の一つに、彼らに劣等感が感じられないことがあると思います。

彼らは変人ばかりですが、皆ありのままの自分を受け入れていて、自分のコンプレックスにまっすぐに向き合っています。

このことが、敵役であってもジョジョのスタンド使いが魅力的な理由の一つじゃないでしょうか。

以上、千日のブログでした。

大人のジョジョシリーズ
ジョジョの奇妙な冒険 第5部 モノクロ版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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